明治安田生命J2リーグ 第6節 熊本戦前々日 監督会見
本日3月30日(木)、豊田スタジアムでの非公開トレーニング終了後、風間八宏監督が記者会見を行いました。
風間八宏監督
─開幕から一ヶ月が経ちました。前節の松本戦を含め、ここまでの評価をお聞かせください。
一日一日、いろいろなことにしっかり取り組んでいます。それでも、まだまだですし、これからもやることは変わりません。積み上げ続けるしかないと思っています。
─今週のトレーニングでもメンバーの入れ替わりが見られましたが?
どのポジションも固定はしていません。選手の状態は常に変わります。テンポも変わりますし、その週のトレーニングを見てどの選手が良いのかを判断します。技術はどこまで突き詰めてもパーフェクトになることはありませんし、(メンバーが)入れ代わることは悪いことではありません。毎日の変化に全員で対応するだけです。
─松本戦では杉本選手が良いアクセントとなりましたが、その評価をお聞かせください。
彼はトレーニングからコンスタントに良いプレーを見せています。良いプレーを見せれば、どの選手にもチャンスがあります。それでも、もっと良くなると思っています。
─日頃から「相手ではなく自分たちだ」という話をされますが?
相手に軸足をおけば、相手のサッカーになってしまいます。相手のサッカー、あるいは自分たちのサッカーというのではなく、ボールが主体だと考えています。ボールをしっかりと扱うことは当然なことだとして積み上げなければいけません。それができたと一喜一憂していては難しいですし、その先にやらなければいけないことがあると考えています。
─5試合を戦い、トレーニングも重ね「自信」というものがチームに出てきているのではないでしょうか?
そのためには、試合を想定しトレーニングから取り組むことが重要です。練習試合しか想定のできない選手では、実際の試合になるとプレーが変わってしまいます。5万人が入ったスタジアムを想定してトレーニングに取り組むことができる選手は、相当な選手になります。ボールと自分の関係をしっかりとつかむことが大切ですし、その上で自信を持てるようになります。「自信」を持つためには人の3倍のトレーニングでは足りません。5倍、6倍といったトレーニングをこなさなければ自信はつきません。