明治安田生命J2リーグ 第1節 ファジアーノ岡山戦前々日 監督会見

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2017シーズンの開幕まで二日と迫った本日2月24日(金)、ファジアーノ岡山との開幕戦を開催するパロマ瑞穂スタジアムでのトレーニング終了後に風間八宏監督の記者会見を行いました。


風間八宏監督

170224-kaz.jpg─いよいよ開幕が迫りましたが、今の気持ちをお聞かせください。

自分たちの力を出し切ることが結果につながります。そのための、しっかりとした準備ができています。

─チームに完成形というものはないとは思いますが、それでも監督の描く状態で開幕戦をむかえられるのでしょうか?

難しい質問です。それでも、チーム始動からここまで、毎日毎日に全力で取り組んでいますし、自分たちのベストを尽くしています。

─メンバーを入れ替えながらのトレーニングが続きましたが、戦いに向けたメンバーは揃ったとお考えでしょうか?

サッカーは11人だけで闘うものではありません。チーム全員で戦うものですし、一年を通し同じことの繰り返しになると思っています。

─全42試合の中での開幕戦、どのような位置付けの試合になるとお考えでしょうか?

開幕戦とはいつも楽しみな試合、これは間違いのないことです。それでも特別な試合だということはありません。毎試合、目の前の試合に全力を尽くします。まずは最初の試合に全力を尽くし、そしてすぐに次の試合への準備をします。そういった意味で、大きな試合、小さな試合という区別はありません。それでも、開幕戦が楽しみであることは間違いありません。

─サポーターからの期待も高まっています。改めて、この瑞穂でどのような試合を観せたいとお考えでしょうか?

ホームでの開幕戦ですし、積極的にゴールを狙うことは当然です。そのためにボールをしっかりと保持し、全員が連動して動くサッカーを観せたいです。自分たちのサッカーをどれだけ出せるかで、相手の戦い方も変わります。もちろん相手への対策もありますが、自分たちの足元をしっかりと見たサッカーをしたいです。

─今日の非公開トレーニングでも、良い手応えを得られたのでしょうか?

毎日毎日の準備ですし、今日だけの判断ではありません。全員がすごく高い集中力で準備をしています。開幕戦まであと一日ありますし、リラックスして初戦に臨みたいです。選手もすごく初戦を楽しみにしていると感じています。

─毎日のトレーニングでもメンバー構成を入れ替えたりテストを繰り返しているように見えましたが?

テストというよりも、選手は日々変化しています。毎日の変化に私もついていかなければいけません。選手全員が日々上達しています。さらに非常に高いモチベーションを持っています。その中で良い状態の選手がいれば起用しますし、選手自身が少しでも気持ちで沈めば他の選手と変わる。この競争をこれからも続ける必要があります。レギュラーメンバーを固定することも良いのかもしれませんが、これだけの選手がいますし、チームを固定する必要はありません。交代も含め全員で闘うことが、今のチームに合っていると思っています。

─ファジアーノ岡山への印象をお聞かせください。

全員がハードワークをするチームだという印象です。その相手に対し、グランパスが自分たちでどのくらいボールを動かすかで全ては変わってきます。相手に対して何か特別な対策はありませんが、強い相手であることは間違いありませんし、全力で闘うだけです。

─新チームでの初戦ということで特別な感情はあるのでしょうか?

どの試合でも緊張しますし、特別な感情はありません。それでも、グランパスのサポーター、ホームタウンの方々からの期待を感じていますし、開幕戦が楽しみです。全力を尽くすことが最高なサッカーですし、それを選手に期待しています。肩に力を入れすぎず、我々らしい戦いをしたいです。

─今日、パロマ瑞穂スタジアムでトレーニングを行ってみての感想をお聞かせください。

早く、ここが人でいっぱいな状況で試合をしたいという気持ちが強くなりましたが、意外と広いんだと感じさせられました。

─実際の試合と同じ場所、時間でトレーニングを行った意味も大きいのではないでしょうか?

そうですね、まずこのスタジアムでの陽射しに慣れる必要があります。そして芝生の確認も必要です。ピッチの感触、その下にある土の粘着具合なども確認できましたし、今日ここでトレーニングをできて良かったです。