GRAMPUS SOCIO PROJECT 第4弾|GOODS SOCIO PROJECT 2日目

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本レポートに登場する開発中のグッズにつきましては、デザインや価格等が予告なく変更となる場合がございます。また、諸般の事情により販売を見送る可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

名古屋グランパスは、「誰もがもっと笑顔になれるグランパスグッズを考える」をテーマとしたGOODS SOCIO PROJECT を実施しています。

全2回のミーティングのうち、2日目を、8月23日に豊田スタジアムで開催しました。同日夜には川崎フロンターレ戦が行われるとあって、会場には公募で選ばれた約40名のプロジェクトメンバーが、それぞれお気に入りの応援グッズやユニフォームを身にまとい、開始前から会場は期待と熱気に包まれました。

1日目の振り返りと2日目の目的

6月1日の1日目では「グッズの魅力にまだ気づいていない人がもっと笑顔になれるグッズ」をテーマに、グランパスへの愛で溢れた発想で多くのアイデアが生まれました。
今回の2日目では、そのアイデアの中から実際に制作が進んでいるグッズの試作品をお披露目し、プロジェクトメンバーとともに評価・改善点を出し合いながら、グッズの魅力を伝える方法について対話を重ねました。

採用アイデアの発表

ミーティングは「推し選手は誰ですか?」という対話のウォーミングアップから始まり、会場は笑顔に包まれながら、それぞれがグランパスへの想いをペアで対話しました。

その後、1日目で生まれたグッズアイデアの中から、すでにネーミングが採用された折り畳み傘「グランパラソル」が紹介されると、喜びの声と拍手が会場から上がりました。この商品は現在、クラブグランパスやWEB SHOPなどで販売しています。

さらに、みなさまからいただいたグッズアイデアの中から、以下の5商品について新たに商品化の検討を進めていることを発表し、試作品の紹介が行われました。

  • なりきりグランパスくんSUMMER!!
  • アメニティセット
  • タオルホルダー
  • 身だしなみセット
  • 選手プロデュース香水

6月のGOODS SOCIO PROJECT1日目の開催から試作品完成までのスピード感に驚いたプロジェクトメンバーも多く、試作品をお披露目した際には「かわいい!」「早く使いたい!」といった声が上がり、会場は一層の盛り上がりを見せました。

特に「選手プロデュース香水」では、森島司選手と浅野雄也選手、和泉竜司選手と山岸祐也選手が、プロデュースする香水の香りを選ぶ動画が上映され、試合時とは違う表情や選手同士の掛け合いに会場は笑顔に包まれました。

プロジェクトメンバーによる評価とグループ対話

試作品について、プロジェクトメンバーの一人ひとりが第一印象や魅力的な点、改善すべき点をシートに記入。真剣に取り組みつつ、笑顔溢れる和やかな雰囲気の中で実際に手に取りながらグッズの試作品を評価しました。

また、グッズ化が今回は見送られたグッズアイデアの経緯についても、クラブスタッフから説明をしました。企画とのタイミングが合わない、制作ロット数との兼ね合いなどの理由となりましたが、プロジェクトメンバーからいただいたアイデアは今後の商品企画の参考とさせていただきます。

グッズを評価した後は、試作品5点の中で自分が魅力を伝えたいグッズをひとつ選び、新たなグループを作って、「おすすめしたい人がグッズを楽しんでいる姿」をグループで対話してアイデアシートを描きました。

その次のステップはグッズの魅力を届けるプロモーションについてグループで対話を行いました。Jリーグの他クラブや、バスケットボールや野球など他のスポーツチームがどのようなグッズをプロモーションしているのかを実例から学び、「X(旧Twitter)」での情報展開を想定し、自分が選んだグッズの魅力の伝え方をグループで話し合いながら検討しました。

発表と今後の展開

その後、グループごとに考えたグッズのプロモーションのアイデアを発表。各グループとも、プロジェクトメンバーの想いや工夫、グランパスグッズへの愛に溢れており、発表を聞くメンバーから大きな拍手が沸き起こっていました。

今回の評価やアイデアをもとにクラブスタッフが試作品のブラッシュアップを行い、GOODS SOCIO PROJECTで生まれたグッズのプロモーションや、今後の新商品企画に活かしていきます。
プロジェクトメンバーと共に創り上げる「誰もがもっと笑顔になれるグランパスグッズ」への期待が高まる、熱気あふれる一日となりました。

プロジェクトメンバーの声

みずさん(女性・20代)

「自分たちがアイデアを出したグッズが実物になって、実際に見たときはすごくうれしかったです。選手プロデュース香水は選手も関わってくれたので、それだけでうれしくて、達成感も味わえてすごく有益な時間になりました。グッズを製作するのに半年くらいはかかるものだと思っていましたが、こんなに早く作れるんだと驚きました。プロジェクトメンバーから素晴らしい意見が出ましたし、『もっとこうしたらいいのではないか』という改善点も出てきて、すごいなと思いましたね。これまでは試合を観戦したり、選手を応援する、という関わり方でしたが、クラブスタッフの人たちを交えて自分たちのグランパス愛を伝えられることがすごく楽しかったです。グランパスファミリーの皆さんともっとたくさん話してみたいなと思いました」

くれパパさん(親子で参加・30代)

「実際に自分たちが手に取るものをみんなで考えているので、身近に感じましたし、とにかく楽しかったです。『こんな展開の仕方があるんだ』とか、『こんな考えもあるんだ』といういろいろな意見が出てすごく楽しかったですね。今回、タオルホルダーの名称について『マルチホルダー』というアイデアを出しました。残念ながら実物のサンプルが今回は間に合いませんでしたが、形になって本当に最高だなと。早く手に取って使いたいと思います。子どもと一緒に参加させてもらいましたが、『グランパスを良くしたい』、『グランパスが大好き』という気持ちが溢れている場で、会場には常にポジティブな空気が流れていると感じましたね。本当に素晴らしい取り組みだと思いますし、だからこそいいものができ上がるのだと思いました」

グランパススタッフの声

松浦 麻帆(名古屋グランパス マーケティング部)

「1日目で出していただいたアイデアを、具現化して形にして届けることができたのでホッとしています。今回、制作を進めているのは5つのアイデアでしたが、そのほかにもたくさんの素晴らしいアイデアを出していただいたので、採用候補のアイデアを選ぶのが大変でしたが、クラブスタッフが考え付いていなかった斬新な素敵なアイデアなどもあり、楽しみながら選ばせていただきました。1日目も含め、プロジェクトメンバーのみなさんが喜んでくださった姿が印象的で『グランパスのグッズを更により良くしていこう』という気持ちが溢れていたからこそ、熱く楽しいミーティングになったと思います。選手たちも選手プロデュース香水を通じてGOODS SOCIO PROJECTに参加しているので、クラブ一丸となって、グランパスファミリーのみなさんに気に入っていただけるようなグッズができ上がると思っています。今後は発売に向けて、制作やプロモーションを検討していきます。秋以降の販売を想定していますが、グッズのプロモーションもプロジェクトメンバーのみなさんに考えていただいた内容を参考にさせていただく予定です。GOODS SOCIO PROJECTから生まれたグッズの魅力をたくさんの人に伝えられるようにしていきたいと思っています」