田口泰士選手 愛知県稲沢警察署「一日警察署長」に就任

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6月12日(日)、田口泰士選手が愛知県稲沢警察署の一日警察署長に就任し「非行防止キャンペーン」の啓発活動を行いました。


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午前中のトレーニング終えた田口選手は、まず稲沢警察署を訪れ、用意された署長服へと着替えました。最初は緊張気味の田口選手でしたが、制服姿に対しまわりから「似合ってる」との声に笑顔がこぼれました。

委嘱式で鈴木署長から田口選手へ委嘱状が手渡されたあとは、稲沢警察署正面で敬礼姿で記念撮影。特別にパトカーの運転席に座らせていただいての記念撮影には、田口一日警察署長も童心に帰ったかのような笑顔で、少し興奮気味でした。

警察署での委嘱式を終えると、パトカーで近くの大型商業施設リーフウォーク稲沢へと移動し、集まった約300人のファン・サポーターを前に田口一日警察署長としての挨拶と、非行防止キャンペーンの啓発活動を行いました。

【田口泰士 稲沢警察署一日警察署長 挨拶】
160612-um-tag.jpgみなさんこんにちは、名古屋グランパスの田口泰士です。

非常に緊張していますが、どうでしょうか僕のこの制服姿は?

今日は「非行防止キャンペーン」の啓発活動のため、稲沢警察署の一日警察署長としてリーフウォーク稲沢へと来ました。これからみなさまの前で、僕の少年時代をお話しさせていただきます。

僕は小学校、中学校、高校とサッカーに明け暮れ、Jリーガーになることを夢見ていました。世の中には、非行に走る少年もいるかもしれませんが、非行に走るということは自分一人の問題ではありません。周りのみんなにも迷惑をかけてしまいます。

プロサッカー選手とは子ども達に夢を与える職業でもあります。そのようなプロ選手が悪い行いを見せるなど、あってはならないことです。これからも子ども達に夢を与え続け、そして尊敬されるようなプロサッカー選手にならなければいけないと思っています。

今日は多くのみなさまに集まっていただき、誠にありがとうございます。短い時間ではありますが、一日警察署長としての任務をこなしたいと思いますので、宜しくお願い致します。


挨拶のあとは、制服に革靴姿でボールリフティングを披露し、観客のみなさまからの質問コーナー。「いつからサッカーを始めたのか」「プロを意識したのはいつ頃からなのか」サッカーに励む子どもを持つ母からは「どのように褒められることが子どもにとって、より意欲を高められるか」などサッカーにまつわる質問に丁寧に答えました。質問コーナーも終盤になると「どのような女性がタイプですか?」「いま、アモーレはいますか?」などプライベートに関する質問も増え、田口一日警察署長の額には汗が見られました。

質問コーナーを終えると、最後はユニフォームを着て集まった地元のサッカー少年に啓発グッズを手渡し約30分の啓発活動は終了となりました。

その後、稲沢警察署へと戻ると鈴木署長から感謝状と「一日警察署長 田口泰士選手」と手作りのたすきが掛けられた愛知県警察のマスコットキャラクター「コノハけいぶ」のぬいぐるみをプレゼントされ、笑顔で記念撮影に応じて活動を終えました。