「スクールフェスタ2015」（パロマ瑞穂スタジアム）の模様

2015.12.2

11月28日（土）、今回が初の試みとなる「スクールフェスタ2015」が、普段トップチームが公式戦を戦うホームスタジアム、パロマ瑞穂スタジアムにおいて開催され、名古屋グランパススクール生（小学1〜6年生）を対象に、永井・矢田・大武・望月・野村5選手が、名古屋グランパススクールコーチの大島・浅野・井口・稲垣・鬼木・千代反田・本田7コーチと共に、サッカー指導を行いました。

2015年も残り1ヶ月となり、朝から冷え込む寒いコンディションとなり、冬の到来を感じさせる空の下、初の試みとして行われた「スクールフェスタ2015」に、たくさんのスクール生がパロマ瑞穂スタジアムのピッチへと集合しました。

各選手が簡単な自己紹介を済ませると、早速スクール生は学年毎にピッチへと分かれてミニゲームをスタートさせました。選手達はそれぞれのコートに入り、スクールコーチと共に各チームのアシスト役を務めました。

大武選手は普段のプレーのように最後方から鋭い縦パスを前線へと繰り出し、スピードに乗って抜け出した子のゴールを見事にアシストし、大きな声援を浴びていました。望月選手は得意のドリブルを披露、柔らかなタッチを見せながら、スクール生を置き去りにする縦への仕掛けを見せ、何度もゴール前へと優しいパスを供給し、ゴール量産に貢献しました。

ちびっ子たちとの楽しいゲームに、終始笑顔を見せていた野村選手でしたが、枠へと飛んでくるシュートの場面ではしっかりと反応してボールを弾き出し、プロのGKとしての意地を見せていました。

しかし、この日のイベントの一番の盛り上げ役は、やはりスピードスター・永井選手でした。何度も大人げないほどの俊足からのゴールを決め、子どもたちからブーイングを浴びるほどのプレーを見せて、参加者だけでなく、周りで見学している保護者の方々を沸かせ、1〜3年生を対象とした第一部の最後には「今日はとても楽しかったです！これからも応援宜しくお願いします。そして、スタジアムでまた会いましょう！！」と満面の笑顔で挨拶、スクール生以上にこの日のイベントを楽しんでいました。

4〜6年生を対象とした第二部では楢崎選手が急遽参加し、「せっかく触れ合える機会なので、一緒に楽しく、良い時間を過ごしましょう。そして、元気にやりましょう！」と気合い充分に挨拶、参加したスクール生に気合いを入れてイベントを盛り上げてくれました。

第二部の高学年相手のミニゲームは、第一部の時よりもコートが広く使われるようになったため、選手達も長い距離を走ることが求められ、さすがに終盤は息切れしたのか、「ガンバレ〜、走れよ〜！」と声援を送る役となる選手も見られました。

望月選手が「今日は楽しかったですか？僕も小学生の時にこういうイベントに参加し、良い経験になりました。皆さんもこれを活かして、サッカー選手になって、また一緒にサッカーをしましょう！」と正確そのままの真面目に挨拶をして、この日のイベントを締め括りました。

その後は抽選会が開かれ、選手が番号を引く度に、子どもたちからはどよめきと共に、自分ではないと残念そうな声が挙がっていました。当選したラッキーな子には選手全員がその場でグッズにサインを書き入れ、「良いなぁ。」と羨望の声を背に、優越感に満ちた笑顔で受け取ってました。

抽選会終了後、全員で記念撮影を行ったところで、この日の「スクールフェスタ2015」は終了となりました。スクール生の子どもたちには、トップチームの選手達と一緒にプレーすることが出来、この体験をしっかりと今後のプレーに活かし、しっかりと技術向上を目指して欲しいですね。