「新エンブレム等の共創」第1回SOCIOミーティングを実施/GRAMPUS SOCIO PROJECT

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「次の30年の未来に向けて、グランパスファミリーの皆さまと共にクラブの未来を創っていく」との理念でスタートした「GRAMPUS SOCIO PROJECT」。新エンブレム等を検討する第1回SOCIOミーティングを、3月11日(土)に豊田スタジアムで開催しました。プロジェクトメンバーは幅広い年齢層のグランパスファミリー約50名、グランパスに所縁のある有識者として、スタジアムDJのYO!YO!YOSUKEさん、グランパスアカデミー出身でオフィシャルサポートソングを歌うクアイフの内田旭彦さん等も参加。実際に新エンブレム等を考案、制作するクリエイティブチームのメンバー、そしてクラブスタッフ12人。

初めて顔を合わせる人も多いため、まずはウォーキングフットボールで親睦を深めました。6チームに分かれて対戦しましたが、元プロ選手の逆を突いてシュートを決める場面もあり、大いに盛り上がりました。

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そして始まった第1回SOCIOミーティング。今回話し合うテーマは「未来を描く」。名古屋市緑区出身のファシリテーター(会議を進行し参加者に発言を促すサポート役)上井雄太氏を中心に議論を進めました。

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有識者の1人であり高校2年生までグランパスアカデミーでプレーしていたQaijffの内田旭彦氏から「小学6年生の時に、初めてグランパスのエンブレムがついたユニフォームを着て試合をした時の喜びは忘れられない」というエピソードが語られると、このプロジェクトの持つ意義を参加者の皆さんが感じ取りました。

対話は1対1から始まり、徐々に人数を広げていきました。そして5人ほどのグループセッションで、「30年後の2053年、社会にインパクトを生み出しているグランパスは、いったいどんなグランパス?」というテーマで、メンバーそれぞれが考えるグランパスの未来の種を書き出しました。

「タイトル三冠達成、クラブW杯制覇」や「グランパス所属の選手がW杯で得点王」などピッチ内の夢はもちろん、「グランパスがテーマのアミューズメントパークができる」、「栄に自由の女神のようなグランパスくんの銅像が建つ」、「グランパスをラッピングしたロケットが宇宙に飛ぶ」など、ユニークなピッチ外の夢もありました。

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次に、たくさん出した夢の種の中でも、それぞれが一番強い想いを持つ夢をシートに書き、それと共感するメンバーで、新たなグループを組みました。ここで行われたのは「グランパス未来編集会議」。2053年、グランパスにどんなインパクトのある出来事が起こったのか、キャッチコピーとともに新聞の1面を作ります。そして10チームに分かれたグループごとに、イラストや写真などを使い、それぞれ趣向を凝らした紙面ができあがりました。

YO!YO!YOSUKE氏の入ったグループは「グランパスCL優勝、明日愛知は休日に」という一面記事を、また別のグループでは「豊スタが飛んだ」をタイトルに、スタジアムが水素エンジンシステムで各地に飛び回るという夢や「愛知県がグランパス県へ。新愛知県知事"稲垣祥"氏の公約実現」という、想像をはるかに超える紙面を完成させました。モノづくりには手慣れているはずのクリエイティブチームのメンバーも「グランパスはもちろん、地域に対する熱量がすごかった」と、新エンブレムのアイデアの種を得たようです。

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参加者コメント

SOCIOミーティングメンバー:AYAさん(女性)
「みんなで夢を、グランパスの未来を思い描くということが、こんなに楽しいということに気付いて、同じ想いを共にしている人が集まると、こんなにすごいアイデアが生まれてくるんだなって感じました。昔からのファンも新しい世代のファンもいらっしゃって、みんなで一緒に作ることができるので、盛り上がっていけたらいいですね」

SOCIOミーティングメンバー:あんさん(男性)
「グランパスを好きな人たちと一緒に取り組めることがすごく楽しみです。グランパスの未来を考えることは本当におもしろかったです。30年後という設定でしたけど、ある意味で突拍子もないことを考えることによってワクワクできる。現実的でないことを考えるのが楽しかったですね」

SOCIOプロジェクト担当:戸村英嗣(マーケティング部)
「本当に熱量がすごくて、グランパスへ対する期待とか、こうなってほしいみたいなものを前向きに話し合っていただけて、第1回としてすごくいい感触を持っています。普段の仕事では直接こういう話を聞く機会がないので、皆さんの柔軟な発想に触れ、新しい発見もありました。この大きな期待をしっかり受け止めてどう実現していくのか、また皆さんと一緒に考えていきたいと思います」

ファシリテーター:上井雄太氏
「皆さんの熱量がすごかったですね。バックグラウンドも世代も全く違う人たちが集まって、みんなで笑いながら『これおもしろいよね』って作っていたのが印象的でした。みんなで一緒に創る"共創"を謳っていますけど、グランパスが真ん中に入ると、それが本当に自然な感じになる。今後が楽しみです」

クリエイティブチーム:岩田玲氏
「デザインやクリエイティブを進めていく上で、コンセプトワークと呼ばれる"柱"に立てるべきものがあります。今回のこういった取り組みで、皆さんが潜在的に考えていること、皆さんが求めていることを知ることができ、グランパスのコンセプトを見出すための有意義な時間になりました。皆さんの力を借りながら、『グランパスってこうだよね』と言えるようなアイデアと、目指すべきものが融合したようなエンブレムを作っていければいいなと考えています」

クラブの未来やカルチャーを"共創"していく「GRAMPUS SOCIO PROJECT」。今後も対話を重ね、想いのこもったエンブレムを検討していきます。 ■皆さまが思い描く「30年後のグランパス」をお聞かせください。 ご応募はこちらから