1/16(月)トレーニングレポート
本日、2017年の名古屋グランパスが始動しました。
初日の本日は午前中に選手、監督、スタッフらクラブ全員によるミーティング、正午を挟みクラブハウスに隣接するグラウンドで記念撮影を行い、午後2時から風間監督の指揮による初日のトレーニングを開始しました。
初日のトレーニング内容はまずグラウンド周りをジョギングで流し、軽い筋力トレーニング。その後は3グループに分かれてパスゲームとドリブルを計3セットで汗を流しました。新加入のブラジル人3選手も、パスゲームではサッカーボールという共通言語で、徐々に周りの選手たちともコミュニケーション能力をとっているようでした。
約90分、風間監督らしさがさっそく垣間見える内容で、初日のトレーニングは終了しました。
風間監督コメント
─初日のトレーニングを終えた、今の感想をお聞かせください。
やっと始まったんだなという気持ちです。私はもちろん、選手もグラウンドが好きですし、今日は楽しみながら、すごく良い雰囲気でのトレーニングを行えました。
─今日のトレーニングメニューの意図をお聞かせください。
まずは体の状態を見ることと体を動かすことです。そして、頭の中で考える基礎となる部分を伝えました。
─トレーニング前のミーティングでは、どのようなことを伝えたのでしょうか?
まだ具体的なミーティングといえる内容ではありません。考え方の基礎となることを3つくらい、伝えました。これからしっかりと時間をかけ、私の考え方を伝えます。
─開幕まで約40日、どのような準備をお考えでしょうか?
ハードな内容になると思います。今日のトレーニングを見てもらえば理解いただけるかと思いますが、グラウンドの中では、ほぼ休みはありません。選手はそのことを理解し、そしてそのための準備をしっかりと行ってグラウンドへ出てきてほしいです。
─あらためて今シーズン、どのような戦いをしたいとお考えでしょうか。
どのチームと戦っても、自分たちが主導権を持って試合を運べるように、そのために選手たちにはもっともっと高いレベルを目指し努力して欲しいです。そして、サポーターも皆さまが観に行きたいと思うようなチームを作り、スタジアムを一杯に埋めたいですね。
楢崎選手コメント
大切なシーズンを、この歳になってもプレイヤーとして闘うことができる幸せを感じています。年齢は41歳になりますし自分の体と相談しなければいけない部分もあるとは思いますが、気持ちは20代の選手と変わらないよう、若々しく過ごしたいです。風間監督のトレーニングは初日でしたが、簡単な内容でも細かく要求を繰り返されました。そういったことの連続で、選手の意識も変わるのではないかと期待しています。シンプルな言葉で伝えてくれることも、選手にとってはありがたいです。
田口選手コメント
いよいよ始まるなという気持ちです。僕自身、もっともっと成長できるよう、多くのことを吸収したいです。初日のトレーニングをすごく楽しみにしていましたし、実際に楽しみました。風間監督のトレーニングはすごく基礎的な部分からでしたが、それでもこういったことを積み重ねたうえで、魅力的なサッカーを作り出せるのだと、あらためて感じさせられました。「ボールを失うな」と繰り返し言われていたことが印象的でした。
佐藤選手コメント
昨日の新体制発表会で全選手と顔は合わせていましたが、今日グラウンドへ来て全員でトレーニングを行い、いよいよ始まると実感しています。初日のトレーニングはボールを使わずに行うことが多いのですが、今日はしっかりとボールを使うことで、自分たちはサッカー選手なんだという喜びを感じさせてもらえました。楽しいトレーニングの中でも、正確さなど細かく要求が出ていましたが、これは監督から選手に対するメッセージだったのだと思います。
玉田選手コメント
僕自身が楽しみにしていましたが、予想通り初日から楽しい、充実したトレーニングを行うことができました。もちろん疲れましたが、ボールを使ったトレーニングをできたことは楽しかったです。風間監督は、このような雰囲気のトレーニングをこれからも続けるのだと思っています。「ボールを失うな」という言葉を頻繁に言われていましたが、それはサッカーにとってとても重要なことです。開幕まで、怪我をしないというのは選手なら当然ですが、僕自身、僕らしい自然体でのぞみたいと思います。