名古屋グランパスキックオフ2018 -パートナー・後援会の集い-
2月14日(水)、名古屋市内のホテルにて名古屋グランパスエイトを応援、支援いただいているパートナー、後援会会員の皆さまと「名古屋グランパスキックオフ2018 -パートナー・後援会の集い-」を開催しました。
約1,200名の後援会会員、パートナー関係者が集まったパーティーでは、クラブを代表し代表取締役社長の小西工己と風間八宏監督が日頃からご支援いただいている皆さまへ感謝の挨拶を行いました。
代表取締役社長 小西工己
皆さま、こんばんは。本日は「名古屋グランパスキックオフ2018-パートナー・後援会の集い-」にお越しいただき本当にありがとうございます。
去年はJ1に復帰した年でした。これもひとえに、皆さまがたの熱いご支援、そして後ろから強い風を送ってくださったおかげだと、大変感謝しています。この場をお借りし、もう一度御礼申し上げます。ありがとうございました。
そして今年が始まりました。また、新しいチャレンジの時です。風間監督と先日、インタビューを受けました。よく受けているのですが、その場でこのようなことを聞かれました。
「風間監督のチーム作りは独特、特徴的なものですが、それを社長としてどう捉えているのでしょうか?」
特徴がある、独特、素晴らしい褒め言葉だと思っています。おそらく質問される方々の深い見識、ご経験のなかでチーム作りとはこうなんだという形があるのだと思います。そこから見てグランパス、風間監督のチーム作りはユニーク、とても面白く映るのだと思います。
私の思うのは変化です。ベストプラクティスがあっても、それを真似したのでは超えることはできません。新たに自分たちの力で変化し、変化の度合いで相手に打ち勝つ。そうすることで相対的に相手が後ろにいる風景を見られるようになるかもしれません。1月13日、新しいチームが始動しました。いまここにいるチームのうち6人は、新加入選手です。その新加入選手も含め選手たちは毎日、昨日よりも今日、今日よりも明日と、毎日変化し、進化し、個人の力を磨いています。とても頼もしいメンバーです。そして、言い忘れていました。本日、本当に先ほどもう一人選手の加入が決定しました。ここで発表させていただきます。
ウィリアン ホーシャ選手、186cm、ブラジルのディフェンダーです。私もまだ会っていないのですが、あとは印鑑を押すだけです(笑)。6人ではなく、7人の侍でまた新しいグランパスを支えていただきたいと思います。
オリンピックがいま行われています。その大会に出場しメダルを獲得されたスキージャンプの高梨沙羅選手やスピードスケートの高木美帆選手は、4年前の自分がいまの自分を見たらどう思うのだろうかというような話をされています。4年前があったから今日がある、そして今日の自分はまた4年後を目指す。どんどん前へと進み、4年後の自分が、今日があったからいまがあると思えるような毎日の鍛錬をこれからも続けたいと話されていました。これは、グランパスのチームメンバーが取り組んでいることと全く同じです。アスリートの力、強さに私は感動しました。
一方、事業では昨年、皆さまのおかげで32万人もの方にスタジアムへとお越しいただきました。一昨年が31万人でしたので、J1時代の自分たちを超えたことになります。そして今年、グランパスのスタッフは「え?」ということを言いましたが40万人を目指したいと思っています。これはかなり大変なことです。風間監督が昨年、豊田スタジアムに4万人を入れられなかったという話をされていますし、私自身もそう思っています。とにかく、皆さまからの風を受けご支援いただき、スタジアムへ足を運んでいただきなんとか今年、40万人の動員を達成したいと思っています。
夢はまだ、夢の途中。J1の階段にやっとたどり着いただけです。これから一歩一歩、J1の階段を登り、アジアの壁を超え、そして彼らと共に世界に向かって走りたいと思います。夢は大きい方が良い、そう思っています。今年、皆さまからのご声援で彼らをJ1の上へと持っていっていただき、またその次の夢を見させていただければ幸いです。
本日は限られた時間ではございますが、ごゆっくりご歓談いただき、そして何より選手たちの肩をそっと押してください。皆さまからの後ろからそっと押していただくチカラが、彼らのチカラとなります。そして必ずや2月24日(土)アウェイでのガンバ大阪との初戦、そして3月3日(土)ホームでのジュビロ磐田戦にしっかりと取り組んでくれると信じています。
今日はお越しいただき、本当にありがとうございます。
風間八宏監督
みなさん、こんばんは。昨シーズンは皆さまのサポートのおかげでなんとか、上のステージへと上がることができました。ありがとうございました。そして今年は、より一層大きなサポートをよろしくお願いします。
いつもこの場に来ると思うのですが、ステージで話す方は皆さん話がうまいですし、小西社長も選手以上に腕を上げているので非常に話にくいのですが(笑)、短く話したいと思います。
いま小西社長からも「変化する」という言葉がありましたが、我々のチームは変化をする。形のないことが我々の形だと思っています。昨シーズンはやっと、あそこまでいきました。ですが、今年はもう関係ありません。いまややっている選手たち、持っている選手たちの力は明日になればもう違います。どんどん伸び、我々はどこへとたどり着くのか、それを楽しみに毎年選手たちとサッカーに取り組んでいます。皆さまの目の前で素晴らしい試合を見ていただき、そして40万人、パロマ瑞穂、豊田スタジアム、どちらでも常に満員でチケットが取れないくらいのチーム、そのようなプレーを見せてくれる選手たちにるよう期待を大きく持ち、皆さんが願ってくれるようなチームになりたいと思います。
まだまだ足りないことはたくさんありますが、ここまでのキャンプでも、選手たちは厳しいトレーニングをほとんど休まず、ほとんどケガもせず日頃の自己管理もしながら取り組んでくれました。この期間でも大きく選手は変化したと思います。開幕までまだ少し日数がありますし、そこでさらに変化し、素晴らしい形で開幕戦に臨みたいと思います。そして皆さまと共に、変化というものをテーマに面白いサッカーをしたいと思います。
そのために今年も精一杯、我々を応援してください。よろしくお願いします。今日はありがとうございます。
開会後、選手はステージを降り新ユニフォームへと着替え、日頃からご支援いただいているパートナー、後援会会員のみなさまと懇談、サインや握手、記念撮影に応じました。またステージ上では今シーズンの新加入選手の紹介、ここで新加入が発表されたばかりのホーシャ選手もサプライズ登場すると、参加された方やメディアの方から一斉にカメラが向けられていました。
2時間に渡ったパーティーの最後に佐藤寿人キャプテンがチームを代表し挨拶、日頃のサポートへの感謝と今シーズンの意気込みを伝え、パーティーを終えました。
佐藤寿人キャプテン
皆さま、今日はお忙しい中「名古屋グランパスキックオフ2018 -パートナー・後援会の集い-」にご参加いただき、ありがとうございます。
昨年クラブは初のJ2でのシーズンとなりましたが、皆さまのご支援、ご声援のおかげで一年でJ1へと復帰することができました。今シーズンは2年ぶりのJ1の舞台です。引き続き皆さまと共に「攻める」名古屋グランパスを体現していきたいと思います。
引き続き、ご支援、ご声援をよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。