明治安田生命J2リーグ 第9節 山口戦前々日 監督会見

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本日4月20日(木)、トヨタスポーツセンターでの非公開トレーニング終了後、風間八宏監督の記者会見を行いました。


風間八宏監督

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─今週はトレーニングでも選手の表情に強さがありました。監督自身、何か変化は感じているのでしょうか?

選手には変化、そして競争があります。選手たちからは、すごく試合に出たいという気持ちが伝わってきています。サッカーとは簡単なものではありませんが、うまくいくこと、いかなかったこと、その両方が後々「良かったこと」になります。最も大切なことは、挑戦すること。選手一人一人が、その挑戦をしていることで、その評価できます。質には上限はありませんし、全てがうまくいくとは思っていません。それでも、トライする姿勢は多くの選手が持てるようになっています。その意味でも、トレーニングは活気付いています。

─今週はフォーメーションも少し変更されていたようですが、前節の結果を受けて変化を求めたのでしょうか?

どのように戦うかは、土曜日まではわかりません。いつもそうですが、前の試合は関係ありません。この一週間で誰が良かったのか、その中から選手が試合に入ってきます。一試合一試合が自分たちの教訓になりますしその確認はしますが、やはりこの一週間で誰が変わったのか。選手は一日で変わりますし、その変化が一日で終わらず続けられる選手が残ります。まだまだ、前節を受けて何かを修正するという段階ではありませんし前へと進むだけです。

─前節で活躍しても、例えば週のトレーニングでミスをすれば外される場合もあります。そのあたりは、非常に厳しい評価をされているようですね?

コンスタントにプレーするとは、そのようなことです。一度だけできれば良いのならば、プロではありません。常に続けなければいけません。完成というものはありませんが、まだ何もできていません。その部分をもっと厳しく、全員で取り組まなければいけません。

─レノファ山口の印象をお聞かせください。

相手がどうこうよりも、自分たちの戦いができれば結果はついてくると考えています。どのチームも強い相手であることは変わりませんし、次の試合で前よりも良いパフォーマンスを出すことが重要です。そのことに集中し、試合を戦いたいと思います。

─徳島戦では途中から入った古林選手に、年齢的にもっとやってもらいたかったというような話をされましたが?

それは、ミスをしないということです。ミスとはワンプレーをとっての意味ではありません。彼は何のために試合に入ったのか明確ではありませんでした。年齢は関係ありませんが、重要な選手と考え試合に出場させています。試合を決める、あるいは締めるという役割をできなければ、できなかったぞと伝えるだけです。そこからの一週間でしっかりと取り返してくれれば大きな問題ではありません。

─今週のトレーニングではボランチの位置に内田選手、八反田選手を起用していましが?

彼らもキャンプからいろいろなポジションに取り組んでいます。その試合の時点で最も良い選手がピッチへと立てば、ポジションには関係なく良い状態を出してくれると思っています。