みよし市介護予防事業「世代交流サッカー健康増進教室」の模様

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9月22日(木・祝)、みよし市立緑丘小学校の体育館において、みよし市介護予防事業「世代交流サッカー健康増進教室」が行われ、60歳以上のシニアと年長から小学6年生までの小学生の方々が参加しました。


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名古屋グランパスからはスクール・コーチの磯村・米山・古賀・伊東の4コーチが県立三好高等学校サッカー部の皆さんの協力の下、サッカー指導を行いました。

今回で9回目を迎えたこのサッカー教室。"シニアの方への運動啓発"と"シニアと孫との世代間交流"をコンセプトに毎年行われてきました。

開始に先駆けて行われた開会式では、みよし市教育委員会教育長:今瀬良江氏が「皆様、おはようございます。あいにくの大雨の中、お集まり頂き、ありがとうございます。皆さんは、この雨を物ともしない、元気なおじいちゃん、おばあちゃん、お孫さんばかりですね(笑)。

お孫さんにとっても、おじいちゃん、おばあちゃんと楽しい一時を過ごせる素晴らしい機会です。おじいちゃん、おばあちゃんと接してきたお孫さんはとってもやさしいお子さんになると聞いています。

今日はグランパスのプロのコーチ達と三好高校サッカー部の生徒さんと一緒に楽しい時をお過ごし下さい。」と参加した方々に挨拶を述べました。

名古屋グランパスファンリクルーティングGスクール松永利弘部長からも「普段、体を動かす機会はあまりないと思いますので、今日は楽しんで頂ければと思います。」と参加者の方々に激励の言葉を送ったところで、サッカー教室はスタートしました。

この日は生憎の雨天となってしまい、屋内での実施となりましたが、お孫さんとご一緒の参加ということもあってか、シニアの皆さんは、笑顔を見せながら朗らかな様子を見せてウォーミングアップに臨んでいました。

ボールを使ったストレッチのメニューの時には、お孫さんより体が柔らかいシニアの方も見られ、コーチ陣から「凄いですね。」と驚きの声が挙がっていました。

ウォーミングアップの後はボールを使った本格的なメニューに取り組んだ皆さん。PKやドリブルシュート、ターゲットに狙ってボールを蹴る等、少し技術が必要なメニューもあり、シニアの方は「難しいなぁ。どうやるの?」とお孫さんや三好高校サッカー部のお兄さんとしっかりとコミュニケーションを取りながら、真剣な様子を見せてボールを動かしながら奮闘していました。

次第にシニアの方々も丁寧なボールコントロールを見せながら、気合いの籠もったシュートを蹴られるようになり、上手くゴールが決まった時には、「やったよ!」と嬉しそうな笑顔を見せてお孫さんとその喜びを分かち合っていました。

イベントの後半は、お孫さんたちは三好高校サッカー部のお兄さん等と共にミニゲームを楽しみ、シニアの方々は、水分補給を行って充分に休憩を摂った後、付き添いのご家族の方と共に、健康管理や介護を必要としないための体作りを目指す「介護予防講座」に参加頂きました。

そして「小さな積み重ねが大事なので、皆さん頑張って下さい。」とみよし市福祉部:深谷真由美氏が、最後に励ましの言葉を参加者の方々に延べて、この日の「世代交流サッカー健康増進教室」は終了となりました。

室内での実施となった今回の「世代交流サッカー健康増進教室」。シニアの方々には、お孫さんと一緒に様々なメニューにチャレンジし、改めて健康であることの素晴らしさを実感して頂けたことと思います。

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このイベントの参加者の方々は、10月22日(土)に、豊田スタジアムにおいて行われるJ1リーグ2ndステージ第15節、ジュビロ磐田戦を観戦される予定です。