玉田圭司選手 移籍加入記者会見

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1月11日(水)、トヨタスポーツセンター内クラブハウスにて、玉田圭司選手移籍加入記者会見を行いました。


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3年ぶりに名古屋グランパスへ帰ってまいりました玉田圭司です。よろしくお願いします。

─復帰発表があり我々も喜びましたが、玉田選手の率直に気持ちをお聞かください。

皆さんに喜んでもらえていると聞いてはいますが、それ以上に僕が一番嬉しく思っています。

─今日ここで会見を行い、復帰を実感されているのではないでしょうか?

そうですね、クラブハウスへ来て新しく変わった部分とそうでない部分もありますが、帰ってきたんだという実感がわいています。

─クラブハウスで最初に感じたことは何だったのでしょうか?

まず、受付の方が変わらずに元気で良かったです。クラブハウスが新しく綺麗で、まだ中へは行っていないのですが楽しみです。

─2014年の最終戦、試合前からサポーターの声援を受けた思い出の試合から3年となりますね。

いまここへ来て、長かったようで短くも感じます。2014年の最終節では、サポーターの皆さまへ向けスピーチをさせていただき、胴上げもしてもらいました。それだけのことをしていただき戻ってくるのは不思議な感覚なのですが、今はこれからのシーズンが楽しみな気持ちでいっぱいです。

─実際にグランパスから復帰のオファーを受け、どのような気持ちだったのでしょうか?

グランパスのことは離れていてもずっと頭の中にありましたし、結果や動向など、いつもチェックしていました。残念ながらJ2へと降格していまいましたが、その状況でオファーをいただきました。グランパスとは自分にとって、選手としても最も良い時期を過ごさせていただいた特別なクラブですし、即決させてもらいました。

─外からはどのようにグランパスを見ていたのでしょうか?

いちファンとして見させてもらっていました。

─2006年に柏レイソルから名古屋グランパスへ移籍した時は、怪我などもあり苦しみながらも玉田選手らしさを取り戻し活躍を見せてくれました。今回の移籍でも、活躍に対する期待は大きくなっています。

もちろん期待はしてもらいたいです。ここ何年も怪我はなく、良いコンディションでサッカーを続けられています。皆さんの期待に応え、そしてチームのJ1昇格に貢献したいです。

─セレッソ大阪での2年間は、どのような経験となったのでしょうか?

とても良い経験をさせていただきましたが、昨シーズンに関しては不甲斐ない、自分の思ったようなプレーができませんでした。その悔しさをグランパスで晴らしたいと思っています。

─J2での戦いは、どのように捉えられているのでしょうか?

セレッソ大阪で2年間J2を経験し、どのようにシーズンを過ごすべきか、多少は理解しているつもりですし、それを還元したいと思っています。

─現在のグランパスで、玉田選手自身には何が求められているとお考えでしょうか?

プレー面でまず引っ張りたいと思っています。そして年齢でもチームでは上の方ですし、いろいろなことを選手に伝えピッチ内外で、言動やトレーニングへの姿勢などを選手たちに見てもらいたいです。

─今シーズンの目標をお聞かせください。

個人的な目標は全く決めていません。チームとしての目標が自分の目標ですし、J2優勝、そしてJ1への昇格をチームとして掲げ、それに向かって頑張ります。

─風間新監督の印象をお聞かせください。

面識はありませんが、川崎フロンターレでのサッカーに魅了されていました。風間監督の下でトレーニングしている選手にも話を聞きましたが、日頃のトレーニングから面白いと聞いています。僕自身も成長できると思いますし、チームとして良い方向へと行ければと思っています。

風間監督は、外から見ての印象ですが、すごくサッカーを追求しているイメージがあります。それは僕に合っていると思いますし、毎日サッカーを楽しみながら成長できればなと思っています。

─37歳でのシーズンになりますね。

年齢は確かに37歳となりますが、あまり年齢のことは考えていません。実際の年齢に見られないプレーをしたいと思っています。

─加入が決まった際に「ピッチ内外で200%出し切りたい」との言葉がありましたね?

特に意味はありませんが、200%という言葉で、それだけ気持ちが入っているということを示したかっただけです。あまり気にしないでください。

─今シーズンのグランパスはメンバーが大きく入れ替わりました。今後はライバルになる選手たちですが、今いる若い選手の中で玉田選手自身、楽しみにしている選手はいるのでしょうか?

若手でいえば、青木選手や杉森選手は前に在籍していた時から慕ってくれていました。この2年間で成長した姿を見たいですし、更に僕のプレーを見て成長して欲しいです。

─新加入の選手には昨シーズンJ2でプレーしていた選手も多く実際に対戦したこともある玉田選手が一番理解しているかと思います。今シーズンのグランパスはどのようなチームになると思っているのでしょうか?

風間監督の存在も大きいと思いますし、魅力のあるサッカーを見せたいですが、結果も求められると思います。その両方を合致させるサッカーをしたいと僕個人として思っています。

─セレッソ大阪でJ2を戦いましたが、玉田選手にとってJ2の難しさはどこにあるとお考えでしょうか?

スケジュールが厳しいことはありますが、まずJ2のレベル自体が年々上がっています。難しいシーズンになるとは思いますが、まず自分たちを信じることが大切になります。その上で結果を出せば、より自信になります。そういったことを考えながら、シーズンを闘いたいと思います。

─メンバーも大幅に入れ替わり、横一線からのスタートになるかと思います。その中で、玉田選手がレギュラーを掴み取る意気込みをお聞かせください。

あまり深く考えず、自分がやれるプレーをすることが近道だと思っています。これをしよう、これはやめようなど考えずピッチに立ちたいです。モチベーションは高いですし、すごく楽しみなシーズンです。