【スクール・飛騨古川サマーキャンプ2015】小学2年生の部:1日目(15.7.27)
夏休みに入り、本格的な夏の到来と共に、岐阜県飛騨市古川町での"グランパス・サッカースクール生(三好・豊田・瑞穂・春日井・港・名古屋WEST・名古屋北・岡崎・金山・豊橋・岡崎南)参加による『飛騨古川サマーキャンプ 2015』がスタートしました。
普段の生活から遠く離れ、岐阜県飛騨市古川町でお友だちとの団体行動という慣れない環境の中でちびっ子たちがどんな様子で過ごしているのか、どんな笑顔を見せてこのキャンプを楽しんでいるのかを、今年もお伝えしたいと思います。
先週の梅雨明け宣言からずっと好天が続き、飛騨地方も朝から晴れ渡り、気温もぐんぐんと上り、2年生のキャンプ最初の目的地「なかんじょ川」に着いた頃は少し雲が見えていましたが、持参したお弁当を皆と一緒に楽しんでいる間に、上空には真夏の空が拡がっていました。
水着に着替え、早速コーチの指示で元気良く水の中に足を踏み入れると、石の間をスイスイと泳いてゆく魚を、大きな水音を上げながら追い掛け始めました。学年が2年生と言うこともあって、日頃のスクールで鍛えた運動神経が役立ち、暫くすると、あちこちから「コーチ、捕まえたよ〜!」と蝉の声を打ち消さんばかりに、大きく元気の良い声が緑の中に響き渡っていました。
それまでなかなか魚が捕れず、少し寂しそうな様子をみせていた子たちは、魚を捕り飽きた子たちがキャーキャーと水の掛け合いに興じている隙を利用してコーチと共にじっくりと魚を探し、ようやく捕まえた魚を自分の手に収めると、この日一番の嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
タップリとお友だちと一緒に魚捕りを楽しんだあと後は、バスで町に向かい座禅を体験しました。屋内は湿度も殆どなく、心地良い風の抜ける中で、和尚様からのお説教をじっくりと聞き終えると、ちびっ子たちは少し窮屈そうにしながらも、教えてもらった通りに足を組み、高い集中力を見せて座禅にチャレンジしていました。
宿泊先に到着後、しっかりと動いて汗をかいた体を、お友だちと一緒にお風呂で流した後は、いよいよ待ちかねた夕食です。焼きそばや野菜の串焼き、そして、牛肉の串焼き等、正に盛り沢山の料理をお皿に乗せ、友だちと昼間あったことをお喋りしながらも、おなかが空いていたようで、手を休めることなく次々とお皿の上の料理をおなかの中へと運んでいました。
食後は、すっかり暗くなった中、宿泊先の裏の河川敷へ花火鑑賞に向かいました。途中、元気が良すぎでコーチから怒られる場面もありましたが、コーチ陣が皆に楽しんで貰おうと、手を変え品を変えながらの演出に喜び、最後は、華やかな打ち上げ花火に、「お〜、すごい、すごい!」と、声を挙げて盛り上がっていました。
真夏の厳しい日差しの下、この日一日をしっかりと楽しんだちびっ子たち。明日も早朝からの散歩が待っていることを知ってか、花火を終えて宿に戻ると、コーチ達を困らせることもなく、静かに眠りに落ちてくれました。