「幼児サッカー体験教室」の模様
名古屋グランパスサッカースクールでは、幼児から中学生までの子供たちを一貫したコンセプトの下、子供たちにサッカーの楽しさを伝えられるように、日頃から指導しています。また、サッカー未経験の子供たちも受け入れ、子供の成長に合わせたメニューで、子供たちが自ら考えてプレーをする等のサポートも行っています。
1月11日(月・祝)、普段、岡崎スクールが行われている『岡崎げんき館』(愛知県岡崎市若宮町2丁目1番地1)において、年小・年中児童を対象にした「幼児サッカー体験教室」が実施され、ちびっ子たちに"サッカーの楽しさ"を少しでも多く覚えて帰って貰おうと、名古屋グランパスサッカースクールより豊田・山路・長田3コーチが参加、指導に当たりました。
朝から良く晴れ渡り、成人の日に相応しい爽やかな青空に恵まれた会場には、家族の方たちと共に大きなサッカーボールを携え、この日のサッカー体験を心待ちにした、気合いの入った様子で年少・中の"サッカーキッズ"が集合しました。
午前9時半からの第一部では年少のちびっ子たちが参加、大きな声で「おはようございます!」とコーチと挨拶を済ませ、色取り取りのビブスを身に付けてやる気のスイッチを入れたところでサッカー体験教室はスタートしました。
時間が早いこともあり少し肌寒い空気がピッチの中には満ちていましたが、元気一杯に駆けっこをこなしてゆくうちに体温も上がり、普通のダッシュだけでなく、後ろ向きに走ったり、大きく高いスキップやカニさん走り等を繰り返しながら、ウォーミングアップをこなしていました。
コンディションが出来上がったところでいよいよサッカーボールを使ったシュート練習にチャレンジ。行く手を阻む障害物を交わしながらゴールへとボールを運び、ゴール前迄抜け出せたあとは、力一杯のシュートを枠内へと蹴り込んでいました。
そしてこの日のサッカー体験教室の最後のメニューではミニゲームが行われました。開始前にコーチたちから自分たちがシュートを決めるゴールの方向を教えられたものの、皆がボールを奪い合うことに集中してしまい、当初はオウンゴールをしてしまう場面も見られ、応援する家族の方々の爆笑を誘っていました。
しかし、途中からはしっかりとサッカー選手へと変身し、相手よりも少しでも多くのゴールを奪ってやろうと、周りからの声援に後押しされるようにシュートの飛び交う白熱したゲームが展開していました。
11時からの第二部に参加した年中の子たちは、ポカポカと暖かい日差しを浴びながらウォーミングアップを行うと、サッカーボールのコントロールを覚えて貰おうと、少し難易度の上がったメニューにトライしました。
ピッチの中をゆっくりとした足取りでボールを動かしながら、出来るだけスムーズに体を動かす方法を学んだ後はシュート練習を行いました。年少とは違い、ここではドリブルで障害物を交わして抜け出す必要があるため、神妙な表情を見せながらも、早速覚えたテクニックを活かしたドリブルを見せ、シュートを蹴り入れていました。
仕上げに行われたミニゲームを楽しみ、参加したみんなと一緒に記念撮影を行い、「ありがとうございました。さようなら!」と、この日一番とも言える程の大きな声の挨拶でサッカー体験教室を終えたちびっ子たち。
帰り際に家族の方から"どうだった?"という問いかけに、しっかりと体を動かし、上気してほんのりと赤く染まった頬に満面の笑顔を浮かべながら「とっても楽しかった!またサッカーやりたい!!」と元気に応える子も見られ、とても満足してくれた様子を見せてくれました。この日のサッカー体験教室をきっかけに、これからもっともっとサッカーの楽しさを知っていってくれることでしょう。
参加してくれたちびっ子のみんな、そしてご家族の皆さん、お疲れ様でした。