明治安田生命J1リーグ2ndステージ 第12節・ヴィッセル神戸戦前日 監督会見
─明日の神戸戦に向けて、かなり気合いが入っているように見えますが、やはり結果が欲しいところでしょうか?
そうですね。ただ劇的な変化ばかりを期待しているわけではありません。あくまでも活性化という中での戦術変更、キャスティングの変更であって、多くを求めるのは難しいと思います。
─今日の練習を見ると選手達の声や顔、雰囲気の変化が感じられましたが、いかがでしょうか?
いつもどおりにやってくれていると思います。今週はシステムを変えたり、闘莉王を上げたりしたことが大きな変化になったのではないかと思います。永井がいないチーム状況の中、良い起爆剤になって欲しいとは思います。できればオフェンスのメンバーで構成したいですが、状況が状況なので仕方ありません。
─4バックにすることで牟田選手、竹内選手の粘り強さ、スピードが活きてくると思いますが?
ここ最近の試合は相手にスペース、時間を与えすぎていると思います。その中で間延びしているようにも感じます。そこで、今回はボール運びのコンパクトさを追求した上で、ディフェンスの入りや、ボールのテンポを上げることを重視しました。
─4バックに変えることによって選手達の動きも今までと違って変わってくるのでしょうか?
4バックにすることと、闘莉王をターゲットにすることに選手達はよりどころを感じていると思います。クロスボールを入れるポイントやタイミングがはっきりして、プレーの方向性が取りやすいのではないかと思います。
─明日の神戸戦はこちらが主体的にという気持ちを強く感じますが?
そうですね。相手のシステムを見ても3バック、4バックとやっていて最終的に相手の出方がどう来るか昨日映像を見ながら考えていました。その結果、今週は自分達のシステムをいかに柔軟にこなせられるかを主体的にやりました。上手く機能できればと思いますが、まずはファイトしてスピリットを見せて前節の川崎戦の結果を払拭したいです。
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