明治安田生命J2リーグ 第32節 大分戦前々日 監督会見

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本日9月7日(木)、トヨタスポーツセンターでの非公開トレーニング終了後、風間八宏監督の記者会見を行いました。


風間八宏監督

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─今週のトレーニングではシステムを変更されましたが?

全てやっていることですし、選手が一番いきる形はどうかというのが、チームの作り方です。それほど大きな問題ではありません。今まで通りです。

─トレーニングでは守備についても取り組みが見られましたが?

いつも通りです。人が変わるのもそうですし、自分たちの中のポイントは常に高めていかなければいけないので。できているところもあるし、もっと良くしないといけないところもあるし、何かを変えると皆さんにとっては目新しいかもしれないけど、やっていることは同じです。何が必要なのか、選手に対して目線を変えていくことで高めていかなければいけない。そういう、毎回毎回の積み重ねです。

─システムを変えたのは前節の結果や内容からの影響もあるのでしょうか?

いいえ、全てです。進まないといけないわけで、選手が同じもの繰り返すと良いのか、いろんなものを加えるのが良いのか、これは選手を見て作っていくものです。同じ練習を繰り返すことはないので、その意味で一番あったものを選手たちに作っていく、理解してもらうためのものです。

─守備のトレーニングではゾーンを区切り、選手の責任感や個々の役割を伝えていたようですが?

これも春からずっとやってきていることなので。そのゾーンが前よりも大きくなっているだろうし、テンポが上がれば、またその中でのやり方やテンポに全員が付いてこなければいけない。目の速さをどうするかも、繰り返しのトレーニングです。攻撃だけでないし、守備だけでもない。どちらでもありますし、片方のトレーニングではありません。それはいつも大事にやっていることです。

─玉田選手が加わり前線に人数も変わりましたが?

人がどういきるかなので、その組み合わせです。(怪我で)休んで入る選手と休んでいない選手でスピードも変わってくるし、タマ(玉田選手)はいま上がってきているので、その確認をしています。目に見えないものをやるわけではありません。

─八反田選手が前節で怪我をし全治12週と発表されました。11月のシーズン終了に間に合うかというタイミングですが?

一回休むと、続けていた選手とギャップができてしまうので、やっとハチ(八反田選手)も追いついてきたなという段階だったので、すごく残念です。全治が早くなっても1ヶ月も早くなることはないですが、とにかく早く戻ってきてほしいです。

─5連勝から2試合、勝利がありません。何か変化があったのでしょうか?

1つは、人数が違います。それ以外には何も変わったことはありません。前節も、グラウンドがあまり良くない状況でもボールを支配できましたし、ゴール前の点で合わせなければいけないところで今までと多少違っただけです。グラウンドの話をしましたが、あの中であれだけボールを支配しチャンスを作ったことで、自分たちの力が上がっていると確認できたと思います。

─前節は青木選手とシャビエル選手を逆サイドに配置しました。今週のトレーニングでは再び2人を近いポジションでプレーさせていましたが?

どういうものが一番良いのかということでやっています。試合中でも変えていますし、それでうまくいけばチームの力になりますし、全て頭の中で固定させる必要はないです。いろんなものを試し、うまくいったものは繰り返す、その連続です。

─今週のトレーニングでは秋山選手が中へ入って積極的なプレーをしているよう見られましたが?

選手が自分で判断していますし、固定する必要はないと伝えています。ボール持って自分たちが主導で動けば相手のシステムは崩れるもので、自分たちがボールを持てているのなら、(ポジションを)固定する必要はありません。それも1人ずつの判断なので、トレーニングからいろんなトライをしようと伝えています。試合でも自分の判断で、外が空いていれば外へいけば良いですし、中が空いていれば中へいく、それだけです。