グランパスファンクラブ「小学生サッカー教室」の模様
9月13日(日)、「小学生サッカー教室」が実施され、事前抽選で選ばれた小学生のグランパスファンクラブ会員約120名が参加し、楢崎・竹内・小川・永井・本多・田口・高木・矢野・ダニルソン・牟田・矢田・大武・西村・川又・ハーフナーニッキ・田中・田鍋・望月・野村・森選手等や、トップチームのコーチとサッカーを楽しみました。
先週までの台風の影響もあって天候が心配されましたが、時折、秋の気配を感じさせる優しい風がトヨタスポーツセンターの第1グラウンドを抜け、心地良いコンディションに恵まれた中での開催となりました。
サッカー教室の開始を、緑豊かで柔らかな芝生の上で待ちわびている子どもたちの前に選手達が登場!プロ選手の迫力ある雰囲気に、目を輝かせながら、「来た来た〜。お〜お、すごい背大きい。」と賞賛の声と共に、驚きの言葉があふれていました。
サッカー教室開始に先立ち、實吉コーチの代表挨拶後、選手会長の西村選手より「今日は天気も良く良かったです。みなさん、しっかりとサッカーを覚えて帰って下さい。元気に楽しくやりましょう!」と挨拶、参加した小学生たちの"やる気"を盛り上げたところで、いよいよサッカー教室が始まりました。
学年ごとに3つのグループに分かれると、まずはレクリエーション形式のウォーミングアップをスタート。選手達もそれぞれのグループに参加し、笑顔を浮かべながら、楽しそうに小学生たちと共にこなしていました。
ゲーム形式のメニューでは、1・2年生のグループは同時にボールが2個入った中での対戦となり、選手が子どもたちに良いところを見せてやろうと、得意げにゴール前を空けてボールを持ち上がっている間に、違うボールを持って攻めてきたグループにあっさりゴールされてしまい、見学していた保護者の方の笑いを誘っていました。
3・4年生のグループでは、同じタッチライン上にゴールが設けられるため、攻守の展開が早く、攻めようとした瞬間にボールをカットされ、鋭いカウンター攻撃から派手なゴールを奪われていました。
5・6年生のグループは2チームに分かれてのミニゲームが行われ、それぞれのゴールを守る西村選手と野村選手がプロの意地を見せた鉄壁の守備を披露、子どもと言えども容赦なく、大人げのないセービングでボールを弾き返し、周りからブーイングを浴びていました。
ゲーム終了後、西村選手が「今日は楽しめましたか?僕らもとても楽しむことができました。また機会があったら一緒にサッカーしましょう。ありがとうございました。」とお礼の挨拶を述べてこの日のイベントを締めくくり、参加者全員と一緒に記念撮影を行ったところで終了となりました。
その後は選手達によるファンサービスが行われ、参加した小学生たちは色紙やサッカーボール以外に、前日の仙台戦の来場者プレゼントの"アカT"等を手にし、お気に入りの選手達にサインをもらいに行っていました。
選手達はこの日参加した子どもたちのために、リクエストに快く応えながら丁寧にサインを書き入れていました。
短いひと時でしたが、元気いっぱいの小学生とのリラックスしたイベントを楽しんだ選手達にとっては、体だけでなく、心も癒してくれたリカバリーとなったようでした。