名古屋グランパスU-18 スペイン遠征レポート(2017/3/18-2017/3/29)
名古屋グランパスU-18は、3/18から29日までスペイン遠征を行い、選手20名が参加しました。
関西国際空港からパリを経由しバルセロナに入り、翌日はバルセロナ中心街の観光やカンプノウでバルセロナvsバレンシアの試合観戦を実施。生で観る試合を通じて、状況判断・テクニック・スピードなど世界トップレベルの凄さを選手たちは改めて感じたことと思います。
3日目からバルセロナで1試合、バレンシアに移動し1試合、マドリードでは5試合行いました。
~戦績~
- 3/20vs UE SantAndreu
○4-0 榊原、田邉、新玉、瀬古 - 3/21vs ValenciaCF
○3-1 杉田2、成瀬、 - 3/22vs CD Leganes
○4-2 新玉2、榊原、浅井 - 3/23vs GetafeCF
○3-1 成瀬、杉田、萩野、 - 3/24vs VallecasCF
●2-3 兵藤、浅井 - 3/26vs Atletico Madrid Wanda
○6-1 新玉2、兵藤2、手嶋、瀬古 - 3/27vs RayoVallecano
△2-2 杉田2
遠征初戦となるサン・アンドレウ戦では、帯同した3名の新高校1年生が全員得点し、チーム内に良い刺激をもたらし素晴らしいスタートを切ることができました。
バレンシアCFとの試合では、強豪チームの威圧感や壮大なクラブ規模の雰囲気を感じながら戦い、試合後はバレンシアアカデミーのクラブハウスを見学させていただきました。
レガネスとの試合は遅めの20:15キックオフと日本では珍しい体験もできました。ホテルに戻ると時刻は23時ごろ。それから夕食を摂りましたが、さすがにテーブルで寝ている選手も見受けられました。
マドリードへ移動しヘタフェ、バリェカスと試合し、6戦目となるアトレティコ・マドリード・ワンダとは、アトレティコ・マドリードの傘下にある中国人のみのチームと対戦しました。今遠征最終戦のラジョ・バジェカーノは、パスの出し手と受け手の関係性や素晴らしいパサーの存在、高い個人技術の持った選手が目立ち、遠征の中で最も手強いチームだと感じました。
中日には、マドリード中心街の観光、及びスペインU-19リーグ、フベニールA Atletico Madrid vs Union Adarve(ウニオン・アダルベ)を観戦しました。一つ一つのプレー判断が早く、球際の激しい闘いを観ることができました。
この遠征を通じて"日本人は身体が小さいから技術を磨く"だけではなく、フィジカルへのアプローチも必要だと感じました。フィジカル面での差を埋められるように、チームの戦術やテクニックの向上と並行しながら「個で奪える・個で闘える選手」を育てていきます。