春のルーキー選手お披露目月間・第3弾 みよし市立小学校訪問の模様

前のページに戻る

4月27日(木)、春のルーキー選手お披露目月間・第3弾として、この春よりパートナーシップ協定を締結した愛知県みよし市にある、みよし市立緑丘小学校を松本孝平選手梶山幹太選手が、同中部小学校を宮地元貴選手深堀隼平選手が訪問しました。


18_KT_170429_U18.jpg

中部小学校では宮地選手、深堀選手とグランパスサッカースクールから吉村コーチ、平林コーチが2時間目の授業時間を使い、同校の5・6年生160人を対象に特別授業を行いました。

まずは選手・コーチが自己紹介と挨拶し、全員で体を動かすレクリエーションとして「言うこと一緒・やること一緒」「言うこと一緒・やること逆」ゲームを行いました。さらに両選手がデモンストレーションとしてリフティングやシュートを披露し、その後は各クラスのチームと体育館内でミニサッカーを行いました。みよし市のお隣、長久手市出身の深堀選手が、軸足の裏で足を交差させ蹴るラボーナと言われるシュートを決め派手にゴールパフォーマンス、さらに宮地選手と吉村コーチが、子どもの届かない高さへの浮き球でのパス回しなどで盛り上げました。

ミニゲーム後は、全員で着席し質問タイム。
みんな元気良く手を挙げます。

18_KT_170429_U18.jpg

─スパイクなど、道具はどのように扱っていますか?

【宮地選手】
サッカー選手にとって道具は大切なものです。自分で毎日、練習後には手入れをして次の日、新品のように綺麗な状態にしてまた練習に使っています。

─1日の睡眠時間はどのくらいですか?

【深堀選手】
日によって違いますが、基本的には7〜8時間は寝て次の日の練習でもしっかりと動くことができるよう準備をしています。小学生のみんなは、夜9時には寝るようにしてください!

─緊張するとき、どのようにしてその緊張をほぐしていますか?

【宮地選手】
小学生の頃に習った、手のひらに「人」の文字を書いて、それを3回飲み込むようにしています。・・・というのは嘘で、誰でも緊張はすると思いますが、何か特別なことをしようとするのではなく、いつも通り、これまでやってきたことの成果を出そうと努力しています。

─子どものころ、ご飯はどのくらい食べていましたか?

【深堀選手】
丼に2杯食べていました。それは冗談ですが(笑)、おかわりは毎日していました。お茶碗にでしたが、身長を伸ばそうと沢山食べていました。

─サッカーをするうえで、大切にしていることはありますか?

【宮地選手】
グランパスの監督である風間監督が、基礎というものを大切にしています。ボールを止める技術、蹴る技術など、プロになってもその技術が足りていないと思って毎日練習していますし、もっとも大切なのはボールを止める、蹴る、運ぶというシンプルですが、それを突き詰めていくことで自分も成長し有名なプレーヤーにもなることができると思っています。サッカーをしているみんなも、日々の技術の練習も大切にして頑張って下さい。

─どうやったら、サッカーがうまくなりますか?

【深堀選手】
僕は小学生のころ、学校が終わればみんなと遊ぶよりも、サッカーの練習をしていました。学校が終わってから、暗くなるまでずっとボールを蹴っていました。

─年俸は、どのくらいですか?

【宮地選手】
細かい数字は秘密ですが(笑)、何不自由ない生活をさせてもらっていますし、クラブに感謝しています。

─ボールを高く上げるコツを教えてください。

【深堀選手】
ボールの下の方を、すくい上げるように蹴ることが大切です。慣れればできるようになります。6年生ならもうパワーはあると思いますし、毎日しっかりと練習してください。

質問タイムの最後には、両選手から子どもたちへ向けたメッセージをおくりました。

【宮地選手】
今日は短い時間でしたが、本当にありがとうございました。僕はいま23歳なので、こうやって小学校の校舎へと戻ってきたのは11年ぶりくらいになります。卒業してもうその倍くらい生きているのですが、今日みんなとサッカーをして、初心を取り戻した思いです。みんなもこれから、いろいろな夢を持つと思います。そのために学校の授業や毎日を楽しんで、前へと進み続けてください。
今日はありがとうございました。

【深堀選手】
今日は楽しかったですか?
僕も、小学校へは久しぶりに来ました。みんなに楽しんでもらえるか不安でしたが、楽しんでもらえたようで良かったです。僕は小学生のころからサッカーを楽しみながらプレーし続け、そしていまプロの選手になることができました。みんなも夢は大きく持ち、それを達成するために毎日の練習や学校の授業もしっかりと受け、これからも頑張って下さい。
今日はありがとうございました。


そして、5月3日(水・祝)、豊田スタジアムで開催する京都サンガF.C.戦小中学生10,000人無料招待の告知も行い、「応援に来て下さい。必ず名古屋グランパス勝ちます!」と力強い言葉で応援を呼びかけました。

18_KT_170429_U18.jpg

最後は各クラスと記念撮影し両選手が子どもたち1人1人に名刺を手渡しハイタッチ、中部小学校を代表しサッカー部のキャプテンから「頑張ってください!」と元気いっぱいな応援の言葉をいただき特別授業を終了しました。