明治安田生命J1リーグ2ndステージ 第17節・鹿島アントラーズ戦前日 監督会見

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「明治安田生命J1リーグ2ndステージ 第17節・鹿島アントラーズ戦」を翌日に控えた11月21日(土)の午前練習後、トヨタスポーツセンターで西野朗監督の記者会見が行われました。

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─:今日が今シーズン最後となる試合前の練習でしたが?

リハビリの選手達もみんなグラウンドに来て挨拶に参加してくれました。

 

─昨日の非公開の練習は良い練習が出来ましたか?

相手はプレッシング、ショートカウンターを個ではなく全員で攻めるチームなので想定するのは難しいです。さらに、優勝が絡んでいるチームなので相手のペースに合わせると試合にならないと思います。また、相手は積極的に攻めてくると思うので、逆に相手の前に来るプレスの裏側のウィークポイントを全体で捕らえながら戦いたいと思います。相手のウィークを突くことも大事なのでまずはファイトして、ハードワークするベースをしっかりしていけば戦えると思います。ただそのコンディションを2週間維持することは難しかったです。フィジカルの確保、メンタルの維持、モチベーションを上げるなど基本の準備作りを難しく感じた2週間でした。

 

─明日の試合に向けて選手たちを焚きつけるようなことはされたのでしょうか?

選手の中では闘莉王が引っ張ってくれて、檄を飛ばしたりしていました。

 

─今シーズン上位にいるチームとホーム、アウェイで戦ってみて、チーム力の差などを感じたところはありましたか?

上位、下位と言うことではなくチーム力が安定しきれなかった一年でした。上位に良い戦いをした試合もありますし、下位のチームに対して抵抗できなかった試合もあります。トップパフォーマンスがチームとしてできた時期もあったと思います。ただそれがメンバーの編成などでコンスタントに続けられず安定感がありませんでした。上位のチームにもこちらの戦術、戦い方の中で十分対抗できたと思いますので、全く歯が立たなかった展開はあまりありませんでした。ただ、トータルで考えると戦い抜けない試合が去年、今年とありました。メンバーの入れ変わり、怪我人が多いという影響もありました。

 

─チームを安定させる意味では闘莉王の他にリーダーシップを取る選手が今年いなかったことが原因でもあるのでしょうか?

一人の選手に依存し過ぎてはいけないと思います。依存したままだとチーム力も上がらないです。経験あるなし関係なくリーダーが必要で永井、田口などポテンシャルがある選手がいるので彼らが引っ張って行くようなチームになればチーム力も上がると思います。

 

─明日の試合はグランパスの監督としての最後ですが気持ちに変化はありますか?

ないと言えば嘘になります。今シーズンラストゲームと思えばしっかり戦いたいと思います。ただそう思って特別な力がもたらせるわけではないのでいつも通りに準備して戦いたいです。ただ2週間空いたり、チーム状況だったりと準備が難しいこともあります。選手達も大変だと思いますがしっかりと戦い締めくくりたいです。

 

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