月刊グラン9月号のご紹介[ランゲラック選手インタビュー]
安定した守備、質の高い攻撃
今の気持ちは「ハッピー」だ
ランゲラックに話が聞けたのは、強敵セレッソ大阪に2-0と快勝した直後の7月14日。インタビューを申し込むと、「今日ならOKだ」と即断即決してくれた。この判断の早さが日ごろのプレーにも生かされているのだろうか。画面越しでもしっかりと正面を見据えて丁寧に答えてくれた。
―リーグ戦4試合を終えて無敗ですが、この成績をどう捉えていますか?
ここまでの結果はポジティブだと思います。私たちのポテンシャルが最大限出せているわけではないですが、負けていないのはいいことですよね。はっきり良くなったと言えるところもありますし、これから成長する余地もある。そういう意味で今の気持ちはとてもハッピーです。
―セレッソ戦は無失点で勝ちました。前半にはブルーノ・メンデス選手のヘディングシュートを横っ飛びではじき出しましたが、あれが決まっていれば違った展開になっていたと思います。
強い相手でした。前半はゴールキーパーと1対1になる状況もありましたし、難しいチームです。ですが、しっかりとした守備ができて、前半のうちに得点できた。その後みんなの運動量が上がってパスもつながるようになり、ゲームを支配していく中で2点目が決まりました。それが良かったと思います。もしかしたら3点目を取れる可能性もありました。我々は動きの質が高くとても充実した試合だったと思います。
―阿部浩之選手の挙げた2点目のミドルシュートは美しかった。
とても素晴らしいゴールでしたよね。あれが決まった瞬間に"今日は勝てる"という気持ちになりました。タイミング的にも良かったと思います。そこからしっかり試合を支配できたし、みんなが最後まで戦い続けたことで勝つことができました。
―守備面に関してはいかがでしたか? 丸山祐市、中谷進之介のセンターバックは安定していたし、ボランチの稲垣祥、ジョアン・シミッチ、交代出場した米本拓司など経験値の高い選手が中央にそろっていますが。
そうですね、後ろから見ていて本当に安定した強い守備が構築できていると思います。これは本当に前向きなことで、どんなチームにも勝てるんじゃないかと感じています。特に二人のセンターバックは強力に跳ね返せるし、センターハーフはしっかり組み立てができる。中央の選手が強い雰囲気を出していることで、それが他の選手にも伝播し、全体として勝てるという雰囲気になっていると思います。
まさに"青天の霹靂"とはこのことを言うのだろう。
6月7日に発覚したGKミッチェル・ランゲラックの新型コロナウイルス感染。
誰もがそのリリースに驚きを禁じ得なかった。
しかしグランパスの守護神は、異国の地での辛い入院生活からすぐに復活。
超絶的なパフォーマンスでスタートダッシュに大きく貢献した背番号1の姿は、、続きは『Grun』2020年9月号をぜひご覧ください。
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