『2017いきいき今池お祭りウィーク』に八反田康平選手が出演
9月18日(月・祝)、今池地区一帯(今池ガスビル・地下鉄コンコース・商店街の全域)において『2017いきいき今池お祭りウィーク』が開催され、今池まつり東南会場にて行われた「グランパス・サポートタウンフェスタ」に、名古屋グランパスより八反田康平選手が参加、トークショーを行いました。
台風の影響もあって、この日のみの実施となってしまった『2017いきいき今池お祭りウィーク』でしたが、台風一過の言葉に相応しく、朝から心地の良い秋の青空が拡がり、最高のお祭り日和となりました。
この日の進行役の佐野俊輔氏は、元名古屋おもてなし武将隊 二代目 織田信長公として活躍し、かつては「名古屋グランパス戦伝隊長」を務めて貰ったこともあって、ファン・サポーターの方との交流も深く、互いに慣れ親しんだ明るい雰囲気の中でイベントが始まりました。
そして暖かな拍手に迎え入れられてステージに登場した八反田康平選手。右足のギブスが少し痛々しそうでしたが、「もう少しで取れるので、今年中の復帰を目指しています。」とのことで、表情穏やかに、会場の方々に笑顔で挨拶を済ませると、早速トークがスタートしました。
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-名古屋に来て半年になりますが、今池の街には来たことがありますか?
今池には、時々、ご飯を食べに来たりしているので、地理的には分かっています。
-楢崎選手とこの辺りに来ていたと噂に聞きましたが?
楢さんと押谷選手と一緒にひつまぶしを食べに来ました。
-ひつまぶしはどんな風に食べたんですか?
もちろん、自分オリジナルな食べ方では無く、お店の人が教えてくれた通りに、最初は普通に、その次に薬味を入れて、そして最後はお茶漬けにして食べました。本当美味しかったですね。
-今年の名古屋は、メンバーが大きく入れ替わったと思いますが?
僕も今年からなんですが、確かに新加入の選手が多く、いちから新しい感じでした。でも皆やさしいですし、チームの雰囲気は良いと思います。
-プライベートでよく過ごす選手は誰でしょうか?
同い年の、内田健太選手と押谷祐樹選手ですね。今はこんな足なので運転ができないので、彼らとは家も近いこともあり、運転手をやって貰っています(笑)。もちろん、サッカーの話は良くしますし、同い年と言うこともあって気を使わないですね。年下の選手も僕らに絡んでくることもあるので、色々と楽しくしています。
-怪我をしてしまったことで、やはり焦りのようなものはあるんでしょうか?
そうですね。今年については、今の怪我をする前にも足の筋肉系を痛めてしまっていたので、自分としては悔しいです。チームが勢いが出せそうだったところで力になれないので、悔しいですし、もどかしいところです。
-大学時代から風間監督の下でやっている八反田選手ですが、風間監督はいかがですか?
今はJリーグの他のチームにはないことをやろうとしているので、確かに難しいとは思います。僕も大学時代に風間監督の指導は経験していますので、結果はもちろん大事ですが、今はチームとしての基盤を作る、名古屋グランパスとしてのスタイルを築くことだと思っています。
-今のチームのプレーは見ていて楽しいと思いますが?
監督から言われていることだけで無く、選手達がもっと自主的に、どんどんシュートを打っていったりするプレーが増えれば、さらに良くなってゆくと思います。
-八反田選手のプレースタイルの中で、"これは誰にも負けない"というプレーはありますか?
僕はボールに沢山絡みながらチャンスメイクをするところが持ち味だと思っていますので、周りの選手とコンビネーションを上手く使いながら、アシストやチャンスを多く作れる様にしています。
-他のクラブを経験してきて、名古屋の良さがあれば教えて下さい。
名古屋のクラブハウスや練習場の環境は、Jリーグの中でもトップレベルだと思います。特にクラブハウスはロッカールームやトレーニングルーム、お風呂等、良い施設が揃っていますね。酸素カプセルや仮眠室もあるので、あとご飯さえあれば、生活出来ますね(笑)。世界のトップクラブに引けを取らない施設だと思います。
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<質問コーナー>
-奥さんとの生活はいかがですか?
ちゃんと仲良くしています(笑)。実は名古屋に来たばかりの時に、僕は既婚者だったんですが、未婚と言う情報が出てて、結婚して約1年位だったので、「もう別れたの?」って少し周りがざわついていました(笑)。
-小学生の頃、リフティングは何回出来ましたか?
僕も小学生の時には、何回出来るかなって、数えながらやってました。ただ、100回以上は数え切れなくなっていたので、それ以上は出来ていたと思います。最初は多くは出来ないと思いますが、コツさえ掴んでしまえば、あとは練習さえすれば沢山出来る様になると思います。
-風間監督のサッカーで"上手くなれる"と思うところはどんなところですか?
僕個人としては確実に上手くなれると思っています。大学の時もそうでしたし、グランパスの選手も確実に最初の頃より上手くなっていると思います。なかなか勝てないところもありますが、ボールを止める・蹴ると言う基礎的な練習がすごく多いので、サッカーの技術は確実に上がっていると思います。
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-今は怪我をしていると思いますが、どんなトレーニングをしているのでしょうか?
足が使えないので、筋トレとか上半身等、出来ないところ以外を中心に鍛えています。
-選手達の気持ちの切り替えについてはどうなんでしょうか?
切り替えは早い方だと思います。J2はJ1と違って中断期間も無いですし、1週間後には直ぐ試合があるので、いつまでも色々な事を引きずらず、切り替えて次の試合の準備をするようにしています。
-ムードメイカーの選手は誰ですか?
(田口)泰士とかですかね。練習の時も良く声が出ていますし。ワシントン選手はいつも何か喋ったり何か歌っていますし、朝からすごく陽気で、チームの雰囲気を良くしてくれてます。
-チームが結果を出すためにも、やはりサポーターの方にスタジアムに足を運んで貰うことが一番だと思いますが?
去年までJ1の舞台で戦っていて、今年はJ2に落ちてしまったんですが、沢山のサポーターが来てくれて、豊スタでは3万人を越えた時もあり、本当に信じられないです。ホームでの試合も残りが限られてくるので、1試合でも多くスタンドに足を運んで貰って、応援、後押しをお願いしたいと思います。
24日(日)にパロマ瑞穂スタジアムで行われる東京ヴェルディ戦では、キッチンカーが出店したり、アーチストによるライブがあったりと色々とありますので、早めにお越し頂いて、楽しんで貰いたいと思っています。
トーク終了後は、グランパスグッズやユニフォーム、公式試合球等がもらえる抽選会が行われ、八反田選手が引く番号が呼ばれる毎に、会場にはため息と当選者の家族の方による喜びの声と大きな拍手が行き交っていました。
最後には、選手のサイン色紙が貰える小さなお子さんたちとのジャンケン大会の後、24日の東京ヴェルディ戦チケット進呈と八反田選手とのステージ上での写真撮影というサプライズがあり、イベント会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。
「今日は短い間でしたが、こんなに沢山の方たちに集まって頂き、ありがとうございました。今年はJ1に上がることが絶対だと思っています。残り試合は少ないですが、是非、スタジアムに足を運んで貰って、僕たち選手を後押しし、名古屋グランパスを応援して頂ければと思います!」と八反田選手の力のこもったお礼の挨拶の言葉で「いいぞ、頑張れ!」と大きな拍手と声援で包まれた中、この日の「グランパス・サポートタウンフェスタ」は幕を閉じました。