「瑞穂1日サッカー講座」に田口泰士選手と田中輝希選手が参加
10月25日(日)、パロマ瑞穂スタジアムにおいて、「瑞穂1日サッカー講座」が行われ、名古屋グランパスより、田口泰士選手と田中輝希選手の2選手が特別参加。名古屋グランパススクールの米山・千代反田・杉野・本田の4コーチと共に、小学1〜6年生までのおよそ130名を相手にサッカー指導を行いました。
新潟戦の気持ち良い勝利から一夜明け、この日のサッカー教室は名古屋グランパスのホームスタジアムであるここパロマ瑞穂スタジアムでの開催。この日は西日が眩しい、雲一つない澄み渡った青空が広がる快晴に恵まれたものの、思いの外風は冷たく、少々肌寒い気候の下での実施となりました。
開会式で2選手が登場し笑顔で挨拶を行ったところで、サッカー教室がスタート。とその前に、まずは『プロの技』がどれだけ凄いかを体感して貰うために、デモンストレーションとして選手達と子どもたちで1対1を行いました。ここでは挙手制でしたが、「ハイハイハイ!!」とほとんどの子どもが自信満々の様子で、元気一杯に手を挙げていました。2選手がロングボールを披露しても、「わ〜!!!」と黄色い歓声が挙がり、選手達も思わず破顔一笑。サッカー教室開始前にして、ピッチ上の熱は最高潮に達しているようでした。
その後、各学年に分かれたところで、お楽しみのサッカー教室が開始されました。まずは各コーチ指導の下ウォーミングアップからスタート。選手達も各グループを巡回して、子ども達の様子を見ながら、「もっとリズム良く!」「声出せ〜!」と熱い指導を行っていました。その後も、田口選手はシュートを、田中輝選手はドリブル突破など、自慢のテクニックを披露しながら、良き指導者となって子ども達に手ほどきをしました。
学年が上がる毎に子どもたちのテクニックや体の強さもレベルアップ。シュート練習の際、田口選手がゴールの前に立ちはだかるものの、あまりのシュートの速さに「あぶなっ!」と思わず逃げ腰になってしまうシーンも。田中輝選手も「高学年になるともう普通に上手いよね(笑)」とコメント。2選手とも子ども達のパワーに逆に驚かされていました。
サッカー講座の後半には、各学年でミニゲームが行われました。ここでは選手達も奮って参加。最初は子ども達に花を持たせようと脇から声を出していましたが、徐々にゲームがヒートアップしていく中、それに感化されたのか、少々大人気なくボールを運んでいくシーンも散見。ひとたびゴールが決まると「ナイス〜!」とハイタッチを決め、両選手とも子ども達と同じ、少年のような笑顔で喜んでいました。
閉会式では、米山コーチが「今日楽しかった人?」と訪ねると、ほとんどの子ども達が手を高く挙げ、この日のサッカー教室は大満足の様子でした。「今日みんなとサッカーが出来て嬉しかったです!僕も初心に返って頑張っていきたいと思います!」(田中輝選手)、「皆さん、今日はお疲れ様でした!また僕たちと一緒にサッカーをやりましょう!ありがとうございました!」(田口選手)、と2選手が感謝の言葉を述べると、この日の瑞穂1日サッカー講座は終了となりました。
閉会式後は、田口、田中輝希選手のサイン会が行われ、たくさんの子どもたちがボールやバックなどの愛用品や、グランパスのユニフォームなどの宝物を持ち寄って長蛇の列を作ってくれました。両選手とも疲れた表情一つ見せず、サインや写真撮影に快く応じながら、最後までしっかりとプロとしての品格を見せました。