明治安田生命J1リーグ2ndステージ 第7節 サンフレッチェ広島戦前日 監督会見
「明治安田生命J1リーグ2ndステージ 第7節・サンフレッチェ広島戦」を翌日に控えた8月5日(金)の午前練習後、トヨタスポーツセンター第1グラウンドで小倉隆史監督の記者会見が行われました。
─非公開練習を2日間行いましたが、手応えはいかがでしたか?
明日の広島戦に向けてしっかりと集中して練習を行うことが出来ました。
─ ケガで離脱していた選手も今週の練習から何人か合流できたようですが、広島戦に向けて起用できそうでしょうか?
チームの現状と、試合の展開を踏まえて色々と考えながらいきます。
─横浜FM戦から始めた新しいシステムの完成度は現段階でいかがでしょうか?
取り入れて間もないので、まだ万全とはいきません。その中でも、色々と出来ることを考えたいと思います。
─横浜FM戦以上に良くなっている感じですか?
それは対戦相手にもよると思います。相手によって違った形、戦い方になるので、まだまだやらなければいけないことはたくさんあります。
─ 今週の攻撃面での練習では、クロスボールを重要視されているように見えましたが?
サイドからの攻撃はプランの一つとして持っていないといけないところです。
─現在のシステムはサイドからの攻撃に持っていきやすいのでしょうか?
持っていくまでの攻防で前に出られるかというのもあります。そこだけではないと思いますが、サイドから高い起点を作ることはシステムに限らず重要です。
─明日の広島戦ですが、もしミラーゲームになる場合、1対1での局面で負けないことがポイントになってくると思いますが、そこは今週の練習では意識はしましたか?
そこを含めて球際の部分ではしっかりとプレーしないといけないということは選手達に伝えました。また、寄せの部分でも、ボールだけではなく味方との連携などを含め、高い集中力を持ち粘り強くプレーしなければいけません。
─今のシステムは選手達が1対1の局面や球際での攻防で集中しやすい形になってきていると思いますが?
そうですね。ただ、そういった局面でも広島は仕掛けてくるので、選手達のコミュニケーションが今まで以上に大事になってくると思います。
─広島の印象はいかがでしょうか?
はっきりとした戦い方をしてくるチームです。実力のあるチームで自分達の形、攻撃の形、守備のやり方などしっかりとやっていてムラのないチームですね。
─やはりピーター・ウタカ選手は要注意でしょうか?
彼が得点源の中心になっています。個人でも、周りを使ってサイドから攻めることもできます。分かっていても防ぐことは簡単ではありません。
─高さではグランパスの方がアドバンテージはあると思いますが?
セットプレーの重要性は選手には伝えてあります。自分たちのアドバンテージをしっかりと活かすことができれば、結果がついてきます。
─今週の練習を見ると、選手達も練習に対してポジティブに参加していて、チームとして上向いているように感じましたが?
勝ち点3を取るということが間違いなく一番良い追い風になると思います。選手達もそう思っていますので、とにかく結果を出さなければいけません。