【名古屋市×名古屋グランパス キャリア教育連携事業】中山 克広選手、内田 宅哉選手 小学校訪問および特別授業実施レポート
名古屋グランパスは名古屋市が推進しているキャリア教育について名古屋市教育委員会との連携事業に取り組んでおります。
連携事業の一環として、12月10日(火)に名古屋グランパスの中山克広選手、内田宅哉選手が名古屋市立植田北小学校に訪問し、子どもたちとの交流サッカーや、これまでのサッカー人生における自身の経験などをお話する特別授業を実施しました。
今回の特別授業は小学5・6年生約120名を対象に行われました。
会場の体育館に中山選手と内田選手が登場すると、子どもたちから大きな歓声が上がりました。
特別授業の最初は子どもたちとの交流サッカー。中山選手と内田選手はそれぞれ別のチームに入り、7対7の交流サッカーがスタート。
内田選手が自慢のテクニックを魅せると、中山選手も持ち前のスピードで子どもを抜き去るなど、お互い会場を沸かせました。
交流サッカーのあとは、中山選手と内田選手がそれぞれ自身のサッカー人生を振り返りながら、失敗や挫折を経験した時にどう克服してきたかを伝えました。
中山選手は、ルヴァンカップ決勝の舞台でPKを与えてしまった時のことについて触れ、「あの場面で仲間やサポーターの声援があったから立ち直ることができた。みんなも困っている友達が近くにいたら助けてあげられる子になってほしい」と語りました。
内田選手は試合中にミスをしてしまった時の状況について触れ、「ミスをしたらそこで終わってしまうのではなく、ミスをしても次にどれだけ頑張ることができるかが大事だし、そこが一番成長できるタイミングでもある」と自身の経験からの学びを伝えました。
その後は子どもたちからの質問に答える時間となり、一つ一つの質問に丁寧に答えていました。
質問タイムのあとはクラス毎に記念撮影を行い、特別授業は終了。
最後は子どもたちが作った花道を通り、2人の選手が退場しました。
子どもたちからたくさんのエネルギーをもらった中山選手と内田選手。会場は最後まで温かい笑顔で包まれていました。