「2023年名古屋グランパス パートナー 感謝の会」レポート

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12月6日(水)、名古屋市内のホテルにて「2023年名古屋グランパスパートナー 感謝の会」を開催しました。

名古屋グランパスの出資会社、パートナー企業の方々、約350名の皆さまに出席いただき、チアグランパスのパフォーマンスで幕を開けました。

はじめにクラブを代表し代表取締役社長の小西工己、チームを代表し長谷川健太監督がシーズンを終えた報告と日頃のご支援に対し感謝を込めた挨拶を行いました。

代表取締役社長 小西工己

本日は大変お忙しい中「2023年名古屋グランパス パートナー 感謝の会」へ足をお運びいただき誠にありがとうございます、まずは御礼申し上げます。今シーズンも皆さま方のご支援のおかげで一年間、なんとか闘い抜くことができました、あらためまして御礼申し上げます。

クラブ、31年目の今シーズンでした。新しい歴史を紡ぐべく、パートナー企業の皆さまと共に様々な事業を展開して参りました。まずは今シーズンの事業についてご報告させていただきます。

今シーズンのリーグ戦の成績はこのようになっています。ホームで行われたリーグ戦は無敗で終えることができました。最終順位は昨シーズンから2つ上げることができ、6位となりました。コロナ禍による長い閉塞感からの脱却を目指した今シーズンでした。コロナ禍前の2019年は520,967人、これを上回る521,077人、110人増やすことができました。ありがとうございます。やはり我々の経営理念として最も大切にしているは、皆さま方と一緒に築き上げる、このお客様の数だと思っています。チケット収入のみならず飲食、そしてグッズ販売もこれに比例し増えます。そしてDAZNでの視聴者も増えます。やはりお客さまの数にはこだわり、必ず前の年を超えるということを意識して来年以降も取り組んでいきたいと思います。

ではここで、今年で4度目となりました「鯱の大祭典」についてご報告させていただきます。毎年6月から9月にかけまして、愛知、名古屋を発として盛り上げる夏をテーマに実施させていただいております。今年は昨年の86,000人を大きく上回る129,000人のお客様にお越しいただき、試合結果も選手たちがホームタウンの盛り上がりに応え2勝1分と好成績でこの3試合を闘い抜くことができました。毎年、この夏の鯱の大祭典期間は強いですね。今年も過去に違うことなくしっかりと2勝1分、勝点7を獲得することができました。

鯱の大祭典となる開幕戦、8月5日のアルビレックス新潟戦は28年ぶりとなる国立競技場でのホームゲームを開催しました。松平健さんも来てくれました。マツケンさんが踊るという企画が最初に出た時に、面白いなと思いましたが、馬も登場させると聞いた時はびっくりしました。それでも、初めてな事をやりたいというのが私の性格ですし、馬が国立競技場内に入ることは初めてということで、松平健さんが大活躍をしてくれました。松平さんは中学生の時はサッカー部でゴールキーパーをしていたそうです。お会いしますと目の位置が私の4cmほど上でしたので、170cm代後半くらい、大きな方でした。

このように様々なゲストを迎えクラブ史上最多となる57,058人の来場者に楽しんでいただきました。またこの数字は、新設後の国立競技場におけるJ1リーグ最多の入場者数となっています。改めまして鯱の大祭典、そして国立競技場開催のホームゲームに皆さまの多大なる力をお貸しいただき本当にありがとうございました。

最後に、2024年シーズンから使用します新エンブレムについてご報告させていただきます。昨シーズン、クラブ30周年を迎え、クラブの未来を作る大切な第一歩として、クラブの象徴とも言えるエンブレムを新しく作り上げる決断をしました。次の30年に向けグランパスファミリーの皆さまと共にクラブの未来を創る、この気持ちを込めファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、そして自治体、ホームタウンの皆さま、グランパスに関わる様々な方々にご参加いただき、クラブの象徴となる新しいエンブレムを共に創ってまいりました。ここにいる選手からもいろいろな意見を聞き侃々諤々、楽しくエンブレムの創造に取り組みました。来シーズンから使用する新たなエンブレムのデザインに関しましては、申し訳ありませんが本日ではなく、12月10日に発表いたします。中部電力MIRAI TOWER下の広場へ多くの方に来ていただき、そこで新エンブレムを発表したいと思いますので、ぜひお楽しみにしてください。

今シーズンは521,077人という多くのお客さまにご来場いただくことができましたが、来シーズンもさらに楽しんで頂けるようクラブ一丸となって取り組んでいきたいと思います。今日は選手、監督が来ていますのでぜひ、皆さまと楽しい宴としていただければと思います。クラブから皆さまに対するほんの少しのお返しとなりますが、今日は短い時間ではございますが、お楽しみいただければと思います。

今日はよろしくお願いします。

長谷川健太監督

みなさんこんばんは。一年間のサポートに心より感謝申し上げいます。

みなさんの期待に応えられたのか応えられなかったのか、夏までの成績を考えると応えられなかったと言わざるを得ないと思っています。ただ、先ほど小西社長からの話でもありましたが、リーグ戦では2つ順位を上げカップ戦、ルヴァンカップと天皇杯でも若干ですが成績を上げましたが、先ほども言いましたが夏までの成績を考えると、到底満足のいく成績ではなかったと思っています。昨年のこの会で「三冠を獲ります」という話をしましたし、今シーズンも途中までは選手たちにそういう話を全くしていませんでしたが、夏の段階で選手たちの前で、三冠を狙うぞという話をしてから風向きが変わりました。ですので、阪神タイガースの例ではないのですが、「三冠」とか「優勝」という言葉を直接使わない方がいいのかなと思いまして、当然来シーズンも三冠を狙うのですが、何と表現すれば良いのかいろいろと考えています。ただ、考えてもそれほど知識がないので「サン」だから太陽だとか、英語で言えばトリプルクラウン、トレブルという言い方もあります。ただ、やはりトヨタ自動車さんに関連して「クラウン」かなと感じています。今シーズンからランクル賞がクラウン賞へ変わり、藤井選手が受賞しました。「クラウン」に引っ掛けて来シーズンは選手に表現した方が良いのかな、1クラウン・2クラウン・3クラウンという風に、なんとなく自分たちでわかる隠語のような表現を作り来シーズンも三冠を目指したいと思っています。

今シーズン、途中から苦しみましたが、その中でも選手たちが足掻きながらも頑張ってくれました。この前の試合後にも話しましたが、成績には表れていませんが、手応えのある終盤だったと思います。なので、その収穫を来シーズンの頭からチームに還元しぜひ来シーズンこそ皆さまのご支援に応えられるようなシーズンにしたいと思っています。

来シーズンも頑張りますし、まず今シーズンのご支援ありがとうございました。こころより感謝申し上げます。

続いて、パートナーを代表し、東海東京証券株式会社 常務執行役員 坪井重治様に乾杯のご挨拶を頂戴いたしました。

乾杯後は今シーズンも多大なご支援を頂いているパートナーの皆さまとの記念撮影や歓談、会の途中には5選手がステージへと登壇しプレゼント抽選会も行い、パートナー企業さまの賞品や選手直筆サイン入りユニフォームなどが贈られました。

約1時間半の懇親会、エンディングではチームを代表しキャプテンの稲垣祥選手が挨拶、最後は選手とチアグランパスが花道を作り出席いただいた皆さまを見送り、この日の会を終了しました。

稲垣選手

本日はパートナー感謝の会にお集まりいただきありがとうございました。そして今年一年、たくさんのご支援ありがとうございました。こういう場での言葉ではなく、来シーズンは結果を残し皆さまに報告できればと思いますので、来シーズンも引き続きご支援をよろしくお願いします。

ありがとうございました。