明治安田生命Ｊ１リーグ１stステージ 第7節・アビスパ福岡戦前日 監督会見

「明治安田生命Ｊ１リーグ１ｓｔステージ 第7節・アビスパ福岡戦」を翌日に控えた6月1日（火）の午前練習後、トヨタスポーツセンター第1グラウンドで小倉隆史監督の記者会見が行われました。

---

─福岡はフィジカルの強いウェリントン選手がいますが、明日はそこも考えてのフォーメーションなのでしょうか？

ウェリントン選手のことは伝えていますが、福岡はカウンターも強いチームなので油断はできません。

　

─福岡はどちらかというと前へ前へ攻めるよりはボールを大事にして攻めるチームだとは思いますが？

左サイドからの攻めやカウンターが特徴的で裏への一発が怖いチームでもあります。特別ポゼッションサッカーが主体というイメージはありません。

　

─ここ数試合フォーメーションを4-1-4-1や4-2-3-1を使い分けていましたが、明日はどちら寄りになるのでしょうか？

福岡は、広島との対戦では3-5-2を試し、最近の試合では4-4-2が多いです。ただ、フォーメーションに捕らわれたくはないです。全員が基本的な動きが出来ればシステムの部分でやりにくさは感じることはありません。

　

─前回トップ下で出場した田口選手ですが、監督の期待に応えるためには、より高いパフォーマンスが必要ではないかと感じましたが？

前半はそうだったかもしれません。ただ、それは泰士（田口選手）一人のせいではなく全体の問題だと思います。

　

─田口選手のトップ下起用は現状のオプションとして入れたのでしょうか？

元々が前に出ていく攻撃的な選手です。ボランチというポジション的な制約がなくなった中で、どのようなプレーをするか気になった部分はありました。

　

─ここ最近の練習では、選手達のメンタル的な部分に連敗の影響は出ているのでしょうか？

当然笑っていられる状況ではないことは選手達も分かっています。今まで以上に、しっかりと取り組んでくれています。現状で色んなプレッシャーやストレスを感じさせてしまうことは本当に申し訳ないと思っています。明日の福岡戦では、現状を打破するためにチーム全体で立ち向かっていきます。

　

─監督の方から選手達に焚きつけたり言葉をかけたりはしたのでしょうか？

話せるところでは自分としての考えはしっかりと話しました。後は選手達がどう捉えるかという点に期待したいですね。

　

─明日の試合に対して何か言葉はかけたのでしょうか？

毎試合自分なりに考えて伝えています。今の状況ではネガティブに考えてしまいますが、そんなことを考えても仕方がないと思います。今は試されている時期だと思います。やるべきサッカーをしっかりとやって良いきっかけを作りたいと思います。