5/20(土)広島戦「在留ブラジルキッズによるお仕事体験」活動レポート
5/20(土)サンフレッチェ広島戦にて、在留ブラジル人の子どもたちによるお仕事体験を実施しました。
この取り組みはブラジル人人口の多い豊田市にて、在留ブラジル人の子どもたちにサッカーを通じて様々な方とのコミュニケーションを図る場を提供し、日本語を学ぶきっかけや日本で活躍したいと思えるきっかけとなることを目指し、昨シーズンから始めた取り組みです。
2022シーズンの取り組みは「2023Jリーグシャレン!アウォーズ」において、ソーシャルチャレンジャー賞を受賞しました。
※「ソーシャルチャレンジャー賞」は「その地域にある社会課題解決に対してチャレンジしている活動」に贈られる賞です
2023シーズンはその第2弾として取り組みを実施。今回は当日のお仕事体験の前に、子どもたちとグランパスボランティアで事前授業を行いました。
ポルトガル語でのあいさつを子どもたちに教えてもらったり、日本語でのあいさつをボランティアさんから教えたり...
子どもたちからもたくさんの意見をもらい、スタジアムでの案内に使う「指差し案内ボード」を作成。みんなで案を出してボードの名称を考えた結果、「バモス!アミーゴ!ボード」と命名されました。
完成した「バモス!アミーゴ!ボード」。日本語、英語、ポルトガル語に対応しており、日本語が苦手な方や会話が苦手な方ともコミュニケーションを取ることができるツールです。
会の途中にはブラジル出身の3選手(ターレス選手、マテウス選手、レオナルド選手)がサプライズ登場。選手からの激励メッセージに子どもたちも大喜びでした。
そして迎えた5/20(土)サンフレッチェ広島戦では、ブラジル人の子どもたちが実際にボランティアのお仕事を体験。
ボランティアさんと一緒にPOPを貼ってスタジアムを装飾したり、エコステーションのお手伝いにも挑戦。
「バモス!アミーゴ!ボード」を使っての案内や、ゲートでのあいさつ運動も実施しました。子どもたちの元気なあいさつで、来場者も笑顔になっている様子がとても印象的でした。
ボランティアの皆さんからは「ボードのおかげで案内がしやすくなった。」「子どもたちにパワーをもらえた!」と好評、子どもたちからは「次はいつやるの?またやりたい!」との嬉しい声も。終始笑顔の絶えない活動となりました。
名古屋グランパスはこれからも、ホームタウンの子どもたちが将来への一歩を踏み出すきっかけになれるよう、活動に取り組んでまいります。