小学校訪問「Never give up for DREAM」〜名古屋市中区・豊田市小学校訪問〜

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名古屋グランパスでは今年も「Never give up for DREAM」と題し、名古屋市、名古屋市教育委員会、豊田市教育委員会と協力しホームタウンの小学校を訪問しました。

今年で9度目となった小学校訪問は11月11日(水)、同18日(水)と2日の日程で行われ、名古屋市中区、豊田市の計6校を選手グループに分かれ訪問し、特別授業を行いました。

なお、本活動への参加校、及び参加選手は下記の通りとなります。

11月11日(水)
【名古屋市立名城小学校】小川選手、楢崎選手、竹内選手、永井選手、矢野選手

11月18日(水)
【名古屋市立栄小学校】磯村選手、本多選手、小屋松選手、高木選手
【名古屋市立老松小学校】田口選手、田鍋選手、望月選手、田中輝選手
【名古屋市立大須小学校】西村選手、大武選手、野田選手、森選手
【名古屋市立御園小学校】矢田選手、青木選手、佐藤選手、野村選手
【豊田市立寺部小学校】牟田選手、ハーフナーニッキ選手、杉森選手、川又選手

※左端の選手が各校のリーダー


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初日となった11日(水)は小川、楢崎、竹内、永井、矢野の5選手が名古屋市中区の名城小学校を訪問しました。

6時間目の授業を使い3〜6年生約150人が集まる体育館に5選手が登場すると、さっそくリーダーの小川選手の司会により選手たちが挨拶と自己紹介を行いました。

その後は体育館の半分を使い、名城小学校サッカー部の子ども達とミニサッカーで対決をしましたが、「1点も与えない」と楢崎選手が意気込んだ通り竹内選手のゴールライン間際でのクリアや矢野選手、永井選手の子どもの届かない高さでのヘディングのパス交換など、時おり大人気ないプレーを見せながら白熱したゲームで盛り上がりました。

約20分のゲームを終えると質問タイムが始まりました。「どうやったらプロサッカー選手になれますか?」「ドリブルが速くなるコツを教えてください。」「竹内選手はギャグが好きですか?」など、小学生らしい質問もあれば、ビートボックス(口でドラムなど様々な擬音を刻むDJプレイ)で世界一有名になりたいという具体的な夢を持つ小学生からの質問などに答えながら、夢を持ち、それに対し努力を続けることの大切さを子ども達に伝えました。

最後は名城小学校を代表し6年生の生徒から選手達へ感謝の挨拶をいただき、全クラスと選手達で記念撮影、子ども達が作る花道で選手を送り出していただき、特別授業は終了となりました。


2日目となる18日(水)は磯村、本多、小屋松、高木の4選手が名古屋市中区の栄小学校を、豊田市の寺部小学校へは牟田、ハーフナーニッキ、杉森、川又の4選手が訪問しました。

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名古屋市・栄小学校ではリーダーの磯村選手により挨拶、参加選手の紹介に続き、その後は体育館を半分を使用しボールを使ったデモンストレーションが行われました。3生徒と4選手のリフティングゲームでは30回、ボールを落とさず回しきり、他の生徒から拍手がおこっていました。その後のトーク・質問タイムでは「給料はどのくらいもらっていますか?」など、ストレートな質問に選手達もタジタジとなっていました。

授業終了時にはサッカー部キャンプテンが生徒を代表し挨拶、選手達からもその場でサインを入れた試合球などを学校へとプレゼントしました。

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豊田市・寺部小学校でもリーダーの牟田選手の司会により4選手が挨拶、その後はボールを使ったデモンストレーションとして「プロの技」が披露されました。杉森選手の空を裂くような鋭いミドルシュートや、ハーフナー選手の自慢の長身を活かしてミニゴールの上からのヘディングに生徒達からは「すっげ〜!!!」といった歓声が上がっていました。

続いて行われた質問タイムでは、ここでも「サッカーがもっと上手くなるにはどうすればいい?」「なでしこジャパンに入りたい!」といったサッカーに因んだ質問が投げかけられました。また、「怒られてやる気がなくなってしまった時はどうすればいい?」という中々難しい質問に対しては、牟田選手が「僕も毎日闘莉王選手に怒られています!でも、それは自分のことを気に掛けてくれているからだと思います。」と答え、技術的な話だけでなく、そういったプロのアスリートとしてのメンタルについても真剣に語っていました。

特別授業の最後は、寺部小学校の代表生徒から選手達へ感謝の言葉とエールの言葉をいただき記念撮影。生徒達の大きな拍手が響く中、選手達は会場をあとにしました。


この他にも老松小学校、大須小学校、御園小学校の各校へも選手が訪問し、たくさんの子どもたちとふれあい授業を行いました。選手はリーダーを中心に事前から授業の打ち合わせをし、子どもたちに楽しんでもらうために準備をして臨みました。しかし、逆に選手も子どもたちに楽しませてもらったようで、元気をもらって学校を後にしました。

本年も本活動にご理解いただいた名古屋市教育委員会、豊田市教育委員会のみなさま、ご参加いただいた小学生のみなさま、そして各学校の関係者のみなさま、ご協力ありがとうございました。