「豊田市先生クリニック」の模様

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1月30日(土)、スカイホール豊田(住所:愛知県豊田市八幡町1-20)にて、「豊田市先生クリニック」が行われ、名古屋グランパス・サッカースクールより磯村・竹林2コーチが保育士・小学校教諭およそ7名を相手に特別指導を行いました。


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開始に先立ち、この日のリーダー役を務める磯村コーチから参加者に向け、様々な状況を五感で感知し、それを頭で判断して運動を実行するという一連の過程をスムーズに行う『コーディネーション能力』についての説明がされ、いかに子どもたちをリラックスさせながら、運動を楽しんで貰うことが大切かを理解して頂きました。

全員で挨拶を済ませたところでクリニックはスタート。寒い日の実施ということで、まずはウォーミングアップからメニューに取り組みました。スキップをしたり、ビブスを高く投げてキャッチ。入念なストレッチも欠かしません。参加者の中には、普段あまり運動をしない方もいるたようで、この時点ですでに息が上がってしまっている姿もチラホラと見られました。

しっかりと体が温まったところで、レクリエーションメニューへと移っていきました。コーチが鬼を務める『鬼ごっこ』や、配置されたリングを規則的なステップで通過していく『ステップワーク』、座ったり寝転んだ状態からの『ダッシュ』など、始めは慣れない動きに硬さを見せていた先生方も、体を動かしていく中で徐々にコツを掴み始め、動きも軽やかになっていきました。

こまめに水分補給を挟みながらメニューは進行。続いて、お待ちかねのサッカーボールを使ったメニューを行いました。まずはその場でボールを高く上げてキャッチしたり、股下でボールを通したりと『ボールに触れること』に慣れていきました。少しずつボールに慣れてきたところで、ステップアップ。ドリブルやリフティングなど足を使ったメニューを行いました。

そして、この日の最後にはミニゲームが行われ、先生方もこの日学んだ動きと知識を活かして一生懸命にボールを追いかけていました。その中でようやく念願のゴールが決まると、大きな歓声を挙げてハイタッチ。その無邪気な姿はまるで幼い少年少女。この日参加してくれた先生方も童心に返って子どもの気持ちになることで、サッカーを通して、楽しく体を動かす事の大切さを学んでくれたようです。

クリニックの最後には、資料が手渡されると、磯村コーチによるこの日クリニックで行ったメニューの意図などの解説が行われ、先生方は真剣な表情を浮かべながら、磯村コーチの言葉を反芻していました。

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