「HUREAI day 少年・少女サッカー教室」に楢崎・西村・永井・野田・シモビッチ選手が参加
6月5日(日)、トヨタスポーツセンターで開催された「HUREAI day」(主催:トヨタ自動車)のアトラクションの一つとして、第2グラウンドにおいて「少年・少女サッカー教室」が実施されました。
今回で14回目となったこの日のサッカー教室。この日はアウェイのヤマザキナビスコカップ第7節・ジュビロ磐田戦があり、遠征に帯同しない選手たちはオフの予定でしたが、サッカー教室を楽しみに参加してくれた年長児から小学生6年生(約120名)へのサプライズとして、楢崎正剛・西村弘司・永井謙佑・野田隆之介・ロビン シモビッチ選手の5人が参加、名古屋グランパスサッカースクールの伊東・今井・磯村・古賀・谷口の5コーチのアシスタント役を務めました。
前日、東海地方が梅雨入りし、この日は残念ながら朝から雨が降ったり止んだりと、生憎のコンディションの中での実施となってしまいましたが、参加した子たちは開始前から元気一杯の様子を見せ、色取り取りのトレーニングウェアに身を包み、やる気充分で勢揃いした姿が、雨でくすんでいた第2グラウンドに華やかさを添えてくれました。
開会式が始まったところでこの日のスペシャルゲスト、楢崎・西村・永井・野田・シモビッチ5選手が大きな声援の中に登場すると、「お〜ぉ、凄い、本物の選手だ!シモビッチ選手、大きい〜!」と喜びと共にざわめきに包まれ、改めて参加したちびっ子たちに気合いとやる気が、より一層高まったところで、早速サッカー教室がスタートしました。
サッカー指導は学年毎に分かれて行われ、選手達はそれぞれのグループに加わり子どもたちと共に様々なメニューに取り組みました。
低学年のグループで鬼ごっこに参加したシモビッチ選手。背の高さが違うため、体を窮屈そうにかがめて、苦労しながら小さな子と手を繋いで走る様子は、見学する保護者の方々からも笑いが漏れるほど、とても"可愛い"姿でした。
グループの学年が上がってゆくにつれてメニューも複雑なものとなり、一緒にプレーする選手にも力が入り始め、「頑張れ!良いよ、そのドリブル!そうそう、その調子!」と、スクールコーチ顔負けの熱血指導をしていた野田選手は、隣のグループにいた永井選手から「隆之介、声大きすぎ!」とたしなめられる程の気合いをちびっ子にしっかりと注入していました。
この日のサッカー教室の仕上げとして、最後にはミニゲームが行われ、5選手もちびっ子たちと共にプレー。当初は遠慮がちに、あまりボールに触ることもなく、子どもたちの様子を見守っていましたが、徐々にプレーに関わる時間が長くなり、最後は童心に戻って、大人げないドリブルやトラップ技を見せ、このゲームをしっかりと楽しんでいました。
閉会式では「お疲れ様でした。今日は楽しんで貰えて良かったです。今日楽しんだことを忘れず、これからもサッカーを続けて下さい。6月11日には、パロマ瑞穂スタジアムでサガン鳥栖との試合があります。是非、応援に来て下さい。そして、これからも名古屋グランパスを宜しくお願いします。今日はありがとうございました。」と西村選手が代表でお礼の挨拶で締め括った後は、参加者全員と記念の撮影が行われました。
この時間になるとすっかり雨も上がり、空には明るさが拡がり、柔らかな日射しがこぼれる中、元気良く5選手とハイタッチを交わしたちびっ子たちは、満足した笑顔を見せて第2グラウンドを後にしました。
この日の子どもたちの頑張る姿を見て、参加した選手たちも、逆に元気なパワーを貰えたことでしょう。ファーストステージも残り3試合。その後、すぐにセカンドステージが始まります。しっかりと勝利を積み上げてゆくためにも、皆さんの応援が必要となります。
これからもぜひグランパスの選手のために、熱い応援、宜しくお願いします。