オフザピッチ研修「若手選手移籍に伴う費用発生の規則・考え方」を理解しよう

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名古屋グランパスのアカデミーではオフザピッチ研修として強化・アカデミー・スクールスタッフを対象に「若手選手移籍に伴う費用発生の規則・考え方」について学びました。
(公財)日本サッカー協会 法務管理部 播磨謙悟様にご協力を賜り、リモート形式にて講師を務めていただきました。


概 要

研修日時2020年9月25日(金)11:00~12:15(75分間)
参加対象強化・管理スタッフ/アカデミースタッフ/スクールスタッフ 約40名参加
目 的選手の移籍に関する基本的な制度、若い選手を育てる立場から重要な以下2つのルールを理解する
  1. 育成補償制度について(育成に対する対価)
    →若い選手を育てることの制度上の意義を理解する
  2. U-18選手の国際移籍に関するルールについて
研修内容
  • 国際移籍(FIFA規則)について
    [1]トレーニング補償金とは [2]連帯貢献金とは
  • 国内移籍(JFA規則)について
    [3]JFAトレーニング費用とは [4]JFAトレーニングコンペンセーションとは
  • 未成年の国際移籍禁止の原則について

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昨今、日本サッカー界でも若手選手が海外でのプレーに憧れ挑戦することやプロサッカー選手として国際移籍する事例も増えてきております。その事実を踏まえ、現場に立つスタッフの皆さんにも若手選手を取巻くFIFA・JFA規則や考え方を理解してもらうことで、日頃からプロサッカー選手を目指し、日々トレーニングに打ち込むアカデミー選手の相談役となり適切な助言や物事がスムーズに進むようにサポートしていきたいと考え本研修を企画しました。

研修の中ではスタッフから「アマチュア選手として海外へ移籍し、また異なる国でプロ契約した場合は、トレーニング補償金は適応されますか?」や「海外でプロ契約選手として活躍し、同国内で移籍した場合は、連帯貢献金の権利は発生しますか?」など質問もあがりました。研修内容も選手の様々な具体的パターン移籍事例を紹介して頂けたので、非常に分りやすくリアリティを持って規定に沿った費用計算の考え方について理解を深めることができました。

今回、研修実施に向けご理解とご協力をいただきました、(公財)日本サッカー協会 法務管理部 播磨謙悟様、ありがとうございました。