「短期サマースクール in 三好」の模様
8月4〜6日の3日間、旭グラウンドにおいて「短期サマースクール in 三好」が実施され、名古屋グランパススクール生の小学1〜6年生が参加、スクールコーチの指導の下でトレーニングを行いました。
夏休みに入り、普段のスクールがお休みになっていることもあり、改めて体を動かしながら、ここまで習ってきたことを忘れない様にという意図で実施された今回の短期スクール。
暑い日がずっと続いていることもあり、間違い無く屋内で過ごしている時間が多く、少し運動不足になっていたこともあった様で、初日の時には、体を動かし始めるとすぐに疲れた様子を見せる子が何人もいましたが、久し振りにチームメイトとボールを蹴り合い、最終日のこの日は、真っ黒に日焼けした顔にタップリと汗を浮かべ、元気一杯にトレーニングをこなしていました。
この日の会場となった旭グラウンドは、連日の様に日本各地で記録を更新している数字に負けず劣らずの高い気温となり、午後3時を回って、時折、優しい風が抜けてゆくこともありましたが、それでも容赦の無い夏の強い西日が参加したスクール生に照り付ける、厳しいコンディションの中での実施となりました。
3日間行われた短期スクールの仕上げとなったこの日は、総集編の要素が強く、リラックスした雰囲気の中でかけっこやターゲットを狙ったシュート等でコンディションを整えると、すぐに攻守に分かれて1人対1人や2人対2人での場面を想定したトレーニングメニューに取り組みました。
最後にはミニゲームが行われ、スクール生たちは、この3日間のトレーニングで、春から通い続けてきたスクールでしっかりと身に付けてきたプレーを思い出し、今後忘れないように体の中へ叩き込んでおこうと、普段、仲良く通っているスクールの友だち相手とは思えない程、ハードな戦いを見せていました。
この日は「夏の疲れを残さないために」をテーマに、名古屋グランパス管理栄養士：河村美樹氏による栄養講習会が行われ、厳しいコンディションにもかかわらず多くの保護者の方が参加。先に募ったアンケートを参考にしながら、トップチームの選手たちに好評なメニューや、効果的に栄養を補給できる食材等、普段耳にする機会の少ない貴重な内容に、真剣な様子で聞き入っていました。
また保護者向けに普段の生活の中で出来る簡単なストレッチメニューが紹介され、少し硬めの体に思わず苦笑いを見せながら取り組んでいました。講習会終了後には、もっと踏み込んだ内容を教えて貰おうと、特に低学年のお子さんを持つ保護者の方々が質問を問いかけていました。