明治安田生命Ｊ１リーグ２ｎｄステージ 第14節 アビスパ福岡戦前日 監督会見

「明治安田生命Ｊ１リーグ２ｎｄステージ 第14節・アビスパ福岡戦」を翌日に控えた9月30日（金）の午前練習後、トヨタスポーツセンター第1グラウンドでジュロヴスキー監督の記者会見が行われました。

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─明日の試合の展望はありますか？

明日は難しいゲームになると思います。しっかり集中して150%出していきたいです。我々のしたいことをやるため、Ｊ１に残るために、明日は頭を使ったプレーやインテリジェンスに溢れるプレーをしていきたいです。そこが重要になります。

─監督の言うインテリジェンスなプレーというのは、どんな試合展開の時に発揮して欲しいですか？

試合を通しての相手のカウンターなどの強みもあるので、そこを読みながらプレーして欲しいです。ボールを取られたら守備でしっかりとやるべきことをやり、ボールを取り返したらビルドアップをやり、そして我々が今週取り組んできた攻撃の仕方、アクションを頭を使って出して欲しいです。

先ほど高橋選手を指導していましたが、彼だけが重要ではなく、ゲームが重要です。彼はケガで長く離れていましたが、もしかしたら後半からのプレーになるかもしれません。左足の選手でスピードもあり、クロスも上手く知性のある選手です。私は頭の使える選手が好きです。高橋選手だけではなく、頭の良い選手は沢山グランパスにはいます。私が監督に就任してから得点が通算5点、その内4点がセットプレーではなく、流れからのゴールです。そこは良い兆候です。

─対戦相手の福岡は引き分け以下だと降格が決まる可能性があるので、勝ち点を取るために攻撃的になると思いますが？

勝ち点は取りに来ると思います。後は我々が試合開始からどう戦っていくかだと思います。Ｊリーグはどの試合もチームにとって難しい戦いです。ただ、多くのサポーターが後ろについて我々を助けてくれています。後は我々のプレー次第です。

─前節において磯村選手がオウンゴールをしてしまいましたが、彼に何か言葉をかけたのでしょうか？

偉大な選手でもオウンゴールはあり、起こりうることです。集中力を持って気を付けなければいけませんが、それは彼だけでなく他のディフェンスの選手もそうです。磯村選手はFC東京戦や他のゲームでも良いプレーをしているので、気にせず忘れて欲しいです。

─先ほど「流れの中で得点するのは良い兆候」と仰っていましたが、その中でシモビッチ選手の得点が期待されていますが？

ポストの選手としてはしっかりプレーできており、他の選手を活かしてくれていますので、彼が得点するかどうかは重要ではありません。ケガから復帰して数試合出場していますが、もっとボールキープ、ポストプレーができると思います。プレー自体は悪くないので続けて欲しいです。

シモビッチ選手以外の選手も得点に飢えています。現在永井選手、川又選手とフォワードの選手が得点を決め、小川選手、田口選手とフォワードじゃない選手も得点しています。それは良い兆候だと思います。