【スクール・飛騨古川サマーキャンプ2015】小学1年生の部：2日目（15.8.18）
お盆も過ぎ、夏休みも終盤となり、少しずつ秋の気配を感じられるようになりました。そんな中、岐阜県飛騨市古川町での"グランパス・サッカースクール生（三好・豊田・瑞穂・春日井・港・名古屋WEST・名古屋北・岡崎・金山・豊橋・岡崎南）参加による『飛騨古川サマーキャンプ 2015』の後半がスタートしました。
普段の生活から遠く離れ、岐阜県飛騨市古川町でお友だちとの団体行動という慣れない環境の中でちびっ子たちがどんな様子で過ごしているのか、どんな笑顔を見せてこのキャンプを楽しんでいるのかを、今年もお伝えしたいと思います。
サマーキャンプの2日目は、例年通りにお散歩からスタートが予定されていましたが、前夜からの雨の影響で、出掛けることが出来るのかなと、早朝から起き出して心配顔を見せる子も見られましたが、午前7時の出発を前に、古川の町の上には気持ちの良い青空が拡がり、爽やかな空気が満ちた中、お友だちと仲良く手を繋ぎ合うと、軽やかな足取りを見せて鯉の待つ瀬戸川へと向かいました。
現場へ到着すると、少し雨の影響で水が濁っていたものの、ゆっくりと泳ぐ大きな鯉を発見して、思わず「いた、いた！」、「こっちの方が大きいよ！」とお友だちと大喜びして、興奮を隠しきれない様子を見せていました。
「はい、並んで〜。」とコーチに呼ばれ、お行儀良く整列してエサを貰うと、早速、鯉に向けて投げ入れ始めました。事前にコーチからは「少しずつ小さくしてあげるんだよ。」と教えて貰っていたにもかかわらず、大きな鯉が口を開けて目の前に迫ってくるため、多くの子が慌てて全部を放り込んでしまい、担当コーチの下で「コーチ、もっとエサ無いの〜？」と可愛い声でおねだりしていました。
散歩を終えて宿泊先に戻った後は全員で朝食を済ませ、お世話になった方々にもしっかりとお礼の挨拶をし、川遊びと魚捕りにチャレンジするため、前日、悪天候で行くことが出来なかった「なかんじょ川」へとバスで向かいました。
現地到着後は、早速水着に着替えると、キレイに澄み渡った川の中へ、水中に潜む魚を求めて、大きな水音を立てて、一気に駆け込んでゆきました。この時間になると気温も上がり、周辺からはちびっ子たちに"ガンバレ、ガンバレ"と声援を送るかのように大きな蝉の合唱が聞こえてきました。
雲間から差し込む太陽の光で水面がキラキラと反射してしまうため、当初は魚の姿を捉えることが難しかったようでしたが、次第に魚の潜むところを探し当てると、普段のトレーニングで鍛えた瞬発力を活かして魚を捕らえられるようになり、あちこちから「捕れた！」、「コーチ！捕れたよ！」と大きな声が挙がっていました。
約2時間の魚捕りをしっかりと楽しみ、皆で一緒にニジマスを美味しそうに頬張り満足げな表情を見せたところで、今回のサマーキャンプの2日目は終了となりました。初日に果たせなかった川遊びと魚捕りも、無事に体験することが出来、充実した楽しい2日間を過ごして貰えたと思います。お疲れ様でした。