1/13(土)チーム始動日トレーニングレポート

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1月13日(土)、2018年のグランパス、新チームが始動しトヨタスポーツセンターで初日のトレーニングを行いました。

午前10時からのトレーニングでは冒頭約15分、屋内でのミーティングを行い、ケーズデンキスタジアム水戸にて開催される「鈴木隆行 引退試合」に出場する楢崎選手を除く全選手がグラウンドへと姿を現しました。

まず初日のトレーニングを見学に来られたサポーター席へと全選手、スタッフが向かい全員とハイタッチ、佐藤寿人選手から「J1で名古屋の風を起こしましょう!」と挨拶をしトレーニングを開始しました。

初日ということもありコンディションチェックも目的とされたトレーニングでしたが、パス回し、ポゼッションゲーム、コーンでの障害を作ってのドリブルなど、風間監督らしくボールを大切に扱うメニューが繰り返されました。選手たちもしっかりとしたオフを過ごし爽やかな表情でしたが、特に佐藤選手、やはりボールを触ってのサッカーが大好きなようすで初日からチーム内でも一番の張り切り具合でボールを追い回していました。

約1時間、同様のトレーニングを行い最後は4グループに分かれ6対6でのミニゲーム。ボールも持つチーム、全員が相手陣内へ入った状況でないとゴールは認められないルールに、激しい上下動が求められましたが、2日前に来日したばかりのワシントン選手、シャビエル選手、そしてジョー選手も疲れた様子を見せることなく、しっかりとした動きを見せていました。

チームは23日(火)までトヨタスポーツセンターでトレーニングを行い24日(水)からは春季キャンプ、2月24日(土)アウェイでガンバ大阪との開幕戦に向け調整を続けます。

風間八宏監督

─初日のトレーニングを終え、選手の動きや表情への印象をお聞かせください。

みんな楽しみに、すごく良い状態で来てくれました。選手はすごく自覚を持ってプレーしていますし、何かを乱してくるような選手はいません。すごく良い集団で良いスタートを切れたと思います。

─新しい選手も加わりました。今日、ここに集まりどのような印象を受けたのでしょうか?

目標を一つにしっかりと取り組めば、いろいろな部分で個性が出てくると思います。皆がその個性をしっかりと出したうえで試合を闘いたいと思います。

─選手が何人か入れ替わりましたが、風間監督の目指すサッカーはこれまで同様と考えてもよろしいでしょうか?

伸びていくことは変わりません。昨年とはスタートが違います。昨年一年でかなりチームは伸びましたが、スタートは違っても昨年と同じくらい選手には伸びてもらいたいです。

─風間監督にとっても今年は名古屋で二年目のシーズンとなりますが?

そんなに慌てなくて良いと思います。今日は初日ですし、これからチームを見て自分たちがどう伸びていくかということをしっかりと見ながら取り組みたいと思います。

─キャンプまでの10日間、どのように状態を上げようとお考えでしょうか?

今日はナラ(楢崎選手)がいないので来週のはじめから、頭の中を整理し取り組みたいと思います。

─ジョー選手が新しく加わりましたが初日のトレーニング、間近で見た印象をお聞かせください。

いろいろな物をも持っている選手だなと思います。それでも全てはチーム、チームの中で彼がどう生きていくか。周りのチームがどう伸びていくか。それを含めてチームなので、しっかりとその部分を見たいと思います。

─オフはどのように過ごされたのでしょうか?

昨シーズンは休みがなかったのですが、今シーズンは休みを多少いただいたので、頭を整理してくることができたと思います。

─新しいスタート、ミーティングでは選手にどのような言葉をかけたのでしょうか?

今日はナラがいなかったので選手たちに特にはなかったのですが、揃ったスタッフ全員で一丸となってしっかり一年を闘おうということは話しました。

─タイキャンプまでは休みもなく、二部練習によるスケジュールが続きますが?

今から休ませることは考えていません。やることは沢山ありますし、その時間を有意義に使って、そして空いた時間では選手にはしっかりと休んでもらいたい、自覚を持ってトレーニングに臨めるよう良い準備をしてもらいたい。それが我々の休みなので、みっちりと練習をやっていきたいと思います。

─新加入の選手もいますが、去年とはまた違った形でチームを作り上げることになるのではないでしょうか?

毎年ですが、スタートで今どこにあるのか、そこからどれだけ伸びるのか。昨シーズンで50%伸びたとするなら、今年は50%以上を伸ばしたいと思います。