「2025シーズン名古屋グランパス新体制発表会」レポート

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1月11日(土)、ウインクあいち(名古屋市中村区)にて「2025シーズン名古屋グランパス新体制発表会」を開催しました。

冒頭、クラブを代表し代表取締役社長の小西工己よりグランパスファミリーの皆さまへ日頃からの多大なるサポートに対する感謝と、新シーズンに挑む心構えをお伝えさせていただきました。

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小西工己代表取締役社長

みなさん、こんにちは。名古屋グランパスの小西でございます。本日はここ、ウインクあいちへお越しいただき誠にありがとうございます。

名古屋グランパス2025シーズンがいよいよスタートします。今シーズンもグランパスファミリーの皆さまと共に新シーズンの幕開けを飾ることが、この新体制発表会でできることを嬉しく思っています。

皆さまと共に創り上げた新たなエンブレムを身にまといタイトル獲得の目標に向かって歩みを始めました昨シーズン。昨シーズンも多くのグランパスファミリーの皆さまにスタジアムで共に闘っていただきました。おかげさまで、ホームゲームの年間総入場者数、リーグ戦の1試合あたりの平均入場者数はクラブ史上過去最多となりました。皆さま方のおかげです、ありがとうございます。良い風景でしたね、本当に皆さまに赤く染め上げていただいたスタジアムでした。この圧倒的なホームの雰囲気は、いつも我々を力強く後押ししてくれました。

そして昨シーズンのYBCルヴァンカップでは、その皆さまからの熱い後押しを背に激闘につぐ激闘を勝ち上がりグランパスファミリーの総力を結集しJリーグ60クラブの頂点へと登りつめることができました。グランパスファミリーの皆さまと喜びを分かち合った、あの国立競技場の景色は本当に素晴らしく、いまでも脳裏に焼き付いております。皆さまもそのような感情を持たれたかと思いますが、準々決勝で広島の東選手に点を決められリードされた時は、ストレスで胃に穴が空くのではないか。それでも、必ず追いつくという確信もありました。そしてPK戦になることが決まった瞬間、前日のトレーニングも見ていましたので「勝ったな」という思いが、これは結果的に勝ったから今言えるのではなく、本当にトレーニングの段階からサンフレッチェ広島に対し総力を上げて勝つというチームの大きなチカラがあったことを、私はその場にいて感じていました。

今シーズン、さらに飛躍しより大きな夢を実現させるためには、過去の自分たちを超えなければなりません。そのためには、頂を目指したゆまぬ努力を続け世界に挑み続ける。我々のファミリーステートメントである「Challenge for the Top」、そして「Never Give Up for the Win」のマインドで今年も闘います。

長谷川監督体制4年目となる今シーズン、皆さまと共に勝ち獲った5つ目の星を胸に。

さあ、新たなシーズンの幕開けです。

新たな夢に向かって名古屋グランパスのチャレンジは続きます。そして、そのチャレンジをするにふさわしい選手たちがまもなく、このステージに登場します。皆さまもご期待ください。そして次なるタイトル獲得を目指し、共に歩みましょう。

今シーズンも名古屋グランパスをよろしくお願いします。

と、ここで本当は私は降壇なのですが、最後に私から1つご報告をさせていただきます。このたび、私が代表取締役社長を退任し、後任として専務取締役の清水克洋が代表取締役社長に就任することを、内定させていただきました。これは4月に開催予定の株式会社名古屋グランパスエイト定時株主総会、および取締役会をもって正式に決定いたします。私が社長に就任した2017シーズンから8年あまり、ここにいらっしゃるグランパスファミリーの皆さま方には、いつどんな時でもクラブを支えていただき、心より御礼申し上げます。2017年12月3日のJ1復帰、アビスパ福岡戦のあの風景は忘れられません。そして2018年12月1日のパロマ瑞穂競技場での湘南ベルマーレ戦。この劇的な残留決定。これも忘れられません。もちろん2度のルヴァンカップ優勝、特に前回の雨の中の大激闘、死闘は私の8年の社長生活の中でも、とても思い出に残っています。本当に、皆さまとの思い出は数えきれません。私が社長に就任して以来、ただまだ成し遂げていないのがリーグタイトルの獲得です。今シーズンこそ、長谷川監督の下リーグ優勝を必ず勝ち獲り、グランパスファミリーの皆さまと大きな喜びをどこかで一緒に分かち合えることができればうれしく思います。

それでは、私の後任として社長就任が内定しております専務の清水よりご挨拶させていただきます。

清水克洋専務取締役

ただいまご紹介に預かりました清水克洋と申します。小西社長より説明がありました通り、4月に開催予定の定時株主総会、および取締役会をもちまして、名古屋グランパスの社長に就任させていただくこととなりました。

私自身、サッカーが大好きです。それから、名古屋グランパスが大好きです。今日ここにいらっしゃっている皆さま、また日々スタジアムで熱い声援をお送りいただいている皆さまも同じ想いを持っていると思っています。たくさんの皆さまの想いが連なる名古屋グランパスというクラブの社長を務めさせていただくことに大きな責任を感じていますし、身が引き締まる思いです。

小西社長の在任8年間は、小西社長のリーダーシップの下にさまざまな取り組みをさせていただきました。それも、クラブの30年を超える長い歴史の中で、これまでのクラブ関係者のスタッフ、またグランパスファミリーの皆さまと共に積み上げてきたものがあったからこそできた事だと思っています。

クラブの歴史に関わってくださる皆さまに感謝と尊敬の念を持ってこれからもさらに前へ進みたいと思っています。

未来に向け目指すところは変わりません。名古屋グランパスが世界で闘うクラブとなるために、常にタイトルを争うクラブであるために。そしてホームタウンの皆さまに「町いちばんのクラブ」と感じてもらうために。これを実現するために自分ができることは全て、全力を尽くし取り組みたいと思います。

昨シーズンはルヴァンカップ優勝という大きな喜びを皆さまと分かち合わせていただきました。今シーズンはさらに一歩前へと進み、より多くの勝利とリーグタイトル獲得を目指し、皆さまと共に闘っていければと思っています。今後とも、どうぞよろしくお願いします。本日はありがとうございました。

続いては山口素弘GMからチーム始動日に新たなシーズンに向け気持ちを高めるためにも選手たちに見せた映像を公開。さらに2025シーズンに向けたチーム方針、新体制の内容をMCのYO!YO!YOSUKE氏とのトーク形式で紹介させていただきました。続いて2025シーズンのチアグランパス、そして2025シーズンも引き続き「名古屋グランパスオフィシャルサポートソング」を担当いただくQaijffによるビデオメッセージが会場に流れました。

ユニフォーム、トレーニングウェアのパートナー紹介に続いて、新ユニフォームの発表。海の王者シャチが家族で狩りをするように、グランパスファミリーが一つになり共に頂点を目指していくことを表現した真新しいユニフォームを纏い森島選手、武田選手がステージに登場すると、一斉にカメラが向けられていました。

そして移籍加入選手がそれぞれ真新しいトレーニングウェア、ユニフォームでステージに上がり、グランパスファミリーの皆さまに自己紹介と新シーズンの抱負を語りました。

選手紹介後は長谷川健太監督がステージへと上がり、新シーズンに向けた意気込みも語りました。

約1時間半の発表会となりましたが、最後は新ユニフォームを纏った全選手が登壇し、長谷川監督も加わり新ユニフォームでフォトセッションを行いました。まずはグランパスファミリー、そしてメディア向けの順に撮影タイムを終えると、選手たちがステージを降り、グランパスファミリーの皆さまを背に会場全員での撮影も行い、最後にチームを代表し和泉竜司選手が挨拶を行いイベントは終了しました。

和泉竜司選手

明けましておめでとうございます。今日は新体制発表会へお越しいただきありがとうございます。今シーズン、頼もしい新加入選手を含めた新しいグランパスとして1年間を闘っていきます。昨シーズンは5個目の星を付けることができたので、今シーズンは6個目、7個目、8個目と増やしていけるよう昨シーズン以上にアグレッシブなサッカーを展開し皆さまに見せたいと思います。そのためにも、豊田スタジアムでの素晴らしい雰囲気や皆さまの熱いご声援が必要です。

今シーズン、昨年以上に熱いご声援をよろしくお願いします。今日は短い時間でしたが、ありがとうございました。

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