月刊グラン5月号のご紹介[仙頭啓矢選手インタビュー]

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移籍に迷いはなかった
常に挑戦したいという思い

長谷川健太新体制がスタートしたのは1月10日。
その始動日から目を見張る動きをしていたのが、サガン鳥栖から加入した仙頭啓矢だった。その後、仙頭は群雄割拠のトップ下争いを制し、明治安田生命J1リーグ第5節までの4試合、全ての試合に先発出場を果たすなどすでにチームの中心選手としての輝きを見せている。

―始動日からいい動きをしているなという印象を持ちました。このオフはしっかり練習をしてきたようですね。

シーズン中ほど激しい動きはできないですけど、心肺機能を落とさないようにランニングとかのトレーニングはしていました。このオフは心身ともにリラックスできたので、ばっちりとリフレッシュできましたし、新しいチームということもあって、しっかりと準備したことでいいスタートが切れたのかなと思います。

―グランパスからのオファーはいつ頃あったのですか?

(去年の)12月の半ばくらいに頂いて、結構すぐに移籍を決めました。素直に、名古屋グランパスというビッグクラブから声が掛かってすごくうれしかったですし、昨シーズンもルヴァンカップを獲っているし、順位も上位で終えているので、そういうクラブでプレーできるということを誇りに思っています。

―迷いはありませんでしたか?

サガンも素晴らしいクラブで、自分を成長させてくれたので、その部分ではちょっと悩むところもあったんですけど、自分自身は挑戦したいという思いが常にあるので、移籍という決断に迷いはなかったです。

―その挑戦というのは、やはりタイトルを獲りたいという思いですか?

そうですね。グランパスでタイトルを獲得したいという気持ちは強く持っています。自分のキャリアの中で、高校時代に準優勝はありますけど、日本一というタイトルを獲ったことがないので、やっぱりそこを目指しています。

―移籍前の名古屋の印象と加入してからの感想は?

昨シーズンは、ゼロにこだわるというか、守備を徹底しているイメージでしたが、今年は(長谷川)健太さんが監督になられて、攻守ともにアグレッシブにということで、攻撃面では見ている人たちもワクワクするようなサッカーだと思いますし、守備も自分たちからアクションを起こして守るサッカーになっているので、自分には合うスタイルだなと思っています。

―加入してから「この選手すごいな」と思った人はいますか?

稲垣選手は『めちゃくちゃタフだな』って感心しますね。それに柿谷選手は、練習でもめちゃくちゃうまい。でも基本的には結構イメージしていた通りかな。

―柿谷選手はポジションがかぶる選手でもありますね。

自分の学生時代からJリーグで活躍している選手で、一緒にプレーしていることは当時からしたら考えられないことですけど、自分も負けていられないという気持ちでいます。でもチームメートとして切磋琢磨していければいいなと思います。

豊田スタジアムで行われた今シーズンの開幕・神戸戦。胸に「GR86」のロゴが入った真新しいユニホームを着た仙頭は、トップ下で先発出場。稲垣の挙げた先制ゴールに絡むなど、フル出場でチームの勝利に貢献した。

―開幕戦はホームでしたが、どんな印象を持ちましたか?

やっぱり、豊田スタジアムの雰囲気というか、ファミリーのみなさんがつくり出す雰囲気は、本当に素晴らしいなと感じましたね。ホームとしてこの応援を味方に戦えるというのは、すごく大きなことだと思いましたし、切り替えとか、もう一歩走らないといけないときのエネルギーになるなって思いました。

―先制点につながりましたが、惜しいシュートもありましたね。どんなイメージでゴール前に詰めたのですか?

去年に比べて前めのポジションなので、ゴール前に入っていくことは意識していました。ノリくん(酒井宣福)が外に流れた瞬間に、左足で折り返してくると予想できましたが、あと一歩でしたね。

―自分のイメージよりも少しボールが後ろにきましたか?

そうですね。ちょっと下がりながらのヘディングになってしまいましたね。GKだけは外そうと思ったんですけど、いい感じで防がれてしまって。でも祥くん(稲垣)が詰めてくれたので本当に良かったなという感じです。

―去年在籍していたサガンとの対戦は引き分けでしたが、いかがでしたか?

敵にしたら嫌だなと思うサッカーでした。先制点がめちゃめちゃ早かったので、サガンも焦らずにやれたと思います。後ろからしっかりビルドアップしてきて、相手を見ながらサッカーをしているなと、すごくいいチームだなと思いました。

―去年はサガンで38試合出場3得点2アシストと、ようやくJ1でも結果を出しました。それができた要因は?

去年はボランチをやらせてもらって、チームの中でボールを触る回数が一番多くありました。そういうポジションだったので、自分の技術をより発揮できたし、その中で結果も出したので評価されたと思います。どこのチームでも自分のキャラクターをしっかりと発揮できることが大事だと思っているので、どんなスタイルのサッカーでも結果を出す。そこが今回の挑戦にもつながるところです。

―長谷川監督にはどんなところを求められていると感じていますか?

やっぱり、ボランチとFWのつなぎ役というか、その間のところで、自分がどれだけうまくゴールにつなげるパスを出せるのか、ゴール前に入っていって決められるかだと思います。自分にとって本職だと言えるポジションなのでしっかり適応したいですね。


続きは『Grun』2022年5月号をぜひご覧ください。

grun-22-05.pngGRUN INTERVIEW マルチな仕事人 仙頭 啓矢

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