「スクールフェスタ2015」(トヨタスポーツセンター)の模様

前のページに戻る

11月28日(土)、今回が初の試みとなる「スクールフェスタ2015」が、トヨタスポーツセンターにおいて開催され、名古屋グランパススクール生(小学1〜6年生)を対象に、田口・川又・磯村・森・小屋松5選手が、名古屋グランパススクールコーチの山路・磯村・竹林・前迫・小野・豊田・牧野・長田8コーチと共に、サッカー指導を行いました。


02_KT_15_1128_TSC.jpg

01_KT_15_1128_TSC.jpg

2015年も残り1ヶ月となり、冬らしい冷え込みを感じさせる寒空の下、初の試みとして行われた「スクールフェスタ2015」に参加すべく、たくさんのスクール生がトヨタスポーツセンターの第2グラウンドに集まりました。

"アカイ"ユニフォームとマイスパイクに身を包み、マイボールを大事そうに抱え準備万端の子どもたちのその姿はすでに臨戦態勢。コーチや友だちと楽しそうにおしゃべりをしながら、選手達の到着を今か今かと待ち侘びていました。また、クラブマスコットのグララも応援に駆けつけてくれ、大きな体を一生懸命に動かして子どもたちとスキンシップを取りながら、イベントの賑わいに貢献してくれていました。

トレーニングを終えてきた選手達がグラウンドに現れると、子どもたちからは歓声と共に大きな拍手が挙がり、あまりの歓迎振りに選手達も思わず笑みがこぼれていました。5選手が順々に自己紹介をして、全員で「宜しくお願いします!」と元気良く挨拶が出来たところで、いよいよイベントがスタートとなりました。

5選手達がそれぞれ子どもたちのチームに加わると、早速ミニゲームを行いました。この時点ですでに大人気の様子の川又選手でしたが、タッチを求めて群がる子どもたちに「小っさ!」と声を挙げながらも、子どもたちのリクエストにしっかりと丁寧に応えていました。一方、田口選手はわざと手を高く上げ、子どもたちがその手を目掛けてジャンプするという"お約束"のやりとりも。また磯村選手チームの相手は磯村コーチのチームということで、周りからは、 "親子対決"といじられていました。

各コートからは楽しそうな声が挙がり、和やかな雰囲気の中、ミニゲームは進行してゆきました。選手達は、当初は、プロの選手だからと言うこともあってか、少し遠慮気味に一歩引いて、「ナイスゴール!」、「パス出せ、パス!」と後ろからコーチングを行っていたものの、少しずつ時間が経ってくるにつれ、我慢出来なくなったのか、ボールを奪って自らゴールを狙いに行くという"大人気ない"シーンもチラホラと散見されるようになりました。

中でも、特にキレのあるプレーを見せていたのは、名古屋グランパスU18出身の森選手。巧みなドリブルや絶妙なパスなどを披露し、彼がボールを持つ度にコート脇の子どもたちからは、「おお〜!!」という歓声が挙がっていました。

負けじと、同級生の小屋松選手も自慢の快足と見事なボールタッチで子どもたちの守備網を軽やかに突破していました。さらに負けじと、森選手が素晴らしいオーバーヘッドを決めると、子どもたちは大喜びしていました。

全ての対戦が終わり、長いホイッスルが鳴ったところでミニゲームは終了。その後は抽選会が開かれ、各選手がドロアーを務めました。選手が引いたクジの名前を挙げる度に、子どもたちは一喜一憂の大盛り上がりを見せ、当選した子どもには選手がその場でサインを記し、笑顔を見せて手渡しでプレゼントしました。

抽選会も終わり、最後にみんなで記念撮影を行ったところで、「スクールフェスタ2015」は楽しく賑やかな雰囲気の中で終了となりました。スクール生の子どもたちには、トップチームの選手達と一緒にプレーすることが出来た、という特別な体験をしっかりとパワーに変え、これからもサッカーを楽しみながら、"メキメキ"と上達していって欲しいですね。