名古屋グランパスコーチングセミナー2016(第1回目)の模様
名古屋グランパスコーチングセミナーは、2010年から主に、愛知県の4種(U12)年代の指導者のレベルアップ、指導者間の交流、そして選手のレベルアップに繋げてもらう為、毎年開催しています。
今年で7年目となりました。年間5回開催しますが、第1回目のテーマは、『ジュニア年代で必要なテクニック』でした。
6月25日(土)、トヨタスポーツセンター第2グランドにおいて『名古屋グランパスコーチングセミナー2016』が小雨の中行われ、名古屋グランパスアカデミーグループスタッフ、スクールスタッフ、コーチングセミナー受講生81名が参加しました。
初めに、名古屋グランパスアカデミーグループテクニカルディレクター高田哲也の挨拶の後、開催の趣旨を説明しました。受講生(地域の指導者)が年齢別に3グループに分かれ、トレーニングを開始しました。まず、普段グランパスアカデミーグループのジュニアチームが行っているトレーニングを行いました。『ボールの移動中に観る(首を振る)』『パスの質を高める』『動きながらコントロールする』『動き出しの質・サポートの質』を注意して行いました。
相手がいないドリル形式では上手く行っている受講生も、相手がいるゲーム形式になると、技術と判断を使う事で苦労している場面も見られました。最後のゲームでは、良い判断をしたプレーからゴールが入ると、大きな歓声が起こり良い雰囲気でトレーニングが進みました。
最後にグランパスのスタッフと受講生の質疑応答が行われました。受講生の質問内容は、技術的な事から、指導者から選手に対する言葉がけなど多岐に渡りました。時折熱を帯びた質問もあり、受講生の意欲の高さが伺えました。
次回は、7月にGKトレーニングがテーマで行われます。受講生の方々が良い刺激を受けていてだければと感じています。