明治安田生命J1リーグ2ndステージ 第11節・川崎フロンターレ戦前日 監督会見
─2ndステージも残り7試合となりましたが、目標としては勝点ではなく全ての試合に勝つことでしょうか?
そうですね、強いチャレンジを持っていきたいです。
─今週の練習はかなりポイントを限定した練習をしているように見えましたが、それは対戦相手に合わせてでしょうか?
リアクションを想定した練習としました。川崎Fはポゼッションが代名詞のチームなので、コントロールされても攻めこまれないように対策しました。本来であれば自分達のスタイルを十分に出せる練習をさせたいです。アクションしていけるよう狙っていきたいのですが、まだまだディフェンシブにならざるを得ない状況です。ただ、しっかり守ってそこから速攻、ショートカウンターがグランパスのストロングポイントです。川崎F戦では、速攻だけではなく、少しずつ遅れた時の攻撃のオプションを増やしていきたいです。ベースであるしっかり守って攻撃に移ると言うことをもう一度見直していきたいです。
─トレーニング後、田口選手と長く話していましたが、戦術面のことで話されていたのでしょうか?
そうですね。守備に関してだけではなく連動のことについて話しました。ボランチは2人でやっても3人でやっても後ろとの連動が非常に重要となります。
─田口選手は、前線からある程度ボールを取りにいける選手だとは思いますが、それに対して最終ラインがプッシュアップしきれないことが先ほどの連動の問題に繋がるのでしょうか?
それはあると思います。後ろを取られたくないと言う中で、バイタルでの相手のスペースを消すこと、最終ラインに近いところでのディフェンスについて泰士と話し合いました。
─そうなると、戦術としてはしっかりと引いて待ち構える形になるのでしょうか?
川崎Fはポジショニングが特別強いわけではないので、そうはいかないと思います。戦術としては誰が誰をマークするかではなく、コンパクトに距離感をキープし、連動して人数をかけていくことがポイントだと思います。重要なことは、グループでボールを取りに行くことだと思います。
─川崎Fと戦う際に、相手の守備と名古屋の攻撃との力関係はどう見ていますか?
川崎Fのディフェンスは特別高いとは思わないのでそこを突いて、プレスかけて攻撃に積極的に参加することが大事だと思います。川崎Fに対してディフェンス、ポゼッションを意識しすぎるとボールをコントロールされます。そのため、ボールを保持した際は相手に攻めの鋭さなど攻撃時に脅威を常に与えていかないといけません。そうすることによって相手の攻撃も抑えることができます。
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