【スクール・飛騨古川サマーキャンプ2015】小学3年生の部:2日目(15.7.30)

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夏休みに入り、本格的な夏の到来と共に、岐阜県飛騨市古川町での"グランパス・サッカースクール生(三好・豊田・瑞穂・春日井・港・名古屋WEST・名古屋北・岡崎・金山・豊橋・岡崎南)参加による『飛騨古川サマーキャンプ 2015』がスタートしました。

普段の生活から遠く離れ、岐阜県飛騨市古川町でお友だちとの団体行動という慣れない環境の中でちびっ子たちがどんな様子で過ごしているのか、どんな笑顔を見せてこのキャンプを楽しんでいるのかを、今年もお伝えしたいと思います。


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前日は、リレーやミニゲームを行ってしっかりと体を動かし、バスでの長距離移動の疲れもあってほとんどの子が夜更かしすることなく、早めに就寝したこともあり、この日は朝早くから多くの子が起き出していました。

毎回恒例となっている午前7時からの朝の散歩に出向こうとしたところで、突然の雨に見舞われてしまい、今回は瀬戸川の鯉に会いに行くことは出来ず、残念ながら散歩は中止となり、各自、お友だちとカードゲームをしたりして朝食の時間まで過ごしました。

朝食を済ませた頃には雨も収まり、宿泊先の方々にお礼を済ますと、バスで向かった先の杉崎公園のグラウンドでは、夏の強い日射しと共に、ムッとするほどの蒸し暑い空気が彼らを待ち受けていました。

この日は普段のスクールのチームメイトとの組み合わせではなく、他スクール生とのシャッフルでチームを結成したため、お互いにコミュニケーションを図りながら、まずはゲームに向けてボールを使ったメニューでウォーミングアップを行いました。途中、強いにわか雨に見舞われたものの、それをものともしない元気さでしっかりと体を整えた後はいよいよ試合に臨みました。

各コートではこれまで見ていたようなあどけなさの残る小学3年生の子は全く見られず、ボールを奪い合う場面では激しく体をぶつけあい、隙あらば対峙する相手がコーチであっても臆することなく、強烈なシュートを叩きつける等、"戦士"のように真剣な表情を見せる"サッカープレーヤー"そのものでした。

白熱したゲームを終えた後は、昼食を摂りながらこの日の2つめのイベントの場所、牧成舎・鮎の瀬牧場へ向かい、牛への授乳と餌やり、そして手作りのアイスクリーム作りに挑戦しました。

最初は自分たちで摘み取った野草や干し草を待ち受けていた大きな牛の口元へと運ぶことは、少し腰が引けてしまいなかなか出来ませんでしたが、係の方々に「大人しいから大丈夫だよ。」と促され、恐る恐るながらなんとか干し草を運ぶと、長い舌を伸ばして口へと運び、美味しそうに頬張る牛の様子に、ようやく表情が和らぎ、「見てみて、食べたよ!」と嬉しそうな声が挙がっていました。

アイスクリーム作りでは、事前にコーチが手本を見せてくれたので、その教え通りにスタート。しかし、一生懸命氷の入ったボウルを回しても、なかなかアイスが固まらず苦労していましたが、苦労して出来上がったアイスを一口頬張ると、「美味し〜い、今まで食べた中で一番美味しい!」と大満足の笑顔を見せてくれました。

これで3年生のサマーキャンプは無事に終了となりました。二日間で盛り沢山の、充実した内容でしたが、皆、それぞれのメニューを心から楽しんでくれ、満足な様子を見せてバスに乗り込み帰路につきました。お疲れ様でした。

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