オフザピッチ研修 山崎ランバード工場見学~ミズノ株式会社~

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12月24日(火)、名古屋グランパスのアカデミーではオフザピッチ研修としてミズノ株式会社様にご協力を賜り、グランパスU-13選手を対象にシューズ等を製作する「山崎ランバード工場」を見学させていただきました。

早朝、バスでクラブハウスを出発し、5時間かけて兵庫県にある工場へ向かいました。
到着後まず初めに、増谷工場長より会社の概要や工場内の製造状況や製作するアイテムなどについてご説明をいただきました。

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その後、2グループに分かれて実際にシューズなどが作られている工場内を見学!!
デザイン図からパーツを作成し、"ラスト"という足型の模型へパーツやアッパーなどを接着したり縫ったりして少しずつ製品化していく作業工程の多さには驚きました!
しかも、何が一番驚いたかというと、多くの作業が人の手作業で製作されていること。実際に、道具を駆使し作り上げていく工程は、とても印象的でした。
残念ながら、工場内は撮影NGで言葉でしか伝えることはできませんが、日頃、選手たちが足を通しているスパイクがどれほどの時間を費やし、人の手が加わって完成されているか、ということを実際に見て感じることが出来ただけでも、本研修の意義があったと思います。

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工場見学後は、座学ということで「フットウェアクラフト」を専門にされている亀井晶さんのお話を聞かせていただきました。
冒頭、『皆さんシューズの裏を見ることはありますか?シューズの減り方や削れ方を見ると自分の癖が良く分かります!1週間に1回ぐらいはシューズの裏を見ましょう!』と説明。
また、足の骨の話や鞣した皮を触れると選手たちも興奮気味!

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亀井さんは普段、足型を測定したり、足型から特性を導き出し、アスリートを足元からサポートするお仕事をされているそうです。これまでも多くのトッププロアスリートを支え、来年の東京オリンピックに出場する選手たちもサポートされているそうです。

今回、特別に選手2名の足型を測定してくれました!!
選手によっては、小指が上手く使えていないことや踵へ重心が乗り過ぎてしまう現象があり、改善へ向けてアドバイスもいただきました。

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最後は、みんなで記念撮影!!
いつも、当たり前のように履いているスパイクも、これからは数段違った見え方をするのではないでしょうか。シューズを製作されている方への感謝の気持ちを持ち、日頃の「当たり前」を大切に感じ、これからも選手たちにはミズノスパイクを着用して頑張って欲しい限りです。
今回、研修にご協力を賜りましたミズノ関係者の皆様、本当にありがとうございました。
肌で感じる、貴重な経験をすることができました。今後とも、ご支援ご協力賜りますようお願い申し上げます。

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