小倉隆史GM兼監督 就任記者会見の模様

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11月25日(水)、名古屋市内のホテルにて小倉隆史GM兼監督の就任記者会見が行われましたので、その模様をお伝えいたします。


豊田章男 代表取締役会長

151125-toy.jpgまず2年間、チームの指揮を執っていただいた西野朗監督に御礼を申し上げたいと思います。私が今年、会長に就任した時期は最も低迷し最下位も経験し、結果的に年間9位という結果となりましたが、これが西野監督でなければJ2降格ということもあり得たのではないかと思っていますし、大変危機感を感じていました。西野監督のリーダーシップ、チームをぎりぎりのところで支えてくれたことに感謝申し上げたいと思います。残念だったのは今シーズン、怪我人が非常に多く出たことであり、そのことについては申し訳なく思っています。

小倉GM兼監督は、私流に言わせてもらえば、グランパスへの愛情が最も深い人物です。高校を卒業し地元のグランパスへと入り、選手として活躍し、天皇杯で優勝を経験しました。その後、怪我で試合に出られない時期を過ごし、試合に出られない立場も理解しています。オランダ留学もあり、いろいろな距離感からグランパスというクラブを見てきた選手です。そのような人物が、これからのグランパスを作る上で、若い、実績がないということは余り関係ありません。やはりグランパスへの愛情がもっとも強く、負けず嫌いでもありチャレンジし続けたいという人物なら、私は大丈夫だと思っています。もちろん、勝負は時の運でもありますが、やる以上はある程度の結果は欲しいと思っています。私自身もサポーターも「勝たなくても良い」とは思っていませんが、それでも勝負は時の運であり、一歩一歩、我々の経営で言えば年輪経営という言葉もありますが、グランパスのスタイルとはこうだと、着実にチャレンジし続ける姿があれば、応援団長として応援し続けたいと思っています。

皆さまも、1試合1試合の結果で何かを言いたくなるかもしれませんが、少しだけ長い目で見て是非応援していただきたいと思います。「ReBORN」にかけての決意は全員が持っていますので、是非とも応援をよろしくお願いします。

佐々木眞一 代表取締役副会長

151125-sas.jpg小倉新監督について、豊田会長への内諾を得てくるよう社長の久米から話をされました。内諾の必要もないかと思いましたが、話をしに行くと「応援団長として支持する」と、誠にあっさりした快諾をもらい、少し拍子抜けをしました。今日、このように豊田会長も記者会見に出席しての発表ということで、新生グランパスとして、クラブ一丸となってタイトル奪還へと向かう意思表示だと受け止めていただければと思います。

小倉さんについては、思い起こせば今年の3月に初めて話をさせていただきました。GM(ゼネラルマネージャー)補佐として招聘する最終面談という名目だったのですが、私個人的には昔大ファンだった有名選手と会うという楽しみの方が大きかったことを覚えています。もちろん仕事ですしそれを表には出しませんでしたが、停滞気味のグランパスというクラブに新しい風、元気を与えてくれる人物だと感じ、すぐにでもグランパスへと来て仕事をしてもらいたい気持ちがありました。彼なりの熱い思いをしっかりと語ってくれましたし、すぐにグランパスへと来てくれると思っていましたが、そうでもありませんでした。今考えてみると、グランパスというクラブに対して非常に強い思いを持っている小倉さんです。その分、その熱い思いを実現させるためにどうすべきか、考えていた時間なのだと思います。結果的に6月、実務的には中断期間に行う飛騨古川での夏季キャンプからチームへの合流となりました。それ以降、クラブの幹部会議等にもGM補佐という立場で出席し、いろいろな話をしてくれましたが、チームをどうしたいか、熱い思いがひしひしと伝わってきました。

小倉さんを新監督にという話を、久米社長から最初に聞いた時は虚をつかれた思いもありましたが、それは正しい決断と感じましたし、その決断を正しかったと実現させることが、私の使命であると思っています。

今日はもう少しテクニカルな話や新監督の決意など、もう少し詳しい話ができると思います。このあと社長の久米からも皆さまへお話させていただきます。

久米一正 代表取締役社長

151125-kum.jpg新監督を紹介する前に2014年、15年の2年間チームを率いていただいた西野朗監督には、チームの世代交代という非常に難しい状況で最大限の現場指揮に取り組んでいただいたことに、感謝を申し上げたいと思います。

来シーズンから、小倉新監督にチームの指揮をお願いすることとなりました。先ほど佐々木副会長から話がありましたが、私の方から小倉新監督へお願いをしました。「え?」という最初の思いもあったかもしれませんが、若い小倉くんに託したいという気持ちがありました。清水エスパルスで39歳の長谷川健太さんに、前々監督のストイコビッチさんは42歳、西野朗さんも42歳で私も一緒に道を作り、新しい風を吹かせようとスタートし大成功を収めました。小倉新監督も新しい風を名古屋グランパスへ吹き込んでくれると期待しています。そのような検討の中で、クラブとしては今年から「愛されたいクラブ宣言」を掲げ、いろいろな方からの反応をいただきました。クラブとして、どうすれば愛されるのか、真剣に真摯に考えています。その上で、クラブとしてファン・サポーター、ホームタウンのみなさまに元気を届けるためにはどうすれば良いのかも考え、新しい風を吹かせる小倉くんと話をしながら進めてきました。

私自身、6月に小倉くんがGM補佐に就任した記者会見で、これからのサッカー界を支えるのは若い世代だという話をさせていただきました。とにかく、私としては指名したからには全面的なバックアップで彼を補佐し、しっかりとした名古屋グランパス、皆さまから愛されるクラブを作りたいと思いますので、今後ともご声援をよろしくお願いいたします。

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小倉隆史GM兼監督

151125-ogu.jpgみなさんこんにちは。2016年より名古屋グランパスのGM兼監督という、非常に難しくもあり、大変やりがいのある仕事をさせていただくこととなりました。先ほど事前に打ち合わせというか、この壇上にいる方々と話をさせていただき、豊田会長からは色々とプレッシャーをかけられ、緊張はしていないのですが、今喉がからからです。プレッシャーをかけるかと思えば、楽に会見に出るようにと、すでに非常に難しい課題を与えられています。

今回のGM兼監督就任について、自分自身に経験が無いことは重々承知ですし、現状のクラブを考えれば非常に難しい仕事であると理解しています。それでも今年16年ぶりにグランパスへと帰ってきて、自分を育ててもらったクラブという思いが強くなり、なんとかしたいと言う気持ちを持つようになりました。グランパスをより良いクラブへとするため、今回この話を受けさせていただきました。それに先立ち、GM兼監督という立場、監督の初仕事がJ1か、という噂は僕自身にも聞こえていますし、難しい仕事だと感じています。6月にGM補佐として戻ってきたときに、チームのスタイルを作って欲しいと社長の久米をはじめとしたクラブのスタッフから託されました。16年間グランパスを離れ外から見ている期間も、戻って中から見ている今も、グランパスというクラブはポテンシャルがありながら、なぜ現状のような状況となっているのか、改めて強く感じました。これは私が以前、グランパスから出させてもらったオランダ留学の際に感じたことなのですが、それぞれのスタイルを持っているクラブや国が強いのは間違いのないことです。オランダはサッカー先進国ですが、その国内でも各クラブが自分たちのスタイルを持ち、それを持つからこそファン・サポーター、そしてスポンサーの方々がクラブを応援しているのだと、19歳の時に気づかせてもらいました。なんとかグランパスもそのようなクラブにならなければいけないとずっと思っていましたし、そのようなスタイルを地域の皆さまに発信することで名古屋グランパスというクラブの地元での存在感が増すのだと思っています。

GM兼監督というのは非常に難しい仕事ですが、スタッフを含め多くの方々に助けてもらいたいと思っています。それはメディアの皆さまももちろんです。僕自身にとって非常に大きなチャレンジとなりますが、なんとか自分自身の力を最大限に発揮できればと思います。

その中でグランパスのサッカースタイルとは何か?という話になるとは思います。もったいぶっているわけではありませんが、まだチームの詳細が決まっていないこともあり、来年の新体制発表会で皆さまへ詳しく話をできればと思っています。現段階でのキーワードとして言えることは、「スマートさ」、「テクニカル」、「共感」という部分であり、僕自身の言葉として「5人目」というサッカースタイルを作りたいと思っています。目指すべきサッカースタイルを発表しただけで明日からそれを出せるわけでは無いことは重々承知ですし、中・長期的な目で見なければスタイルが確立できないことも理解しています。スタイルを作り上げるための土台が重要なこともわかっていますし、サッカーとは何をするスポーツなのかと言えば、プロである以上、勝ち負けの世界で勝ちを求めるのが当然であり、そのため勝者のメンタリティというものを目指す上で、勝つために何が必要かと言えばゴールであり、そのゴールのためにはボールを奪うなど根本的な戦う姿勢をしっかりと身に付けさせなければいけない、と感じています。チームスタイルを確立しながら、闘う集団にしたいと思います。

最後にクラブが目指す方向は決まっています。そのために何をすべきか、それはクラブとして1つになる事です。選手やスタッフ間の信頼感はもちろん、クラブフロントも含めた信頼感を持ち1つになって大きな目標に全身全霊で向かうことがファン・サポーターの皆さまの信頼を勝ち得ることになると思います。なんとかグランパスが勝ち進みながらクラブに関わる多くの皆さまと笑顔と喜びを分かち合えればと思っています。

質疑応答

◇小倉隆史GM兼監督

─6月にGM補佐に就任された際に悩んだと話されました。今回さらにGM兼監督という重要な役割を打診された際には、即座に決められたのでしょうか?

すぐに決められるわけありませんし、最初久米社長から打診された際には「また冗談を」と思っていました。それでも話を頂いてから、チームスタイルやグランパスをこうすべきだと考えていました。もともとS級ライセンスを取って監督という職業をやりたいという気持ちはありましたが、GMという話を頂いた時にそれも勉強してみたいと思いGM補佐の話を受けさせていただきました。監督というものへの思いもどこかにありましたし、考えを確立していくうえで、それは大変だろうけれども面白いだろうなと思いがふつふつと湧いてきました。ただその中でも、GMとの兼任は難しく大変だろうなという思いも強くありましたが、クラブをなんとか良いクラブにしたいと思うなかで、頑張りたいという気持ちが強くなり、自分を奮い立たせました。

─グランパスは難しい状況にあると話されましたが、もう少し具体的に、現状のグランパスはどうであるとお考えでしょうか?

クラブの現状と言えば、まずスタイルの部分で皆さまも感じていると思います。トップチームの成績だけではありません。クラブはトップから下部組織まで、現場レベルでも一貫したものを持ちチームとして目指すべき、1本の筋が通っていることが重要です。その面で、今のグランパスはあやふや、明確ではないと感じています。全体的な構築という面において、この半年で変えられたかと言えば、それは難しい部分ではありました。GM補佐として短期的ではなく長期的に考える必要があり、それがこの半年の難しさではありました。

─新監督が就任されると「改革・変化」という言葉が出がちです。それでもグランパスが持ち続けるべき良い部分はどの辺りだとお考えでしょうか?

オリジナル10として、J1で闘い続けています。私自身いろいろなクラブでプレーしました。全てを知っているわけではありませんが、クラブとしてのポテンシャル、バックアップ体制や地域という面で大きな力を持っていると外から見て感じていました。その部分を最大限に生かせれば、大きな可能性があると思っています。その可能性がグランパスの良さだと思っています。

─指導者として最も大切にしたい部分は何でしょうか?

初めての試みですし、これから積み上げることもあります。現役時代、いろいろな方々の指導の下で選手として感じたことがありますし、その後も10年間いろいろな仕事をさせていただき、いろいろな職業の方との出会いもありました。これからトップリーダーとしての立場に立つわけですが、人間力が重要だと思っています。現時点での小倉隆史という人間がどのようなものなのかはわかりませんが、私自身のモットーがあります。ぶれないことであったり、選手に対しても自分自身に対しても正直であり続けるといった信念を持っています。自分らしさを持って選手と真正面からぶつかることで、いろいろな新しい面が出れば良いと思いますが、僕自身が全力で取り組む、人間力が試されることになると思います。

─クラブとしての来年、あるいは中・長期的な目標をお聞かせください。

このようなステージで「そこそこで」と言うわけにはいきません。グランパスというクラブのポテンシャルを考えれば、優勝を目指さなければいけないクラブです。私は初年度ですが、選手は優勝を望んでいますし、ファン・サポーターとも優勝を目指し全力で闘います。常に上位争いをする状況で、グランパスというクラブの確固たるスタイルを築くことができればと思っています。

─キーワードとして「スマート」、「テクニカル」、「共感」、そして「5人目」という言葉を挙げられましたが、その詳細をご説明いただけますでしょうか。

現代のサッカーの目指すべきスタイルとして、言葉にすれば似た言葉になります。日本で言えば「3人目の動き、連動した動き」という言葉もよく出てきます。そのうえで、キーワードとして「スマート」、「テクニカル」、「共感」がグランパスの目指すべきサッカーですが、連動という面で「5人目」という言葉になります。2人目、3人目に加え5人目の動きとなれば、先にしっかりと考えていかなければいけません。それを、共通理解として持たなければいけない。それを表現するために、スマートさ、サッカーのIQや技術的な高さが必要となります。それが「スマート」、「テクニカル」、「共感」という言葉なのですが、それは誰がやっても同じかというわけではありません。自分自身、どこまで監督をするのか分かりませんが、もし次の監督に変わればその人の色が出ると思います。そのうえで、自分の言い回しで言えば「5人目」という言葉になりますし、それが自分のやりたいサッカー、グランパスの目指すサッカーとリンクしていると思っています。「5人目」という考え方を持ったサッカーは難しい挑戦になるとは思いますが、高いところに目標を持ったチームを作りたいと思います。

─グランパスの歴史で、地元東海地方出身の監督は初となります。自分が育った地域を今後、どう盛り上げたいとお考えでしょうか?

プロサッカークラブである以上、豊田会長も仰られましたが、良いサッカーをしたなら負けても良いわけではありません。勝ちにこだわる必要があります。勝ち続け優勝を意識することで盛り上がりも生まれると思いますし、勝つ喜びも生まれます。優勝を意識するからこそ、負ける悔しさ、次こそは、と応援するサイクルが生まれます。それはやはり、ある一定の、高いレベルでの戦いを続けなければ応援にも熱が入らないと思いますし、スタジアムへの足も遠のくと思います。勝ちにこだわる、勝者のメンタリティというものを持ち、局面局面で選手個人個人が、1対1の場面で勝ちにこだわる姿勢を持ち続けることで、チームを優勝争いに導き盛り上げられればと思います。そのために、応援をお願いしたいと思います。

─一部報道でコーチングスタッフ等の組織作りに関する話も出ていますが、チーム作りについてはどうお考えでしょうか?

報道でも知りこちらが驚いたこともありますが、相手があっての話ですし、体制が整った上で発表をしたいと思います。報道が先走ることで相手に迷惑をかけることにもなりますし、体制が整った上で、しっかりと発表させていただければと思います。

─先ほど話されたチームとしてのスタイルの確立に、どれくらいの時間が必要だとお考えでしょうか?

3日で達成できれば最高なのですが、それは難しいと思います。今はチームの契約更新時期ですし、選手の体制を含めても今はまだ決まっていません。それが整っても、どれくらいの期間で確立されるのか、私自身として早くとは思っていますが、それは勝ちにこだわり戦う中で確立できればと思っています。

─キーワードについて、やはり選手としてプレーしたベンゲル監督の影響は大きいのでしょうか?

私が監督という存在を意識し始めたのはベンゲル監督との出会いでした。監督が変わるだけでこれほどチームは変わるのか、当時のグランパス見ていただいた方にははっきりと見えたと思います。それで監督という存在に興味を持ちましたし、自分にとって最も影響を与えたのはベンゲル監督です。ただ、それなら私がベンゲル監督と同じサッカーをできるのかと言われれば、それはできません。もちろん参考にしたり勉強させてもらうことはありますが、その中で自分自身のサッカー観を持ち、選手に理解してもらうために伝える必要があります。自分なりのサッカー観をしっかりと伝えたいと思います。

─スタイルの確立と勝ちへのこだわり、これは両立が難しい部分でもあります。シーズン中には想定外のことも起こりうると思いますが、その場合、どのような対応を取りたいとお考えでしょうか?

目指すサッカーとして先ほどのキーワードのような、シンクロするようなサッカーで、観ている方に美しいと感じてもらえれば嬉しいのですが、それを90分続けられることはありません。攻撃的、守備的という言葉がありますが、サッカーは相手のあるスポーツですし、ゲームの流れの中で状況による対応が必要です。自分たちのスタイルを貫きながら、勝ちにもこだわるのは非常に難しいとは承知しています。ぶれないスタイルを持ちながらも勝ちにこだわる中で、例えば勝ちにこだわり終盤パワープレーを仕掛けたから自分たちのスタイルと違うと指摘されても、それは手厳しくも感じます。状況によっては、勝ちにこだわった戦いもします。勝たなければ誰にも認められませんし、そういう状況も生まれると思いますが、目指すべきサッカーは持ち続けたいと思います。

─GM補佐として海外へ選手を視察に行ったという報道もありましたが?

そのような特異な期間を持たせてもらったのは今回だけだと思っていますが、クラブからはその期間を有効に使うよう後押しがありました。そのうえで、自分がやりたいサッカーの中で、どの部分にどのような選手が欲しいのか考えながら視察をしていました。どのような選手を獲得するかの目処を、これから考えたいと思います。

◇豊田章男 代表取締役会長

─GMという役割は監督を選ぶ立場でもあります。それを1人が兼任することの難しさについて、どのようにお考えでしょうか?

私が兼任を決めたわけではありませんし、想像での話となってしまいます。1人の人間がGMと監督を兼任するということは、最終責任者として立つということになります。先ほど小倉監督からの言葉にもありました「わくわくしている」と言う言葉は、最終責任者には本当はありません。後ろがいない責任者として仕事をすることになります。私自身も今は自動車会社の社長を務めていますが、最後の砦という立場は非常に大変さがあります。しかしながら、最終責任者が自分だということは、自分の考え、自分の責任でチャレンジができる立場でもあります。小倉監督の話を聞いていまして、自分のスタイルを軸としつつ勝ち負けのかかった部分では勝利にこだわる、勝ちを獲りにいく、あるいは人間力という発言にも出ている通り、言葉は少ないですが非常に芯のある人間です。実は、小倉新監督からこのような話を聞くのは今日が初めてでしたが、「しっかりした人だな」と隣で感じていました。もちろんGM兼監督としてこれからという立場ですし、勝負はピッチの上です。これからサポーティングスタッフ、選手が今日話したような監督の思いを共感し、結果を出すチームになるよう努力すると思っています。地元に愛されるグランパスを目指していますし、みなさまには是非、応援をよろしくお願いいたします。