オフザピッチ研修 「スポーツ歯科」について学ぼう
名古屋グランパスでは、アカデミーとスクールのスタッフを対象に『スポーツと歯の関係』についての研修会を開催しました。
講師には、毎年トップチーム選手の歯科検診も担当されている平岡歯科医院の平岡道郎氏、杉山氏をお招きしました。平岡氏は、日本スポーツ協会の「スポーツデンティスト」であり、日本スポーツ歯科医学会理事もされており、スポーツに関わる選手たちの歯の健康、外傷の診断や予防等、「歯の宣教師」のような活動もされています。
今回は、アカデミーやスクールの子ども達を預かるコーチ・スタッフが、スポーツの場面での歯のケガの処置対応や、歯とパフォーマンスの関係性を学びました。
ケガについては、回復までの様子や実際の画像を見ながら説明を受け、改めてスポーツの激しさやルールを守る大切さを再認識させられました。説明中に講師からコーチへ「歯が折れた時の対応方法は?」という質問に対し、「歯の保存液に入れ、歯医者さんへ行かせます」と答え、見事正解し拍手が沸き起こりました。
約60分間の研修でしたが、真剣に耳を傾けていたのはもちろん、メモをしたり研修後に質問に行くスタッフもおり、意識の高さを感じることができました。
噛み合わせ、噛みしめ、飲食と口腔内の関係等、多方面から見た歯の役割、歯が与える影響力の大きさと大事さを改めて学ぶ時間となりました。
このようにスタッフも日々勉強し、未来ある子ども達を少しでもサポートし成長できるように取組んでいきたいと思います。
平岡先生、杉山先生、貴重なお話ありがとうございました。引き続き名古屋グランパスのご支援、ご声援よろしくお願い致します。