明治安田生命J2リーグ 第11節 京都戦前々日 監督会見

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本日5月1日(月)、トヨタスポーツセンターでの非公開トレーニング終了後、風間八宏監督の記者会見を行いました。


風間八宏監督

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─京都戦は今シーズン初めて、週中で過密日程での試合となりますが?

それもチームとしての積み重ねですし、日程はわかっていることです。良い準備はできています。

─けが人が増えていますが?

仕方ありませんが、できるだけ早く戻り全員にそろってもらいたいです。一緒にプレーしていなければ、他の選手との差が出てしまうこともあります。ただ、試合の中でのけがですし、仕方のないことですがレフリーには気をつけてもらいたいです。

─内田選手と永井選手が群馬戦、けがで途中交代となりました?

大事にはなりませんでした。ただ、内田は脳震盪という診断が出ていますし、5日間はプレーをさせられず、京都戦は無理です。龍(永井選手)についても、最悪な状況ではありませんでした。

─連戦のなかで、チームとしてどう準備をされるのでしょうか?

頭の中の整理と、コンディションの調整が重要です。ただ、この日程が10試合も続くわけではなく2週間ですし、選手にはしっかりと戦ってもらわないと困ります。若い選手にとっては未体験のゾーンかもしれませんが、こういったことも全て受け入れて、チームとして成長しなければいけませんし、前へと進むチャンスだと思っています。

─京都戦では3万5千人を超える来場者が予想されますが?

注目されていることは感じています。観客の数字もそうですが、豊田スタジアムを満員にするためにチームだけでなくクラブ全体、そして街の皆さまにも盛り上げていただいています。素晴らしい環境で選手が試合を戦うことができ、幸せだと感じています。

─京都というチームの印象をお聞かせください。

相手がどうではありません。グランパスは自分たちの形を持ち、相手に合わせるチームではありません。もちろん強い相手ばかりですし、自分たちが悪ければどのチームにも負けますし、良ければ勝つことができます。

─サポーターは京都の田中マルクス闘莉王選手との対戦に期待していますが?

私自身はこれまでに何度も対戦していますし、特別なことではありません。観にくる方々に楽しんでもらえればと思います。

─けが人が増え、チームとしての総合力が問われますね?

チャンスを与えられた選手は、そのチャンスを活かさなければいけません。完全なレギュラーという選手はいませんし、出場した選手が活躍してくれればいいと思っています。

─前節のような、厳しいマークをする相手に対し逆転して勝利したことは大きいのではないでしょうか?

それも積み重ねです。相手を事前にスカウティングしても、違う時は違います。厳しいマークをするチームとの対戦も、自分たちの成長のためだと思っています。相手の厳しいマークも外せるようになればいいのですし、相手のことより、厳しいマークをするチームとの対戦を「自分たちが高めるために必要なこと」だと考えたいです。

─群馬戦では監督から「逃げるな」という言葉がありましたが?

試合とは敵と闘うことですし、怖がれば負けてしまいます。そこで怖がらないために技術を高めなければいけませんし、日々取り組んでいることを試合で出さなければいけません。全員ではありませんが、何人かがハードに来る相手に対して怖がってしまっていましたが、その部分での意識が変われば、できなかったこともできるようになると思います。