9/26(土)明治安田生命J1リーグ 第19節 清水エスパルス戦「新しいスタジアム観戦体験」レポート

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9月26日(土)明治安田生命J1リーグ 第19節 au 5Gスペシャルマッチデー「清水エスパルス戦」におきまして、豊田スタジアムにご来場いただきましたファン・サポーターの皆さまに、「新しいスタジアム観戦体験」をご提供、5Gならではの新しいサッカー観戦を体感いただきました。

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2020年シーズン開始時より豊田スタジアムが5Gエリア化、2月のホーム開幕「湘南ベルマーレ戦」ではその5Gを生かしたサービスをご提供予定でしたが新型コロナウイルス観戦拡大の影響により延期、この清水エスパルス戦で満を持してのサービスインとなりました。

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①は試合前イベントの模様のリアルタイム表示。
②はリアルタイムライブチャット。サポーターたちがコミュニケーションをとりながら試合を観ることができる。
③は「マルチアングル」の視点セレクト。
④の自由視点映像は2つの機能を搭載。

  • 「Watch360」は、あらかじめ編集された自由視点映像を視聴するもの。
  • 「Touch360」は、自分で画面に触れながら視点を自由に操りながらリプレイ映像を観ることができるもの。


肉眼からの遅延を感じさせないリアルタイム中継

①と③のリアルタイム表示では、とにかく5Gの圧倒的なスピード感をお客様に体験いただきました。スマホの画面が、スタンドから肉眼で見る試合からまったく遅延していませんでした。持参した4G LTEスマホと5Gスマホを比べてみると、歴然。右が5Gスマホ、左が4G LTEスマホで、これは試合前のイベントの模様です。

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左・4G LTEで受信している映像、右・5Gで受信している映像。

右の5Gスマホに映るのが、まさにリアルタイムの映像。背後の大型ビジョンと同じYO!YO!YOSUKEさんの顔。一方、左の4G LTEスマホには待機画面。このまま見ていると、約7秒後に大型ビジョンと同じ映像に変わりました。また「多視点ライブ」も非常に快適。異なるスタンドに設置されたカメラを切り替えて、好みの場所からリアルタイム表示を楽しんでいただきました。

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左・ゴール裏からの映像、右・バックスタンドからの映像。スワイプで切り替えることができる。

メインスタンドに居ながら、バックスタンド側と、両方のゴール裏に設置されたカメラからの映像へと切り替えることができる「多視点ライブ」。この日、ダンナさまと来場し、初めて生でサッカーを観戦したという愛知県大府市の彩花さんは「試合の全体像を見わたしながら、5Gでアングルを切り替えることで選手の表情も見えて面白いです。さっきからずっと肉眼とスマホを交互に照らし合わせながら観てます(笑)」と、興奮気味に印象を語ってくれました。当日の実際の映像はこちら↓


グリグリ動く!細かなプレーの秘密がわかる自由視点リプレイ>

Watch360とTouch360は、スタンドに全16台設置された名古屋グランパス独自の自由視点映像用カメラがピッチ上の選手たちを撮影し、AIが選手の立体モデルを作成して、スタジアムの背景と合成。実際にカメラが捉えることのできない真下からや真上からのアングルを含め、360°どこからでも自由な視点でリプレイが見られる技術です。

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名古屋グランパス公式アプリに「Watch360」「Touch360」が表示

この日はグランパスの3つのゴールシーンが「Watch360」「Touch360」として登場しました。いずれも得点からおおよそ10分後には、アプリ上に公開されるというスピード感でした。

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地元・豊田市在住のサッカーファン、大竹さんが、この機能の面白さを話してくれました。

「家でサッカー番組を観れば、ゴールの詳細はわかるんですが、こうして現場ですぐ振り返って、しかも自分の好きな角度で観られるのが面白いです。1点目の阿部浩之選手のゴールも、『Touch360』でゴール裏から観ると、あんなにドライブかかってたんだってことがわかって、すごいな!とあらためて感じることができました。」


※グランパス三好FCの紅白戦での自由視点映像。

ファミリーの皆さまへお知らせしてから7ヶ月を経てようやくご提供できた「新しいスタジアム観戦体験」、2021シーズンはより楽しんでいただけるようアップデートしてまいりますので、ぜひ期待してお待ちください!

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