杉本 大地選手 母校の第一学院高等学校名古屋キャンパス訪問
10月31日、名古屋グランパスGK杉本大地選手が母校である第一学院高等学校を訪問し、自身のサッカー人生において、どのような自己選択をして夢を実現してきたかなどを生徒の皆さんにお話しました。
高校3年生の時に1年間、第一学院高等学校の通信制を就学した杉本選手。訪れた名古屋キャンパスの在校生および配信で全国の第一学院高等学校の生徒合わせて50名以上に参加いただきました。
緊張した面持ちで登場した杉本選手ですが、生徒からの温かい拍手に迎え入れられ自ずと笑顔がこぼれました。
杉本選手が用意したのは「サッカー人生パロメーター」。これまでのキャリアを振り返り、成功と挫折を繰り返してきたサッカー人生を語りました。
中学時代の成功体験や、そこで満足してしまい高校進学時にアカデミーに昇格できなかったり、キャリアの途中で度重なる怪我に悩まされた話を語りました。
Jリーグのデビュー戦で5失点したエピソードでは、これまでのキャリアで最も挫折し、サッカーが嫌いになるくらい落ち込んだが、そこで立ち直ることができたメンタリティーの重要性や挫折した際に乗り越えるコツについて語り、生徒の皆さんも食い入るように話を聞いていました。
次に生徒たちからの質問タイム。この時間が濃密で、杉本選手のこれまでのキャリアを聞いた生徒たちから次々に手が挙がり、たくさんの質問がありました。杉本選手は巧みな話術で生徒の皆さんを笑わせつつ、一つ一つの質問に丁寧に答えていました。特に、今の高校生が悩みを抱えそうなSNSなどの質問に対しても独自の視点や考え方でSNSに対する上手な接し方を語り、会場の生徒の皆さんも深く頷きながら聞いていました。
最後に杉本選手から第一学院高等学校の皆さんへサイン色紙とサイン入りユニフォームが贈呈され、記念撮影をして会は終了。
生徒たちが作る花道を通りながら会場をあとにした杉本選手は、「最初は不安だったけど生徒の皆さんが積極的に質問をぶつけてくれたのでとてもありがたかった。僕も1年間という短い期間だったけどスクーリング(第一学院高等学校の年に一度の学校行事)での思い出は今も鮮明に覚えているし、当時プロのサッカー選手になるという夢を支援いただいて本当に感謝している。」と母校に対する想いを語りました。
後輩たちからたくさんのエネルギーをもらった杉本選手の今後の活躍に期待しましょう!