「四日市サッカー教室」に矢田旭選手が参加

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12月13日(日)、四日市市中央緑地公園(三重県四日市市日永東1丁目3-21)において行われた「四日市サッカー教室」(主催:四日市サッカー協会)に名古屋グランパスから矢田旭選手が参加。名古屋グランパスサッカースクールの大島・今井・千代反田・稲垣の4コーチとともに、三重県ジュニアサッカークラブの小学5・6年の子どもたちにサッカー指導を行いました。


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昨年に引き続き、地元・四日市出身の矢田選手が参加して行われたこのイベントはとても暖かな天気に恵まれ、12月と言うことを忘れてしまう程の高い気温の中での実施となりました。

開会式では主催者を代表し、四日市市スポーツ課:川森氏より「おはようございます。今回も多くの方に参加して頂き、とても嬉しく思います。来季の名古屋グランパスは、四日市中央工業高校OBの小倉氏が監督に就任し、我々の地域にとっては、より近い存在のチームになったと感じています。今日はプロの選手がどのように取り組んでいるのかをしっかりと学んで、今後に活かせるよう頑張って下さい!」と挨拶され、参加者に激励の言葉を送りました。

矢田選手からは「名古屋グランパスMF、四日市出身の矢田旭です。短い時間ですが、皆さんと一緒に楽しめたら良いなと思っています。今日は宜しくお願いします!」と参加した子たちに挨拶し、しっかりと彼らのやる気を盛り上げたところで、早速、サッカー教室がスタートしました。

参加した子たちは、大きく4つのグループへ分けられると、四日市中央工業高校サッカー部の選手達の協力を得ながら、リラックスした雰囲気の中で、まずは鬼ごっこ形式でのアップを開始。矢田選手も一緒に輪に加わり、楽しそうな様子を見せながら、オフで落ち着いてしまったコンディションを上げていました。

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足先だけでなく、膝や頭を使ったリフティングメニューを行い、コンディションを整えた後は、狭いエリアの中、ボールを使い、対人プレーを意識した本格的なメニューに取り組みました。

各グループを順に回りながら矢田選手はメンバーに加わり、指導役として「そうそう、良い感じだよ。もっとパスを受ける位置を意識して動こう。」と、丁寧にそして的確なアドバイスを、メニューに取り組んでいる子たちに送っていました。

体温が上がると徐々にプレーにも躍動感が増し、冬の太陽とは思えない程の強い日射しの中で、皆、額に汗を浮かばせていました。コーチの指導の下でいくつかのメニューをこなした後は、この日のサッカー教室のメインとも言えるミニゲームを行いました。

各コートではスクールコーチや矢田選手から伝えられたことをしっかりと意識したプレーが数多く見られ、巧みなドリブルからのワンツーやスペースを上手く使ったパス交換から得点シーンが決まる度、コーチから「ナイスパス。良いね、良く見えてた!」と激励の声が挙がり、選手たちのプレーに一層勢いが付き、ゴールを得る度に、チームメイトと派手に喜び合っていました。

矢田選手もフィールドプレーヤーとしてもゲームに参加。切れ味鋭いスルーパス、柔らかなタッチのドリブル、さらには追いすがる子たちを置いてきぼりにするスピードに乗った仕掛けに、子どもたちからは「上手〜!」と感動の声があがっていました。

閉会式では矢田選手が「今日は短い時間でしたが、ありがとうございました。皆さんと一緒にサッカーをすることが出来、僕も元気をわけてもらえました。今日、コーチから教えられたことを忘れずに、これからもサッカーを楽しんで下さい。今年は四日市にサッカースクールも出来ましたし、グランパスをもっと身近に感じて、スタジアムにも応援に来て下さい。来年も応援を宜しくお願いします!」とお礼の挨拶を行い、参加した子どもたちの家族の方々だけでなく、スタンドに訪れたファンやサポータの方々からも大きな拍手が沸き起こり、華やかな雰囲気に包まれた中で、この日のサッカー教室は終了となりました。

サッカー教室終了後には参加者全員での集合写真を撮影。その後はさらにサイン会も行われました。矢田選手は色紙、ノート、サッカーボールなどを持った子どもたちのリクエストにもひとつひとつしっかりと応じ、丁寧にサインを書き入れていました。

サッカー教室の開催にご協力頂いた関係者の皆さん、参加して頂いた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんのお気持ちに応えることができるよう、名古屋グランパスは進んでいきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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