『イオンモール新瑞橋 名古屋グランパス矢田旭選手トークショー&グランパコちゃん写真撮影会』の模様
8月1日(土)、イオンモール新瑞橋(〒457-0012名古屋市南区菊住1丁目7-10)にて、『名古屋グランパス矢田旭選手トークショー&グランパコちゃん写真撮影会』が行われました。
アウェイ・山形戦を3−0の完勝とし、非常に良い流れを保ったまま中断期を迎えることが出来たグランパス。2ndステージになってから、チームも徐々に勢いに乗りだし、今や何と2ndステージ・2位という文句なしの順位をキープしています。名古屋では暑い日が続きますが、是非夏のイベントの一つとして、名古屋グランパスの試合にお友達と一緒に足を運んでみてはいかがでしょうか。
そんな夏真っ只中の8月初日。イオンモール新瑞橋には、休日を満喫するたくさんのお客さんで賑わいを見せていました。この日のイベント会場となる1Fセントラルコート会場にはグランパスグッズブースやグランパスの過去の名場面が流れる大型ビジョンが設けられ、トークショーが始まるにはまだまだにも関わらず、客席にはすでにたくさんのファン・サポーターの姿がありました。また、この日はグランパコちゃんが応援に駆けつけてくれ、ちびっ子達を中心に、たくさんの方々がこの日の思い出に記念撮影をされていました。
本日のメインゲストである矢田選手がステージに現れると、会場からは大きな拍手が挙がりました。矢田選手もニッコリと照れ笑いをこぼして、会場に一言挨拶を行ったところで、お待ちかねのトークショーがスタートとなりました。
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─本日はお越し頂きありがとうございます、緊張はしていますか?
自分が想像していたより人が来ていたので、少し緊張してますね(笑)。
─次の公式戦が12日と少し間隔が空きますが、実家には帰りましたか?
実家が四日市なので最近は帰っていないですね。大きい休みが取れたら行こうと思っています。
─地元のどんな所が好きですか?
地元は田舎なのですが、そこが好きですね、ゆっくりと落ち着けます。
─休みの日や空いた時間にはイオンのようなショッピングセンターには行きますか?
ウィンドウショッピング感覚でよく行きますよ!
─買い物は誰かと行くのでしょうか?
一人が多いんですけど、状況に応じて何人かと行っています。一人じゃないとイヤというわけじゃないですよ(笑)。
─矢田選手は今年の3月3日に入籍をしましたが、奥さまはどんな方ですか?
笑顔が素敵で一緒にいて楽しい人です。いつも帰ってきた時に笑顔で迎えてくれるので、サッカーを頑張れる活力にもなりますね。
─恥ずかしいかも知れませんが馴れ初めをお願いできますか?
多分初めて話しますが(笑)、大学一年の時サッカー部で出会いました。そこから付き合い始めました。
─告白は矢田選手から?
そうですね。カフェでしました。
─プロポーズも矢田選手からしたんですか?
自宅でサプライズっぽくしました(笑)。
─どんなプロポーズですか?
寝室をバラの花びらと風船で飾り付けして「Will you marry me?」とやりました。......恥ずかしいですね(笑)。
─家事は分担してやっているんですか?
洗い物、ゴミ出し、晩ご飯の手伝いはやっています。
─もう緊張はほぐれましたか?
もう何でも答えられそうです(笑)。
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矢田選手のロマンチストぶりに会場の女性ファンからは「キャ〜」という黄色い歓声が。質問されたら何でも答えてしまう正直な矢田選手でしたが、さすがにプロポーズの方法を話した直後は、思わず赤面して顔を伏せてしまうのでした(笑)。さて、矢田選手の緊張がしっかりと解れてきたところで、続いて、サッカーの話題に移りました。
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─矢田選手の今年の目標である「全試合出場」の理由は何ですか?
チームに必要とされたい、チームの力になりたいと考えた結果、全試合に出場するのが一番良いと思いました。活躍すれば出場=必要ということですから。
─ここまで出場できた要因、源はありますか?
結婚したこともその一つだと思います。去年から少しずつ出場の機会を増やして貰い、プレーに自信がつき始めましたし、気持ち的にも良い方向に働いてきています。
─チーム内で目標にしている選手はいますか?
自分らしさを出すことを大事にしているので、そう言うことはしていません。
─ミーティングではどんな話をしているのでしょうか?
対戦するチームの試合を見てスカウティングをします。後は監督の話を聞いて練習で対策をしたりしますし、世間話はせず真剣な話ばかりですよ。
─西野監督は矢田選手にとってどんな方ですか?
今試合で使って頂いているので、言い方は変ですがとてもありがたいと思っています。ガンバ時代の頃をよく知っていますし、本当に名将と言える人だと思います。
─2ndステージで現在グランパスは2位で、優勝も狙える位置ですが?
1stステージは不甲斐ない結果だったので、気持ち的にも頑張りたいですね。とにかくこのままやり切りたいですね。
─次は8月12日パロマ瑞穂スタジアムでの横浜戦ですが意気込みをお願いします。
良い戦いが出来ている中で、浦和やガンバと言った強いチームを倒せて、良い流れが出来ていますし、逆転が出来ると言う自信もチーム全体に浸透してきています。このままの流れで勝ち続けていきたいですね。
─練習中に意識していることはありますか?
ボールを取られない、失わない事を意識しています。
─やはり残りの試合は全勝する気持ちですか?
そうですね。後は情けない試合はしたくないですね。負けても次絶対勝てる気持ち、そういうスピリットを持っていきたいです。
─ヤマザキナビスコカップの準々決勝も始まりますが?
ホーム、アウェイの2試合なので絶対に負けられないですね。優勝できるように強い気持ちを持ってやりたいです。
─サッカーを始めたきっかけはなんですか?
僕は三人兄弟の末っ子で、兄がサッカーを小さい頃にやっていて気づいたら始めていました。
─プロ初ゴールは覚えていますか?
よく覚えてます。嬉しすぎて頭が真っ白になりました。人生で一番嬉しかったですね。
─オフの日は何をされていますか?
買い物に行っていますね。まとまった休みの時はどこかに行きます。休みの時はサッカーの事は考えず休みを堪能します。
─オフに行ってみたい場所はありますか?
屋久島に行ってみたいですね。人生で一度は行ってみたい場所です。
─オフの時によく一緒に遊ぶ選手は居ますか?
佐藤選手ですね。家が近いのもありますが(笑)、いつも一緒に遊んでいます。
─どんな所に行くのでしょうか?
買い物や喫茶店によく行きます。家にも遊びに来ましたよ。
─外食にも行きますか?
よく行きます。特に焼き肉に行きます。
─好きな部位はありますか?
今はハラミですね(笑)。昔はカルビでしたが少し脂っこく感じるようになってきました。
─奥さまの手料理は何が好きですか?
スペアリブです(笑)。
─珍しいですね!家で作ってくれるんですか?
圧力鍋で作ってくれます。とっても美味しいですよ(笑)。
─矢田選手にとってサポーターはどんな存在ですか?
サッカーをする上でとても大切な存在です。辛い時も支えてくれる『同士』のような存在だと思っています。
(ここから会場のサポーターからの質問タイム)
─グランパスに入ったきっかけは何ですか?
...大人の事情もありますね(笑)。ただ昔から知っているチームですので、選べと言わたら迷わずグランパスに決めますよ!
─矢田選手は怪我をせず続けていますが、何か気を付けていることはありますか?
皆気を付けてケアはしています。僕はストレッチを毎日しっかりしています。後は疲れを残さないように寝ることです。
─背番号『20番』を選んだ理由は何ですか?
丸っこい番号が好きなので、ユニフォームを選ぶ際に20番が目に入ってそれにしました。
─名古屋は暑いですが、暑さ対策はどんなことをしているのですか?
特別なことはしていませんが、暑い時に外に出ないことと大きい脈がある所を冷やしたりしています。
─グランパスの中でどれぐらいサッカーが上手ですか?
難しいですね(笑)。そう言うことは自分でなく周りが決めてくれることだと思います。でも勿論自分が一番だと思ってプレーしていますよ!
─矢田選手が叶うならやりたいポジションはありますか?
トップ下が一番やりたいですね。ゴールに一番絡めるポジションなので。今はボランチをやっていますが聞かれたらトップ下をやりたいですね。
─もしもサッカー選手じゃなかったらどんな職業に就いていましたか?
小さい頃からサッカーをしていたので考えたことないですね(笑)。でも、あえて考えるなら親が銀行員をしていたので、もしかしたら銀行員になっていたかもしれませんね(笑)。
─自分の出場した試合の復習はしますか?
家に帰って客観的に試合を見て反省しています。
楽しかった時間も束の間、およそ1時間に渡って行われたトークショーは盛況のうちに幕を降ろしました。トークショーを終えて、「今日は暑い中お越し頂きありがとうございました。次は8月12日にパロ瑞穂で横浜戦がありますので、応援に来て頂けると励みになります。当日貰えるマッチデープログラムに新瑞橋イオンのクーポンもありますので試合後お買い物をして頂けるとありがたいです。これからも頑張ってプレーをし、2ndステージを良い結果で終わりたいと思いますので応援お願いします。今日はありがとうございました。」と最後に会場のファン・サポーターの皆さんに向けた挨拶に加えて、イオンモールのPRもしっかりと行ったところで、矢田選手は少し名残惜しそうにしながら、会場を後にしました。
トークショー後、記者の方々から「結構喋ったね!」とプロポーズの件について"イジられる"と「いやぁ〜...恥ずかしかったです(笑)。」と再び照れ笑い。ピッチでの献身的なプレーはもちろんのこと、彼のこういった素直で正直なキャラクターも多くのファン・サポーターを引きつける魅力の一つなのかもしれませんね。