明治安田生命J2リーグ 第27節 松本山雅FC戦前々日 監督会見
本日8月10日(木)、豊田スタジアムでの非公開トレーニング終了後、風間八宏監督の記者会見を行いました。
風間八宏監督
─松本戦2日前に豊田スタジアムでのトレーニングとなりましたが、感触はいかがでした?
芝の長さを練習場と同じように調整してもらいました。すごく協力してもらっていますし、ありがたいです。芝の質が違うので仕方のない面もありますが、みなさんに感謝しています。
─横浜F・マリノスから新井選手が加わりましたが、彼の評価と期待をお聞かせください。
落ち着いてプレーできる選手です。技術もスピードも高さもあるので、普段通りのプレーをしてくれると思います。
─新井選手とは以前から面識があったようですね?
息子の同級生でしたし、昔からずっと知っています。
─高校生の頃に、風間監督から指導を受けた記憶があるそうですが?
あると思うよ。スペトレ(清水スペシャル・トレーニング)にも行ったし、清商へも行ったりで、少しかかっていると思います。教えられた覚えがあるとのことなので、あとは私が覚えているかですが(笑)。
─彼が加わったディフェンスラインから攻撃まで、今週のトレーニングで手応えはあったのでしょうか?
元から技術のある選手で、スムーズにチームに順応しています。すごくよくフィットもしていると思います。
─前節、特に前半に3得点した要因は中盤での守備もあったように見えましたが?
それももちろんありますが、やはり(相手の)最終ラインの裏を前線の選手が、ボールが出てこなくても何度も狙い続けていました。その中で攻撃がスムーズに速くなりました。これを続けていかなければいけないのですが、良かったと思います。
─確かに攻撃では、中盤の選手が前線まで飛び出すシーンも増えましたね?
相手を見てプレーする時間も増えてきましたが、これを90分やり続けることが重要ですし、また次の試合でトライしなければいけません。
─秋山選手が初出場で活躍し、今週のトレーニングでも主力組でプレーを続けました。彼の評価をお聞かせください。
面白いし、判断も早いし、このサッカーで大切なのは自信を持ってボールを持てるかということです。その意味ではすごく特徴を持った選手です。まだまだ若いし可能性もあり、もっともっとうまくなってもらいたいですし、なると思います。
─7-4という前節のスコア、いろいろな捉え方があると思いますが、どう評価されているのでしょうか?
自分たちが抜いてしまった、その時間帯だけ、得点経過よりも、選手はやり続けなければいけない。何かをやられたわけではない、自分たちで落とした、それだけのゲームでした。自分たちの戦いをやり続けなければいけない、そのことでは良い教訓になった試合でしたし、選手もわかってくれたと思います。
─シャビエル選手が加わり、青木選手ら多くの選手が力を発揮するようになりました。シャビエル選手が全体に与えている影響は、どのようなものだと考えられているのでしょうか?
シャビエルもまだまだ、これからの選手です。コンディションもまだまだ良くなるし特別心配もしていませんが、それぞれの選手が自信を持ってボールを持てることが大事、相手に仕掛けられることもすごく大事です。
─前節の勝利で、チームのハードルも1つ上がったのではないでしょうか?
いつも言っている通り、やり続けるしかありません。それからしか生まれないこともあるし、一歩一歩、過去よりも次の試合を考えなければいけない。選手もそこに目を向けてくれていますし、一つ一つ進んでいかなければいけない。そのことを大切に取り組んでいきたいと思います。